一度きりの限定で
今回、珍しく瑞浪まではマイカーで向かいました。
私の運転…ではなく、うちの相方の運転です。
なんせ私は10年以上ペーパーなので…。
土曜日は昼過ぎまで別件があったので、夕方横浜を出発。
5時間ほどかけて瑞浪まで向かいました。
道中は所々雨…土曜の夜は瑞浪も前夜祭をやっていたはずですが、雨は大丈夫だったのだろうか。
この時期の夜の雨は拷問な気がする…。
翌朝は雲が多いものの、日も差していました。
良かったよ…瑞浪で雨はシャレにならないからなぁ。
会場に着くと、衣装もいれば仮装もいる、カオスな状態。
衣装の人たちはなんとなくどのチームか分かるのですが、仮装だとどこの人か全く判別がつかない!
時節柄クリスマス系からアニメや漫画のキャラクター、果ては何だかよく分からないものまでいろいろな仮装が入り乱れていました。
チームでバラバラな仮装もあれば、チームで統一するところもある。
初めて私が瑞浪に来た時に見てびっくりした「全員ピカチュウ」チームのようなものでは「全員ミニオンズ」の人たちがいたなぁ。
みなさん、よく考えるものです。
瑞浪は(私の足で)歩いて3分以内で7つすべての会場を回れるので、あちこち歩きながら見ていました。
ただ、今年はどこに行っても人が多い…!!
確かに288チーム(1チームで名義を変えて複数登録しているチーム含む)、参加人数が(掛け持ち参加含め)1万人を超えているというのもあるのですが、(衣装を着ていない)一般の方もかなりいる。
ブランド豚の料理コンテストも同時開催しているのもあるかもしれませんが、にしても大人数が踊る広めの会場は何重もの人だかりでした。
そして瑞浪の特徴である「限定」部門。
瑞浪で初披露の演舞をするチームについての部門で、審査があり、入賞するともう一度踊れるというもの。
各チームで趣向をこらした、ある意味、人数の多い余興のようなものです。
瑞浪はどのチームも1度しか演舞ができないので、限定部門に参加するチームは結構な熱の入れようでした。
そして最近特に目立つなぁと思うのが「瑞浪限定で演舞に参加できるチーム」。
瑞浪で踊る1回だけのためにチームに参加するというもので、この時だけは掛け持ちもOK。
有名なチームさんや学生チームでは結構行われているようです。
中には募集開始5分で定員に達してしまったところもあるそうで…どこのプラチナチケットですか。
募集を行ったチームさんの多くは100名を超える大演舞!
自チームのメンバーが他チームの演舞に参加していることも往々にしてあるので、演舞中は個人名の声援が多く飛んでいましたね。
瑞浪の演舞の一時だけでも、憧れたチームのメンバーになれる。
新たな交流の輪もできる。
そこが仮装だけではない、瑞浪の面白いところだなぁと思いました。
当初は、総踊りタイムの多さや仮装の多彩さで語られることが多かった瑞浪ですが、最近瑞浪で個人的に注目しているのはこの部分です。
結局会場に着いてからはうちの相方と一度も会わず終了(仲が悪いわけではないです、自由人同士なんです)。
すでに暗くなりつつあったので、マイカーで少々急ぎ帰宅しました。
こういう瑞浪的なものは、あまり他のお祭りでは見ないもの。
研究者としては、こういうものを発見していくのがやはり好きなのです。