中国というと、日本以上にモバイル決済が浸透しています。
日本は2023年時点でおよそ39%ですが、中国は83%!
一般のお店だけでなく、屋台でも使えるほどで、逆に現金決済ができないところも多くなっているようです。
1月に行った際、私も現金両替は行いませんでした。
中国で使えるモバイル決済といえば、「アリペイ」「ウィーチャットペイ」が二大巨頭となっています。
今回はそのうち「ウィーチャットペイ」を使った様子をご紹介します。
1.日本のモバイル決済との違いは?
日本でも「PayPay」などのモバイル決済を日常的に使っている方は多いのでは。
中国のアリペイやウィーチャットペイも基本的には同じで、バーコードを読み込む、あるいは読み込ませることで決済する方法です。
ただ、旅行者用のウィーチャットペイは現地の人と使い勝手が少々異なります。
現地の人の場合は、銀行口座から直接引き落としとなって決済されます。
が、旅行者用の場合はウィーチャットペイ経由のクレジットカード決済となります。
なので「PayPay」とは異なり、チャージ不要で、ほぼウィーチャット経由のクレジットカード決済のようなものと考えていただければいいかと。
なお、決済手数料は200元以内であれば無料、200元以上の場合は3%の決済手数料がかかるのでご注意ください(別途クレジットカードの手数料がかかるので要注意)。
また、ウィーチャットペイにはチャット機能の「ウィーチャット」がついています。
上海ディズニーランドおよびディズニータウン公式チャットがあるので、事前に登録しておくと季節イベントなどの情報が得られるので登録しておくのがオススメです。
また、今回ホテルの送迎バスを使うのに非常に役立ちました。
(その時の様子はこちら)
2.ウィーチャットペイを登録しよう
私が登録した時点(コロナ前)では、クレジットカードで本人確認ができたのですが、現在はパスポート登録が必須となっています。
登録については詳しく説明してくれているサイトさんがあるので、そちらをご確認ください。
3.実際に決済してみた
(1)少額決済
以下で少額決済を利用しました。
- 上海交通カードへのチャージ(30元)
- マック(25元)
- ローソン(25元)
上海交通カードは以前持っていたものを活用。
チャージ機にカードを読み込ませ、金額を指定したのちウィーチャットのQRコードをかざして決済完了です。
私が乗車した上海メトロ市域空港線は最新路線ということもあり、チャージ機も最新のものでした(英語対応)。
マックは最近日本でもたまにお目にかかる機械で注文するもので。
注文したいものを選択し、決済のときにQRコードをかざして完了でした(こちらも英語対応)。
ローソンのみ有人レジにて利用しました。
といってもこちらも会計時にQRコードをかざして完了。
サクッと会計できて便利…!
(2)200元以上の決済
一度、パーク内のショップで計250元くらいの買い物をした際に利用しました。
レジでQRコードをかざすと、すぐに決済できず、クレジットカード会社の本人確認が。
パスコードを入力したものの、レジでは決済エラーになってしまいました。
もう1度試したものの、やはりNG。
仕方なく普通にクレジットカード決済しました…。
私のクレジットカードはその前からモバイルオーダーなどではじかれてしまっており、その一環でNGだった…と信じたいです。
リアルではちゃんと決済できるのにな…。
(ちなみにその後行った香港ではオンライン決済ができたので、上海が原因だったと思いたい)
一応前回上海行ったときの現金が数元あったので持っていきましたが、結局使わず帰ってきました。
それほどウィーチャットペイが使えれば出かけられる幅が広がるということです。
なお、同じ決済システムでウィーチャットペイと並び中国では使用される「アリペイ」。
こちらだと上海メトロにQRコードで乗れたり中国版Uberの「didi」も利用できるようなので、登録できたらこちらを使う方が便利かと。
(私はなぜか登録できない問題が発生したので今回は使わず…)