1ヶ月ほどよさこいを見に行かぬ日々を過ごしています。
それは予定が入っていたり、怪我をしたりということが要因なのですが…来週からは復活しますよ。
さて、今日私は広島県福山市にいました。
何をするために行っていたのかというと、「鞆の浦ミュージアム」で行われていたこの展示!
濃いでしょう…なんじゃこりゃという感じですよね。
撮影OKということだったので、中をパチリぱちりと進んでいきました。
まぁ、古民家に似合わぬ特攻服とか、派手な成人式衣装、過剰もここまでくると…と絶句してしまうような改造バイクやデコトラ。
その中になぜかある自宅に天守閣作っちゃった人の金の茶室(金色折り紙製)や盛り髪、デコ電など。
そしてよさこい界からは北海道の「夢想漣えさし」さんの衣装に鳴子、チームTシャツが展示されてました。
…なんだね、この組み合わせは。
もう、おかしすぎる。
ただ、えさしさんの展示の隣では過去の演舞が流されていたのですが、結構足を止めて演舞を見ている方がいらっしゃいましたね。
ま、よかった良かった(よさこい関係者的に)。
私は小心者なので、いわゆる「ヤンキー」的な人に普段近づけと言われても無理だと思います。
なのに、これを見たいと思った。
しかも、よさこいの展示はほんの少々。
でも、今回福山まで来て、これを見たかった理由は何か?
たぶん、自分は「今を生きる」ということに意識せず懸命な人が好きなんだと。
取り繕ってカッコ良く生きるよりも、有り余るパワーで生きる人たちが輝いて見えるのだろうな。
よさこいも、一生懸命に努力して、楽しんでいる人たちがたくさんいるもんね。
それは自分の住む地域を汗かき良い方向へ進めて行こうとする人たちを応援したい、そんなところにも結びついているんだろうなと思いました。
裏を返せば、それだけ自分が懸命に生きられていないということか。
あぁ、痛い…!!
そんなことを思ったひと時でした。
個人的には普段目にしない特攻服やヤクザの人たちが着ているスーツの通販広告を見ておかしくなってしまいました。
特攻服は案外高く、ヤクザスーツは案外安い…!!
同じぐらいの価格なんだ…。
ちなみにこの展示は来週まで。
次回展示は「花咲くじいさん」(おじいさんになっても作品を発表し続けている人の展示)とのこと。
過去には「死刑囚の表現」という展示も行なっていたとのこと。
…この美術館の周縁社会の取り上げ方がすごすぎ!!