あー、すっきり。
かねがね思っていたのですが、土曜日の暗黒祭りでその思いを強くしたことがが一つあります。
それは、
「私、よさこいの踊りが好きなわけじゃないんだ」
ってことです。
語弊があるといけないので付け加えると、私は一生懸命演舞されているみなさんが好きで、いつもお声掛けくださる各チームのみなさんには一生懸命声援を送らさせていただいています(本当に、本当にありがとうございます!)。
でも、巷で言う「高知系」とか「ソーラン系」とか、私にとっては本当にどうでもよくて、むしろその議論の輪に巻き込まないでくれ、と思っている次第です(高知が好きかとか、札幌が好きかとかという議論は嫌いです)。
もちろん、発祥の高知も、伝播した札幌も、そしてそこから広まった全国も、その地域にあるよさこいを大切にしていってほしいと思ってます。
それより私が好きなのは、よさこいを通じて広まっていく人と人とのつながりだと思うのです。
それは世代間だったり、地域を超えてだったり、主婦だったり経営者だったり学生だったり、いろんなタイプの人と仲良くなれるのがよさこいの魅力なんだなぁ、と改めて思うのです。
そもそも、私がよさこいに興味を持った理由は、フィールドワークで行った佐世保で「佐世保ではよさこいで今までなかった世代間や地域間の交流が盛んになっている」というのを聞いたことでした。
そのときは話だけを聞いていたこともあり、私が初めてよさこいを見たのは、よさこいというものを知って1年後の佐世保・島瀬公園でした(下水道展のステージイベントで、決してお祭りではない)。
私の卒論のタイトルは「YOSAKOIさせぼ祭りにおける地域ネットワーク形成」でした(この時までにはさすがにお祭りも見た)。
修士論文も「関東地域におけるよさこいネットワーク形成」(ちゃんと覚えていない)でした。
なので、踊りが主役ではないんです。
私とよさこい、イコール人的ネットワークなんです。
(ごくまれに踊るのは完全にドッキリだしなぁ…)
この数年は、各地のお祭りに出向いていることもあり、ますますよさこい仲間が広がっています。
土曜日も新しい輪がたくさん広がりました。
そう考えると、私がよさこいから身を引くときは、よさこい仲間が一つの方向に凝り固まったり、新しい出会いが生み出されなくなったりしたときかなと思っています。
土曜日のお礼で学生さんからもらったメールで上記のようなことを思った次第です。
あぁ、何だかもやもやが晴れ、言いたいことも言え、すっきりしました。
そんなことを言いつつ、また東西南北、今年も各地のお祭りに出向きますからね~♪
うーん、今年も楽しいことがたくさんありそうだ!