【パリレポ】自動改札の効きが悪い!?パリ鉄道・バスが色々リニューアル
ディズニーランド・パリ内オンリーで過ごすならば、移動で問題になるのは空港からの手段くらい。
こちらはマジカルシャトルという直通バスサービス、もしくはUberを使えば大体解決するものです。
(複数人いればUberの方が安くつくかな)
これが公共交通を使う場所のホテルに泊まるとなるとひと問題となります。
鉄道やバスはどう乗ったらいいのか?ということです。
実はパリの鉄道やバスは2025年より大きく変わり、現金では乗れない…ことも。
今回はそんなパリの鉄道の現在をご紹介します。
1.こんな人におすすめ
・宿泊がパリ中心部
・パリパーク近くのRER A線沿線に宿泊し、ホテルからの送迎バスがない
2.2025年からのパリ鉄道変更点
パリの鉄道やバスに乗る際、2025年より大きな変更がありました。
それが以下。
・鉄道は距離制から均一料金に(2.5ユーロ)
・原則ICカード(もしくはスマホアプリ)での乗車に(紙きっぷは今後廃止予定)
・10枚つづりの割引きっぷ廃止
・電車で空港へ向かう場合は通常のきっぷでは乗れず、専用きっぷの購入が必要
・バスは現金での乗車不可(2ユーロなのは変更なし)
この中で一番大きいのは鉄道の均一料金とICカードでの乗車かと。
パリ市内中心部のみの乗車の場合は大幅値上げになるようですが、パリパークのある郊外については大幅値上げというわけではなさそうです(むしろ近距離でも値下げに)。
そしてICカードもしくはスマホアプリの利用が必須となります。
次はそちらについてご紹介します。

3.きっぷを買おう
(1)スマホアプリ
きっぷの購入には「IDF Mobilites」(もしくは「Bonjour RATP」)と「MY Navigo Tickets」というアプリが必要となります。
(それ以前の問題としてモバイルSuicaなどが使えるNFC対応スマホである必要)
まずは2つをスマホにダウンロード(併せて利用登録を)。
続いて「IDF Mobilites」(もしくは「Bonjour RATP」)を開き、右下の「Purchase」をタップ。
そうするときっぷ購入画面となります。
あとは何のきっぷが何枚必要か選んで購入。
決済はクレジットカードのみとなります。
注意点としては、日本のように金額を入金するタイプではないことにご注意ください。
私は何枚必要か数えて2回に分けて鉄道のきっぷを購入しました。

(2)ICカード
ICカードは駅の自販機で購入可能です(バスも同様に駅の自販機で購入可能)。
案内に従って購入すればOK。
私はシャルル・ド・ゴール空港のB線駅の自販機でICカードとバスのきっぷ(2回分)を購入しました。
なお、ICカードは初回購入に2ユーロかかります。
(ICカードといってもSuicaのようなしっかりしたものではなく、小病院の診察券的な紙のものです)
なお、スマホアプリの中には鉄道のきっぷとバスのきっぷ同時保有ができるのですが、私は使い勝手を試したかったのであえて分けました。
また、従来証明写真を貼り付けた専用ICカードでのみ購入可能だった週間パスもアプリで買えるそうなのですが、EU内で利用可能な電話番号がないと購入できないそうなのでご注意ください。

4.では使ってみよう
鉄道もバスも使い方は一緒。
入場時に紫(もしくは青)の部分にタッチ。
鉄道の場合は出る時にもタッチ(パリのメトロの場合は出る時のタッチは不要)。
…なのですが。
スマホアプリは反応が悪い。
私のスマホケースがブックタイプで少し厚手というのもあるかもしれませんが、1回で通れたときはほとんどないほどでした。
しかもうち1回はうまく通過できず、料金を無駄にしてしまいました…ムムム。
対してICカードに入れたバスは何の問題もなくタッチできました。
改札でストレスなく通過したい場合はICカード買って利用した方がいいかもしれませんね。

事前にスマホアプリの効きが悪いことはいくつかの記事で読んでいたのですが、想像以上に効きが悪い…!
新そうな自動改札でも同じように効きが悪いのには困りました。
スマホ上で残り枚数が分からないのは不便ですが、ICカードの方がストレスは少なくて済みそうです。







