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【香港レポ】最安の行き方!?香港国際空港からパークまで路線バスで行く(2023年8月時点)

香港国際空港から香港ディズニーランドまで行く方法はいくつかあります。

最短はタクシーかウーバーの20分、最安値は路線バス+MTR(19.1香港ドル)です。

が、ここに来て最安値が塗り替えられるか?!というルートが。

それが路線バス+路線バスです。

要は路線バス乗り継ぎということなのですが、いったいどういうことなのか?

そして使い心地は?

今回実際に乗ってきましたので注意点とともにご紹介します。

(2023年8月時点の内容を一部更新してご紹介します)

0.こんな方にオススメ

1.基本的考え方

空港からパークまで直接向かうバスはなく(直営ホテルに行くシャトルバスはあり)、乗換が発生します。

乗換は「Lantau Link Tool Plaza」というところ。

高速道路の料金所のようなところにバス停が並んでいます。

そこには香港各地に向かうバスが到着するのですが、ここを始発とした「R8」という路線がパークに向かう路線となります。

「Lantau Link Tool Plaza」に到着&発車するバスは以下の通りです。

かなり沢山のバスがあります。

(最新情報は香港国際空港の公式サイトが参考になります、ただ一部Lantau Link Tool Plazaを通らないバスもあるので要注意)

これらのバスを利用し、R8のバスを利用した場合は割引が効く特典があります(バスによって割引額が異なります)。

が、注意しなければならないこともいくつかあるので、今回はそれを紹介したのち、各路線についてご紹介します。

2.注意点

(1)同じ目的地で降りるのに値段がまちまち?

実は「Lantau Link Tool Plaza」に止まるバスはたくさんあります。

が、バスにより料金は10〜50香港ドルと価格がまちまちです。

なぜこういうことになるのかというと、香港の路線バスは「乗車した停留所から終点までの料金」がバスの料金となるからです。

しかも空港から乗る場合、大半のバスが始発という…!

特に空港から途中の停留所で下車する場合、(終点までの距離が長いので)かなり高くつくことになります。

(2)R8のバスの本数が少な目

最多時間帯には15分に1本出ているパーク行きバスの「R8」。

時間帯によっては30分に1本とかなり少ないこともあります。

21時以降はかなり本数が少なくなるようなので、この時間帯は別の手段で移動した方が良さそうです。

(3)乗換はスムーズ、だけど…!

往復共に「Lantau Link Tool Plaza」で降りたバス停のすぐそばから空港へ、あるいはパークへ行くバスに乗換可能です。

が、R8のバスは

「中心部に向かう「Lantau Link Tool Plaza」のバス停に一旦停車し、迂回のため一旦中心部へ向かい、その後空港方面へ向かう「Lantau Link Tool Plaza」のバス停へ到着し、その後パークへ」

となります。

そのため、迂回のため8〜10分ほどロスが発生することになります。

急いでいる場合や空港から到着後目の前でR8のバスに行かれてしまった場合は、地下通路を通ってそれぞれの方向のバスに乗るのが早いです。

(4)お釣りは出ないので小銭の準備を

これは香港の路線バス全てに関わりますが、香港の路線バスはお釣りが出ません。

なので、事前に小銭を用意する必要があります。

できればオクトパス利用がお釣りも出ずオススメです(最近はクレジットカードのタッチ決済やアップルペイ、Googleペイ対応バスが登場しています)。

3.香港国際空港〜パークへ

香港国際空港バスターミナルから「Lantau Link Tool Plaza」に向かうバスは上記の通りたくさんあります。

香港国際空港バスターミナルからたくさんのバスが出ていますが、私は最安値のE32のバスに乗りました
バス停一覧。E32のバス停はかなり奥です

上のバスのうち、Aと頭につくのが停留所が少なく、Eが多い停留所です。

同じ方面に向かうバスでも、Aのバスの方が料金が高めになります。

最安値は、

早く行きたい:A30、A31、A31P、A32のいずれか(19.8香港ドル)+R8(4香港ドル、割引後)=23.8香港ドル

とにかく安く:E31、E32(11.2香港ドル)+R8(6香港ドル、割引後)=17.2香港ドル

となります。

路線バス+MTRルート(19.1香港ドル)より多少安くなり、最安値ルートとなります。

今回私はE32のバスで向かいました。

朝8時ごろに乗りましたが、空港出発後、空港職員さん向けの施設(貨物や郵便関係)を経由して行くので(夜勤後かな?)かなり人が乗ってきました。

バス停案内板に次来るバスの時刻が記載されていますので、ここで時間をチェックすると安心。E32のバスは5、6分後に到着でした
停車駅が多いのが頭にEのつくバスの特徴。途中駅でどっと乗ってきました…!

