今日も告知していませんでしたが、今日は福島・富岡町の「夜の森桜まつり さくらYOSAKOI」に行ってきました。
まぁ、福島までのチケットを購入したのは2日前だったので…。
富岡町といえばお気付きの方も多いかもしれませんが、2011年の東日本大震災の際、全町民避難となったところ。
現在でも一部入れないところがあるようですが、お祭り会場付近は問題なく入ることができます。
私が訪ねるのは東日本大震災前年の2010年以来…!
(その後2013年に「さくらYOSAKOI天花」のとーいさんに案内いただき、まだ外に出られない会場周辺を車で案内いただいたことも)
朝イチの特急で浜通りの玄関口・いわきまで行き、そこからは各駅停車でどんぶらこ。
15年前に来たときはもう少し家があった気がする…。
途中では2013年にとーいさんに連れてきてもらった、津波でぐしゃぐしゃになってしまった富岡駅も通りました。
流石に再建されていますが、海側はほぼ更地…。
最寄り駅の夜ノ森駅も何だかきれいになっているな…救いはここで大半の人が電車を下車したことでしょうか。
ここでお祭りがあるのね、というのを実感できます。
ただ駅からの道も取り壊されたお家が多いのか、更地が多いな…。
駅から5分ほど歩くとステージなどがあるメイン会場に到着。
ちょうどちょっとだけよさこい演舞が行われていたので、吸い寄せられるようにそちらへ。
(メインは桜並木での流し踊りのため)
ステージ前には人がたくさん!
朝イチなのに、何だか胸が熱くなるな〜。
(総踊りで終了というタイミングで行ったので)終了したところで隣接する桜並木会場へ向かいました。
こちらもすでに演舞がスタートしており、沿道には多くの人がいました。
ただ桜の保護用?ロープが張り巡らされており、数メートル離れたところから見ることになったのは残念…。
それでも入れ替わり立ち替わりよさこいを見る人たちがやってきていました。
富岡のよさこいも定着するほど行われていたことを考えると、それだけ愛されていることが伺えます。
特に今回は震災以来15年ぶりに地元・富岡のチーム「とみおかWASSE」さんが復活するとのことで、応援している人も多かったですね。
こちらはお子さんメインのチームということで、地元に帰ってきたお子さんが踊られるのかな。
これからが楽しみになります。
今回私は誰にも告げずここに来たこともあり、お昼の演舞休憩タイミングで人探しの旅に出ることにしました。
そもそも東北のよさこいに来るのも何年ぶり?というレベル感なので。
そしたら早速福島の有名人・まろんさん発見!
良かった〜まろんさん今日来ていなかったらどうしようかと。
続けて仙台のNanaさんにも!
嬉しい、嬉しすぎる、お二人に会うのは5年ぶりだ〜。
もちろんとーいさんにもご挨拶。
さらには「いわき風ぐるま」のWakaiさんにも!
Wakaiさんいつぶりだろう…そしてほぼ同い年だったかと思うが、なぜこんなに細いんだろう…。
お昼をまろんさん、nanaさんと食べたのちは、後ろのベンチからのんびり見ていました。
(時々お二人のよさこい仲間さんが立ち寄り、お話ししつつ)
後ろから見ていると、より足を止めてみている人が多いことが伺えます。
最後の総踊りまで人は結構いたのではなかろうか。
参加チームはほぼ浜通り(福島の海側)のチームさんなのですが、一部県外からのチームさんも。
びっくりなのは毎年香川から来ているという「さぬき舞人」さん。
関東でもよくお見かけしますが、東北にもよく来られているようで…。
(関東支部だけでなく東北支部もできたそう)
私は終了後まろんさんやnanaさんと別れ、富岡駅までの送迎バスに乗り、帰路へ。
行きに見た富岡駅に降り立ち、色々考えさせられる時間を過ごしつつ、現在は特急にまだ揺られています(品川までおよそ3時間)。
震災から14年経って、富岡町外に住んでいる人がまだまだ多いとか。
(開催案内に郡山やいわきの復興住宅から送迎バスが出ますと書いてあるのを見て)
浪江町の「Wonderなみえ」の代表さんも「(チームで)浪江に住んでいる人は誰もいない」と言っていたしなぁ。
こうやって実際に来てみて分かることもたくさんあります。
桜はまだ咲き始めなこともあり、そこはちょっと残念でしたが、それでも朝来た時より帰りのほうが咲いていたかな。
見頃となる来週はもっと桜が咲いていますように!(お祭りは今日までですが)