【よさこい】移動しながら見えるもの(高知よさこい祭り2日目報告)
高知で迎えた朝。
私は…朝から仕事していました(爆)。
でも良かった、横浜に戻る前に重要案件1つ完了っと。
スッキリ気分で10時ごろ街に繰り出しました。
まだ演舞開始前なので、まずは行ったことがなかった「よさこい情報交流館」に行ってきました。
こちらはよさこいの歴史や特徴、各チームの衣装や鳴子が展示されている施設です。
私が最後に高知に来た2011年にはまだなかったのよね…(こちらは2013年開館)。
研究でお世話になった「よさこい祭り〇〇年史」なども展示されている…60年史を見られなかったのが改めて悔やまれるなぁ(図書館休館中で見られず)。
演舞開始前ということもあり、結構多くの方が見学に来てらっしゃいました。
その後はブランチをし、「どこいこサービス」をちらちらチェック。
昨日は遠方の会場にチームがなかなか来ず、ずいぶん待たされたので、スタート時点でゼロの会場は後回しにしようと思っていたのです。
開始30分前を切ってから徐々にチームが集まりだしたので、よし、ここにしようと決めて出発。
今日は路面電車の1日乗車券を買いました。
というわけで、路面電車に揺られてやってきたのは上町。
中心部から少し西に行ったところです。
こちらは、
・踊り子:広めの歩道
・地方車:車道
で演舞をするという、ちょっと変則的な会場です。
歩道が広いといっても、踊り子が並ぶとちょっと狭い…!
観客は建物側に張り付いて見る感じです。
私も町の電気屋さんの軒下をお借りして見ることに。
(幸い、見ている最中に通り雨があり、濡れずに見れてラッキーでした)
ここでも昨日と同じく、うちわでパタパタする観客のみなさん。
1時間ほどいたのち、私はさらに西へ。
高知の会場では最も西の旭に来ました。
旭はイオンの駐車場の一部を使い、楕円形になって盆踊り状態で踊る会場です。
これならば沿道のように踊り子さんが行ってしまってしばらく来ない…ということもないのだろうか。
しかも1チーム2回流すので、じっくり見れるという意味で良いのかも。
お買い物に来た方だけでなく、普通に見に来た方も多い印象です。
しかもご親切に観客席の多くにテントを…日も出てきたので暑さを遮れますね。
ただ、私が来たときは数チーム待っていたので良かったものの、それ以降はあまりチームがこなかった様子。
遠方は避けがちなのかな…コロナの影響で路面電車に乗りたくないとかあるのだろうか。
現に夕方以降に「どこいこサービス」を見ると、市街地から離れた上町や旭、万々、秦あたりは0の時間帯もちょくちょく見受けられました。
会場により空き時間ができてしまう件は本日の高知新聞にも掲載されていたようで…この辺は来年以降の課題なのかもしれませんね。
旭を出てからは、中心部の会場周辺をウロウロ。
高知城、帯屋町、中央公園辺りにいました。
が、この3つの会場も演舞がまばら…こんなにまばらだと見る側も困ってしまいますね。
私はモチロンウロウロしていましたとも。
そして会場をウロウロしていると知り合いにも遭遇。
特に昨日夜行バスの休憩地点でバッタリ会った裏方2号さん…やはり1号さんは来れなくなったそうで…昨日別れた後「そのスケジュールで本当に来るのかな?」と思ったくらいでした。
そして「万屋千家」メンバーにもまたしても遭遇。
そんなに会うつもりはないんですが…なぜだろうか。
実は、中心部をウロウロしていたのには訳があります。
というのも、今回全会場をめぐるにあたり、最後の会場がこの近くにあったからです。
それは「柳町」。
帯屋町と並行する会場で、飲み屋街の細い路地を進む会場です。
しかし、この会場で踊れるのは地元チームのみ、しかもどこいこサービス対象外の会場なので、いつどのチームが来るかは不明。
なので、柳町と帯屋町の間をウロウロしながら待ちました。
あまりに来ないので、実は幻の会場なのかと思ったぐらい…!
30分ぐらい待ってやっと1チーム来たときにはホッとしました…。
急に始まるのに、どこからともなく観客のみなさんが集まること!
チーム関係者以外でも帯屋町から流れてくる人もいるようです。
1時間待って見れたのは2チームでしたが、ライトアップが特に映える印象でした。
ここで私はタイムリミット。
宿泊先で預かってもらっていた荷物を受け取り、着替えて高知駅へ。
若干高知駅前の演舞を見たのち、東京行き夜行バスに乗って帰路についています。
11年ぶりと本当に久しぶりの高知でしたが、これまで行ったことがない会場にも行けてとても満足!
うちわをパタパタ踊り子さんに向けて扇ぐ文化も変わらずでしたね。
流石に今年はチーム数半減なこともあり、例年と比較しても見れたチームさんは少ないのでしょうが、こんな年もまた良し。
お知り合いのみなさんにも案外会えて、楽しい時間を過ごせましたよ!