【香港レポ】ドキドキ!海外で「AirBnB」を使ってみた

メルカリをはじめ、カーシェアやシェアサイクルなど日本でも「シェア」の習慣はかなり広まってきているもの。
多くの方が何か一つは利用したことがあるのでは。
海外でもその傾向が高いですが、日本ではまだ浸透していないものの「Uber」などは海外では一般的です。
そしてもう一つ海外ではメジャーとなっているのが「民泊」。
ホームステイとは異なり、自宅の空き部屋を貸し出したり、旅行などで不在の間泊まってもらったりとするものです。
このサービスで代表的なのが「AirBnB」。
今回はこれを香港で利用してきました。
どんな感じだったかご紹介します。
1.そもそもAirBnBとは?
上でご紹介した通り、いわゆる民泊サービスなのがこちら。
代表的な企業としてはAirBnBがあります。
日本でもサービスを展開していますが、日本の法律上提供側に宿泊業登録が必要など、少々ハードルが高くなっています。
部屋の貸出方法にはいくつかあります。
- 丸々おうち自体を貸し出し
- 自宅のお部屋の一部を貸し出し
- ドミトリーなどベッドの予約
おうち自体を貸し出しは、ワンルームマンションにはじまり、豪華なお庭がついた一戸建てなど様々。
大半のところはキッチンがついているため、長期滞在にはちょうどいいのでは。
自宅のお部屋の一部を貸し出しは、家主が住んでいて、空き部屋を貸してくれるというもの。
他の家族の方もいるので、コミュニケーション能力が大切そうです。
また、ドミトリーなどベッド予約ができるところも。
ここは他の宿泊サイトと変わらないかと。
価格はピンキリですが、マンション一室丸々貸し出しなどはホテルの部屋よりは広くなるので、価格が上がってもその分ゆったり使えるところが多いのではないかと思います。

2.香港では…
観光地エリアを中心に、香港全土に借りられるお部屋があります。
場所柄中心部などはドミトリーやワンルームなど、かなり狭めの部屋が多い印象。
郊外に行くとマンション一室丸々貸し出しなどの物件が出てきます。
(ホテルの点在と近しい感じかもしれません)
3.実際に利用してきた
今回、私は九龍半島中心部、ジョーダンにあるドミトリーに宿泊しました。
こちらのドミトリーは他の宿泊予約サイトでは出てこない、女性専用のドミトリーです。
場所はMTRツェンマ線オースティン駅から徒歩5分ほど。
トンチョン線のカオルーン駅も徒歩10分ほどと近く、(トンチョン線ならば)パークまで乗換え1回になることもあり、ここを選択しました。
価格は3泊で18000円ほど。
宿泊したのが春節シーズンで他のホテルが高めの価格設定だったので、ここがそれなりに割安だったのも要因です。

女性が最大12名宿泊できるというこちら。
ベッドはカプセルホテル的になっていて、カギをかけることができるため、防犯もしっかりしています。
また明かりを気にせず眠れるのも良いところです。


キッチンとリビングがあり、ドリンクなども含めて宿泊者は自由に利用できるところも嬉しいポイント。
ゴミ箱が小さくすぐにゴミがいっぱいになるのはどうにかしてほしいところですが、それ以外は問題なかったかな。

お風呂とトイレはセットになっており、4つあります。
浴び方が分からないとこれ難しいんですよね…私は経験があるものの、これには毎度悩まされます。
特に今回は脱衣所がないタイプだったので、そこも悩ましいポイントでした。
でも被っていて使えないということは一度もなく。

部屋の鍵がQRコード式で私のスマホだとなかなか読み込んでくれなかったのがもう一つの悩ましいポイントでした。
それ以外は問題なく使えたかと。

4.注意点
(1)部屋の場所の詳細は前日来る
予約時点は「このあたり」という範囲しか分かりません。
そしてキャンセルなどの可能性もあるため、実際に詳細がやってくるのは前日。
場所や部屋の鍵の開け方などはこのタイミングでないと分からないという…。
(2)家主が住んでいる場合、家主との調整が必須
住んでいる家の一角を借りる場合、いつチェックインするのかなどの調整が必要となってきます。
チェックイン時間が決まっている場合もあるので、それを確認の上で予約することが必要です。
日本ではこれまでAirBnBを利用したことがあったのですが、今回初めて海外で利用してみました。
基本的な利用方法は日本と変わらないのでそこは安心できたものの、今回は海外でどうなるかなとドキドキしながらの利用でした。
相手とのやり取りは翻訳アプリがあるので、そこはそこまで心配がいらないかと。
後は初めての場所で自分がどこまで楽しめるかが試されるところかと思います。
ホテルが高い時期や、家族で広めの部屋の宿泊したいときには良いかと!
