ご近所の濃密感

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昨日より大幅に寒くなります、という天気予報。
サムガリーナの私としては、モコモコ着込まないとね。
ヒートテックの重ね着をはじめ、だるまのような出で立ちで朝霞へと向かったのでした。

今日もいい天気!
雲ひとつない青空といった感じでしょうか。
青空が綺麗だなぁ。
最寄りの朝霞台駅から歩いて5分ほどで会場の朝霞県土整備事務所に到着〜。

少し早く着いて会場をウロウロしていたら…おかしいな、よく見つかる。
「リゾン飛鳥」ご一行から「朝霞真誠塾」hiroさんまで。
いや、朝霞はお知り合いが多いからか。

お祭りは午前と午後に分かれており、それぞれ1回ずつの演舞。
参加チームは22チームあるのですが、市外のチームは1チームのみ。
ここが朝霞ならではですよね。
これだけ市内にチームがあるということは、それだけ強く根付いていることではないかと。

それを象徴する出来事が午後イチに2つ行われました。
ひとつ目は「ナイスよさこい連」が解散ということでの特別企画。
代表の晃ちゃんは「ナイスな応援団」として車いす生活でも縦横無尽に色々なお祭りで応援しており、ついには自分が踊りたいとチームを立ち上げたパワフルな人です。
そうでなくとも朝霞のチームには顔が広く、犬も歩けば的にお知り合いのみなさんと遭遇するぐらい。
今回チームでもエントリーしていましたが、解散記念の枠が別途用意されていました。
しかも晃ちゃんの挨拶まで…晃ちゃんのお母さんも万感の思いで見ておられましたね。
別枠で用意された高知の正調よさこいと、チーム演舞と。
最終演舞の晃ちゃんは涙でぐしょぐしょになっていました。
でも今回晃ちゃんと演舞をしていたメンバーを見ていると、晃ちゃんが媒介になってお知り合いになった方も多いこと。
そう考えると、晃ちゃんにはこちらとしても感謝しかないなぁ。

晃ちゃんの挨拶の様子。後ろにいるのが晃ちゃんのお母さん

これはチーム演舞。車いすを押しながら手を振る「夏舞徒」K会長の笑顔といったら!

もう一つは「武州武蔵」元代表・和智さんの追悼総踊り。
朝霞は「真誠塾」や「朝霞翔舞」の元代表さんがここ2、3年で亡くなられているそうで。
おやちゃい村は中止になった年もあり、これまで追悼演舞が披露されてこなかったとのこと。
でもみんなで盛り上がりましょう、と元気に朝霞の総踊りを踊るところが朝霞らしいのかな。
そうでなくとも、「朝霞溝連」の踊り子さんがおやちゃい村直前に亡くなったので追悼演舞をするなど、全体的に誰かを偲ぶ様子が見て取れました。

和智さん追悼の総踊りも盛り上がったなぁ

溝連さんは最終演舞は2016年の衣装で演舞。踊り子さんは3日前に亡くなったそうで、泣きながら演舞する踊り子さんもちらほら

そのようなことがお祭りの最中に普通にできることも、朝霞のよさこい界に流れる「濃密感」がある気がしました。
普通に生活する中で、知り合いに踊り子さんがおり、応援に行く土壌がある。
踊り子同士も交流が盛ん。
朝霞というコミュニティの中でよさこいというワードを通して繋がっている。
ここが朝霞の持つ大きな強みだよなぁ。

私も朝霞にはたくさんのお知り合いがいますが、お会いするたびにそんな団結力を感じました。
そしてよさこいが取り入れられて24年、世代交代も順調に進んでいるのかな。
若い力の躍動も見て取れましたよ。

最後に「朝霞め組」おとうちゃんと久し振りに話ができて嬉しかったなぁ。

開催データ
●開催日時 11/12(日) 9:00-16:00
●開催場所 朝霞県土整備事務所
●会場数 1箇所
●参加チーム数 22

朝霞には数十のチームがありますが、どのチームも強い結びつきがあるのを改めて実感した1日となりました

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