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2011年よさ研活動を振り返る(後編)

今年は、東日本大震災がありました。
直接的に、もしくは間接的に被害に遭われた方は大勢いるのではないでしょうか(私は東京の勤務先から帰宅できなかった)。
そんな中、よさこい界でもチャリティーの動きがたくさんありました。
募金の呼びかけや応援演舞が全国各地で行われましたね。
このよさ研でも、
・「全国よさこい祭り開催状況」(よさこい情報サイト「よさこいフォーラム」さん協力の下、各地のよさこい祭り開催状況をまとめ、逐次ブログとHPにアップする)
・「よさ研ワンコイン基金」(1か所のお祭りに行くごとに500円貯める私独自の基金。今年は4月以降のお祭り計28か所・1万4000円貯めることができました。来年も継続しますよ!)
・「よさこいの輪でYOSAKOIさんさにエールを送るプロジェクト!」(病弱妹ことあいらさんとのユニット・よさこい病弱メガネシスターズ名義で実施。5月に開催された盛岡・YOSAKOIさんさに協賛金を送ろうと呼びかけました。結果、3万3175円を実行委員会にお届けできました。感謝!)

という3つのことをよさこいを通しての支援としてさせていただきました。
今回分かったこととして、自分のできることを少しずつやっていけば、どこかで誰かのためになっているということです。
これは多くのみなさんが感じられたことではないでしょうか。
今回後編を書くにあたり、どうしてもご紹介したいチームさんがあります。
福島県双葉郡富岡町の「とみおかWASSE」さんです。

地名でピンと来られた方もいると思いますが、福島でも有名なお祭り「さくらYOSAKOI」の開催地であり、福島第一原子力発電所の警戒区域になっている町でもあります。
このとみおかWASSEさん、9月に開催されたうつくしまYOSAKOI祭りで解散されたのです。
まずは、このお祭りに行かれた福島の有名よさこい見物人・まろんさんの日記から引用させていただきます。
「ただ。。残念ですが・・解散のチームもありました。
富岡町のチーム『とみおかWASSE』
顔見知りの子がいたのですが、今は千葉県に避難しているそうです。
毎年桜の季節に開催される『さくらYOSAKOI』
いつも元気に演舞していた」チームなのに
戻れる日が早く訪れて、また皆さんの演舞みたいです。
復活してくださいね!!!」

まろんさんのお話によると、この日は衣装もなしに、みなさん一生懸命演舞されていたとのことでした。
震災後、宮城では「海童いしゃり」さん(南三陸町)、岩手では「破天荒」さん(大船渡市)、福島では「Wonderなみえ」さん(浪江町)など、被害の大きかった地域からたくさんのチームがよさこいの場に戻ってきてくれました。
復活の話を聞くたびに、何と嬉しかったことか!
その陰で、とみおかWASSEさんのように解散せざる得なかったチームさんもあります。
チームのみなさんは続けたかったでしょうが、てんでばらばらに避難している状況を考えると、代表さんは続けられないと判断されたのでしょうね。
その気持ちを鑑みると、今ここで踊れること、そしてよさこいを見ることができることは何とありがたいことか!
よさこいのある日常は当たり前じゃないんだ、私はそう強く思いました。
そんなとこからも、本当に、本当に、今年はよさこいの意義を問われた1年でした。
来年は、すべてのよさこい人のみなさんが幸せに演舞でき、撮影でき、見ることができますように!
私も微力ながらよさこい情報で、みなさんのよさこいライフを応援できるよう頑張りたいと思います。
来年もよろしくお願いします!!
追伸
昨年、私がさくらYOSAKOIに行ったとき、桜はまだ咲きはじめでした(前年は満開だったとのことで、とても楽しみにしていたのです)。

いつか、また見に行くぞ!と思っていたのですが、すぐには叶わなくなってしまいました。
でも現在は実行委員会の方が、いわきなどの浜通り地域で精力的に活動されていることを知り、少し安心しています。
<参考>
さくらYOSAKOIブログ:http://blogs.yahoo.co.jp/sakura_yosakoi

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