30分強で「Lantau Link Tool Plaza」に到着。

R8のバス停は同じエリアの最も空港寄りにあり、5分ほど待ってバスは到着した…のですが、なぜか入口ドアが開かずそのまま行ってしまいました。

下車したバス停から少し空港方向に戻るとR8のバス停があります
ここでバスの料金をじっと見ていたからか、手を挙げそびれてしまいました…。

やむなく空港方面行きバス停に移動し乗車し、ことなきを得ましたが…。

最終的な所要時間は1時間ほどです。

ようやくR8のバスに乗れて、看板が見えた時のホッとした時の気持ちといったら…!

4.パーク〜香港国際空港へ

「R8」のバスは、パークでは路線バスバスターミナルのC1から発車します。

こちらがバス停の案内。直営ホテル行きバス停もあるのでお間違えないように。パークから歩いてきたら、バス停はまっすぐです
路線バス一覧。土日祝日限定で、香港市内郊外から直通便も場所によってはあるようです。宿泊先になっている方は便利そう

私はバス停に18:50頃到着し、10分ほど待って発車しました。

10分ほどで空港から到着する方面のバス停に到着し、ほとんどの乗客がここで下車。

私は空港へ向かうのでそのまま乗りましたが、多少ドキドキしました(笑)。

香港中心部方面行きバス停で殆どの人が下車するため、本当にあっているのか、若干ドキドキしました…

料金所のすぐにある長い橋を渡り、そこを降りたのち、折り返して再度橋を渡り空港へ向かう方面のバス停へ到着しました。

この橋が案外長い…ドキドキする要因です。折り返すのにトータル10分ぐらいかかりました。

トータルの所要時間は20分ほどです。

到着後、急いでいたので、すぐに来たバスに乗りました。

上のリストにはないA33xというバスだったのですが、幸い下記の最安値のバスと同じ料金で向かえました。

「Lantau Link Tool Plaza」の次が第1ターミナル、次が第2ターミナルと空港へのアクセスがしやすかったのが良かったですね。

所要時間は香港パークバス停で待っている時間を含めて45分ほどです。

最安値は、

早く行きたい:R8(7香港ドル)+頭に「A」がつくバスならどれでも(16.8香港ドル、割引後)=23.8香港ドル

とにかく安く:R8(7香港ドル)+E11、E11A、E21、E21D、E22、E22A、E23、E23Aのいずれか(7.3香港ドル、割引後)=14.3香港ドル

となります。

基本的にはどのバスも始発地からかなり空港に近くなっている分、料金はお安めになっています。

また、AバスについてはLantau Link Tool Plazaの次は香港国際空港第1ターミナル出発ロビー階なので、とても便利ですよ。

2023年6月にパークから乗車した時は、R8バスの後急いでいたのでAバスに乗りました。

ただ、途中停留所でかなり人が乗っており、夕方のバスでもかなりの混雑…1台見送って乗りましたが、それでも椅子が全て埋まり立っている人がたくさんいるほどの混雑でした。

救いは上で紹介した通り、第1ターミナル出発ロビーが次の停留所なこと。

15分ほどなのでそこは我慢しましょう…!

降りたらすぐ出発ロビーなのはありがたいポイント…巨大バッグを抱えていた身としては非常に助かりました(なぜ巨大バッグを持っていたのか、理由はこちら)。

このとき乗車したA29のバス。押しつぶされるほどではありませんが、この混雑
次のバス停が第一ターミナルなのがありがたい…終点もエアポートとなっていますが、空港のバスターミナル着。しかも一度中国本土やマカオを結ぶ国境橋を経由します

空港からの場合は到着方面バス停でドアが開かずというトラブルがあり、反対方向のバス停へ歩いて移動したことを鑑みると、今ひとつな感があります。

また、最安値となるルートだと1時間ぐらいかかってしまうので、よほど時間に余裕がある場合以外はオススメしづらいです。

が、パークからの場合は20分乗車して、乗換先で来たバスに乗れば1度の乗換で済み、楽な気がします。

いずれにしても、何度も香港に来ているリピーターの人向けの行き方だと思います。

時間と状況を鑑み、選ぶのがオススメです。

バスのみのルートはややこしく、香港リピーター向けの方法かと。何回か香港のバスを利用し、慣れたら利用するのが手です

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