「ピーポーピーポー…」
私の横をすり抜けていく救急車、消防車3台、パトカー。
何が起きたのかというと、東京湾アクアラインのトンネル内で事故があったらしく、大渋滞!
高速バスに乗っていた私、うたた寝しても目の前の景色はトンネルが続き、あれ…??となる状態。
バスの終点・木更津駅には40分遅れで到着しました。
ここから電車でもう一つの経由地・館山に向かうのですが、問題は館山に着いてから。
予定の電車を逃したことで館山着も予定より1時間近く遅れたことにより、次のバスは1時間後。
着いたら昼近く…困る、それは困る。
こうなったら、最終手段のタクシーを発動するするより他なしです。
10分ほどで会場の三芳分庁舎に到着しました。
あ、近かったな…徒歩でも5kmぐらいだったからそりゃそうか。
前回来たのは3年前なので、その時の記憶を辿りながら会場へ。
会場内を歩きながら、そうだったそうだったと思い出していきます。
そして午前の演舞が行われるパレード会場に到着。
タクシーのお陰で開会式に間に合った!良かった〜。
早速会場を歩いていた有名よさこい見物人・三浦さん発見!
三浦さん前日から来ていたとはいえ、私より遠い茨城の人だものなぁ。パワフルだ!
開会式後はフラフパレードということで、各チームの踊り子さんたちが多数通りに出てきて声援し、地元のみなさんも多かったのですが…スタートしてすぐに雨!
しかもどんどん強くなってくる…今日は雨の予報だったとはいえ、いきなり降ってくるとは…。
パレードルートを歩いて進み、ゴールではける形式だったため、後ろにいた旗士さんたちはフラフが水を吸い、重くて大変そう。
でも終わる頃には…晴れてきた!?
ま、良かった…演舞中でなくて。
その後の演舞は日も出てちょっと暑いぐらい。
濡れた服もすぐ乾いたよ〜良かったよかった。
沿道には地元の人も多く、拍手も多かったですね。
午前の部最後の総踊りでは「黒潮美遊」しゅんすけさんが煽りで登場。
あれ、チームでは踊っていなかったけど、また怪我したのかな?
でもノリノリで「シャケサンバ」を煽っています。
終了後話を聞くと、練習に参加できていないので、最近は撮影隊に専念しているとのこと。
なるほど、そうだったんですね〜踊っているところをお見かけできないのは残念ですが、お祭り会場ではまだまだお会いできそうですね。
午前中の演舞が終了すると、ちょっと気になっていたイベントがスタートしました。
その名も「かき氷早食い大会」。
しかもよさこいチームの部があるらしい…斬新だなぁ。
私はよさこいチームの部を見ていたのですが、始まると…みなさん頭がキーンとするのか、思ったより進まない。
うぅ、私も頭が痛くなってきそうだよ。
参加者には若手青年などがたくさんいたのですが、優勝したのは富津の「夢楽人」さんのマダム!
うーん、こういうのは年の功なのか…??
で、このかき氷早食い大会に出られていたのが、まさかの私より遠いところからきた朝霞の「音鳴會」のはっしぃさんですよ。
今日は「千葉長友連」さんの旗士さんとしての参加だったそうですが…まさか三芳でお会いすることになるとは!
かき氷で頭が痛くなってませんか〜大丈夫でしたか〜?
その後、本日のホストチームである「南総みよし烈華隊」の若王子さんに声をかけられる私。
「お弁当があるので…」
えっ!?
何と踊り子控え室になっている建物の奥のほうに通され、ゲストでお越しだった「新琴似天舞龍神」の元特別代表さんのお隣でお弁当を食べることに…緊張するな。
向かいにはよさこい会場でよくお見かけする、よさこいカメラマンのみなさんがズラリ。
逆隣の三浦さんは烈華隊さんとの関わりが多いし有名人ですからいいですが、無名の私はどうしたら…。
でもそんな時の三浦さん、場を和ませてくださり感謝です。
よさこいカメラマンのみなさんともご挨拶できましたし!
(烈華隊のみなさん、お弁当ご馳走様でした!)
午後は場所をすぐそばの役場に変えてステージ形式で演舞。
周りをぐるっと踊り子さんのみならず、地元のみなさんが取り囲んでいます。
脇の芝生ではご長老が腰を下ろし、手拍子。
村のお祭りだから、みんなで一丸となって応援しようというのが見てとれました。
何だかほっこりするなぁ。
ここでは久しぶりに「YOSAKOI舞ちはら」もとまっくさんとご挨拶。
2週前の江戸川ではご挨拶できなかったからなぁ。
演舞ステキでしたよ〜(言いそびれたので)。
よさこいの演舞終了後は、地元の山車が2台登場。
大きく立派な山車で、子どもたちがテンテケと太鼓を鳴らしています。
紹介を聞いていると、ある地区の山車は地元の青年会(48名)が動かしているとのこと。
お揃いのTシャツを着、代表さんはタスキを掛け、山車を引く姿は一体感を感じられます。
あんまり元町村レベルの地方に行っても青年会がこんなにたくさんの人がいて回っているというのを聞いた記憶がなかったので、何だか新鮮でした。
三芳は人口が減っていないということなのかな?
確かに子どもたちもお祭りに結構来ているんですよね。
最後のイベント・お菓子まきにもたくさんの子どもたちが来ていました。
終了後、烈華隊代表の加藤さんとお話させていただきました。
お祭りの参加チームがジワジワ増えていること、よさこいの交流が楽しいことなど。
それは烈華隊さんの暖かさでここまで集まっているのではないですかね。
手拍子、雰囲気など、田舎に帰ったような気がするのかもしれません。
私はほぼ人生横浜市民のため、ここまで集落の感じを味わったことがないのでそう感じるのかも。
お祭り終了時にそんなことを感じるのでした。
帰りは館山駅まで若王子さんの車で送っていただきました。
その時お伺いしたのは、三芳はそれほど人口が減っていないということ。
館山まで平坦で数キロで出れることもあるようです。
なるほどね〜何だかつながったぞ。
帰りは再び電車と高速バスを乗り継ぎ、横浜に向かっています。
現在木更津から横浜への高速バス車内で書いていますが、帰りはほぼ渋滞なし。
順調に帰れそうです。
おぉ、みなとみらいの観覧車が見えてきた〜。