Beingの視座
先週の土曜の話になるが、KNOWSの全国大会に参加してきた。
教育関係者ではない私が、昨年に続き、今年も参加させていただいた。
教育界ではいわゆる「アクティブラーニング」という考え方が盛んに言われている。
アクティブラーニングとは、「小・中・高校のアクティブ・ラーニングを「課題の発見と解決に向けて主体的・協働的に学ぶ学習」としたうえで、「何を教えるか」という知識の質や量の改善はもちろん「どのように学ぶか」という学びの質や深まりを重視し、知識・技能を定着させるうえでも、学習意欲を高めるうえでも効果的だと意義付けています。」(ベネッセ教育情報サイトより)とのこと。
要は、教えるということより、自らどのように学ぶかを重視しているのがアクティブラーニングということになる。
元々、KNOWSに関わる先生方は日頃からアクティブラーニングに取り組んでらっしゃる。
その姿を自分も見ていて、この教育を自分が学生のときに受けたかったと思う自分がいる。
しかも自分が教員になっていたら、こういう教育をやりたいと思っていた。
そんな思いをどこか抱えながら、今年も参加させていただいた。
その中で、理事長の村田先生の話が身につまされる、イタタな話だった。
「Doing:行為」
→「Being:あり方」
への視座の変更である。
ともすれば、「何をするか」に目が行きがちな私たち。
確かに何をするかは目につきやすく、やった気になりやすい。
そうではなく、まず自分がどうあるべきか。
その上で、何をするか。
BeingとDoingの順番は間違えちゃいけないよなぁ。
そんなことを痛感させられた。
KNOWSにはお知り合いの先生も多いので、久しぶりの再会で楽しい時間を過ごせた。
また来年もお邪魔したいな。