神奈川よさこい、どんな感じになるのかは気に掛かっていました。
そりゃそうですね、これまでのよさこいで会場が市域を超えることはほとんど聞いたことがなかったので。
それも隣市レベルではなく、いくつもの市町村が間にあるわけです。
その直線上5エリアに会場があるという。
一番離れているところで50kmあるというほど。
とはいえ、お知り合いの方が何人か実行委員会されているので、そこは信頼したいと思い、向かうことにしました。
まずは一番私の自宅から行きやすい海老名へ。
海老名の会場は海老名よさこいでもおなじみの七重の塔の前です。
七重の塔といっても昔からあるものではなく(昔あったものを再建)、しかもショッピングモール内にあるという(自由に入れるエリアにあります)。
私が着いたのは開始10分前でしたが、すでによさこいカメラマンさんたちが集結していました。
観客のみなさんはショッピングモール開店前だったのであまりおらず。
それでもスタートして音が流れ始めてからは近くの椅子に腰掛けて見ている人や2階から覗いている人もちらほらいましたよ。
1時間強見たのち、駅に戻って久しぶりに小田急線に乗車。
新宿方面にある相模原市の相模大野へと向かいました。
その距離、海老名からおよそ10km。
そんなにあるのか…小田急線沿線住民でないので、距離感が掴めないのよ。
そもそも論、相模原市でよさこいを開催しているのはJR横浜線の古淵。
相模大野では開催したことがないんですよ。
なので、今回実行委員会の方が地元商店街と交渉して開催することになったそうです(以上タウン誌の記事より)。
相模大野の会場は2か所。
1か所は駅へと続くデッキ上。
人通りも非常に多く、目立つ場所にありました。
そのため、何だろうと足を止めて見る人の多いこと。
交通整理をするスタッフさんが大変そうでした…。
もう1か所はそのデッキの側にあるエスカレーターを降りた先の商店街。
デッキからも見えるほどの近さです。
ここはパレード形式で披露されていたのですが…場所柄ギリギリを横切ったり撮影する一般の方が…!
見ているこちらがヒヤヒヤしてしまいました。
せめて地面に黄色いテープでも貼った方が良かったのではないだろうか(ここに書いておけば誰か関係者が読んでくれそうな気がするので書いておこう)。
でも総じて見てくれる方が多くて一安心。
あと思ったのは「よさこいやってますよ」的なポスターなどは貼ってあったほうが良いのでは(何だろう?と言っている人も多かったので)。
1時間半ほど相模大野にいた私、いよいよ本日の会場で一番西にある秦野に向かいました。
秦野までは快速急行で30分、その距離約30km。
同一のお祭りの移動距離とは思えない…!
無事秦野に到着。
ただ問題が一つありました。
「6号線会場ってどこ!?」
実は今回、神奈川よさこいのウェブサイトなどに会場案内図がないんですよ。
私は分からなければ検索してどこか探しますが、それをしても引っかかってこなかったのです(なので実行委員会のみなさん、来年からは会場案内図載せて…)。
基本的にどの会場も駅近と聞いていたので何とかなると思い、一緒に電車を降りた踊り子さんの後をついていくことに。
そうすると、川沿いの道路を通行止めにしてマルシェ?をやっている様子。
ここを歩いてマルシェが終わったところからがよさこいの会場でした。
分かんないよ、これは…!
でも地元のみなさんは結構集まってらっしゃる様子。
(スマホケースに「11/22 よさこい」というメモを差しているマダムがいて笑ってしまった、忘れないようにね)
そして秦野のもう一つの会場である本町小学校にも行きました。
(秦野は出雲大社相模分祠も会場なものの、朝イチのみ)
6号線会場からは信号を渡って向かいにある会場です。
この小学校ではちょうど別イベントを併催していたようで、校庭ではイベントで遊ぶ子どもたちやフードトラックなどがいくつか出ていました。
よさこい会場は最奥。
バックは体育倉庫という何ともはやな感じでしたが(子どもたちが何度も備品を返しに来ていた)、それも小学校で開催している味なのでしょう。
地面が乾いていて土ぼこりが舞って大変でしたが(水撒いたほうが良かったのでは)、小学校に来ていた方もちらほら見ていたのかな。
参加チームは83。
4割くらいが神奈川のチームで、ほぼ南関東および静岡のチームさんだったのではないだろうか。
近隣のチームさんが時期的に今年最後の演舞にということで選んでおられる気がします。
ただ、千葉のチームはゼロという…流石に銚子と被るとこうなるか。
この日は16時で全体のスケジュールは終了。
6号線会場では総踊りも行われていましたが、日没前には終了のスケジュールだったのかなと思います。
(司会をされていたムナ先生、平塚スターライトの情報ありがとうございます!)
流石に終了する頃には日が暮れ始めて寒くなってきましたが、終始暖かく見れましたよ。
今回初回となる神奈川よさこい。
いくら各地の実行委員会のみなさんが集まって運営されているとはいえ、その開催までは大変だったかと思います。
ただせっかく各地で開催しているのに、それをつなぐ「何か」が見ている側にもあるといいのかなと思いました。
踊り子さんや実行委員会の方はあるのでしょうが、見ている側は「たまたまやっていたよさこい」になってしまっていたので。
そこは来年以降どうにかなるのかな。
とはいえ、日曜日もあるので、まずは盛会になりますように!

