このご時世、旅行に行くと泊まるのは自分の空間がきっちり確保されたホテルのお部屋。
だと思いますが、先日私が香港に行ったときは香港のユースホステルのドミトリー(相部屋)にしました。
もちろん普通のホテルよりは価格が安いこともありますが、大丈夫なの?という気持ちもあるかと思います。
今回は以前宿泊した香港の下町・シャンスイポーエリアにある「YHA Mei Ho House Youth Hostel」をご紹介します。
(お部屋の写真などはこちらも参照)
1.「YHA Mei Ho House Youth Hostel」とは?
こちらのユースホステルは1950年代に建てられた香港最古の公営住宅のうちの1つで、2013年にリメイクしてユースホステルになったとのこと。
カタカナの「エ」の字型のビルで、一部は建設当時の生活を垣間見える博物館になっています。
大型のユースホステルということもあり、ユースホステルによくある2段ベッドが置かれたドミトリータイプのお部屋だけでなく、ダブルやトリプルルームのお部屋もたくさんあるのが特徴です。
2.コロナ後で変わったところ
こちらのホテル、ドミトリーは今年になって再開した様子。
(個室のお部屋はもう少し前から再開していました)
コロナで大きく変わったのが、朝食。
元々朝食付きでしたが、再開後は朝食なしになっていました。
レストランがリニューアルされており、営業時間が短くなっているのが要因かと。
このレストラン、元々は宿泊客ならばレストラン利用がなくても利用できたのですが、それがなくなっていたのは残念…。
23時頃まで利用できたので、遅くでも自室で作業するのははばかられるようなこと(PC作業とか)ができたのですが…!
でも、レストランの向かいにあるキッチンとランドリーは24時間使用可能。
私は朝晩行きましたが、夜(22時台)についてはそこそこ賑わっているものの、朝(7時台)はあまり人がおらず。
でも想像以上に調理している人がたくさんいるようで、キッチン内の(お店の厨房にあるような大型)冷蔵庫にはたくさんの食材が入っていました。
確かに私が行ったときも肉焼いている人とかいたものなぁ。
(なお、ドミトリーにドライヤーはありませんが、ランドリーにあります)
3.肝心のドミトリーのお部屋は…
私は女性専用8人部屋を利用しました。
4泊しましたが…連日ほぼベッドが埋まっている。
入れ替わりは激しいものの、お安く済むからか人気があるようです。
ちなみに何名かのかたとお話しましたが、中国から来た人と東南アジア系の人がほとんどを占めている様子(日本人は見かけなかった)。
といっても利用規則は特にコロナ前と変化なく。
掃除が連日昼に入っていることもあり、その時間に換気がされていると思われます。
あとこちらのユースホステルの良いところは居室内にお風呂とトイレがあるところ。
しかも2つずつ!
なので基本的にトイレ待ちとシャワー待ちが起こらないんですよね~これは素晴らしい。
たいてい他のドミトリー施設は他のお部屋とトイレやシャワーは共同になるので。
(ただ、シャワーが最後のほうになると風呂マットが結構濡れていることもあるのですが…!)
私はここに泊まる前に都内のドミトリーに泊まったのですが、その時もさほど心配なく滞在できました。
(そこのドミトリーはベッドが完全個室になっているのでより安全だったというのもありますが)
まだドミトリーに泊まるのはハードルが高いかと思いますが、挑戦してみたい方はぜひ。
このユースホステルがあるシャンスイポーエリアは香港の下町と言われるエリアで、飲食店や買い物もできるところですよ!