よさこいピクニック
「次は『よのもり~よのもり~』」
えっ、これは「よるのもり」ではなく「よのもり」と読むのか。
すいません、電車を降りるまで知りませんでした(ごめんなさい)。
と、朝から軽くショックを受けつつ向かったのは福島県富岡町の「さくらYOSAKOI」です。
我が家から4時間半かかりました…今回は奮発して特急で向かったのですが(当初は青春18きっぷを考えていた)、それでもこんなにかかるとは。
思えば遠くに来たもんだです。
「よのもり(夜ノ森)駅」から歩くこと数分。
本日の会場の一つ、夜の森(こっちの「の」はひらがな)公園に到着しました。
桜は…あぁ、やっぱりつぼみだ。
ここ数日、観光協会がアップしている桜の開花状況を見ていたのですが、なかなか今年は咲かず…。
写真で見たような満開の中での演舞を期待していたのですが、それは叶いませんでした。
ステージ周辺をうろうろしていると、私を手招きする人が。
おぉ、東北よさこい界の有名人・まろんさんだ!
ご主人と一緒にレジャーシートを広げてしっかり見物体制。
私もレジャーシートの一部をお借りし、一緒に演舞を見ることに。
芝生の広々とした会場のため、みなさん思い思いにレジャーシートを広げ、露店で購入してきたものや自宅で作ってきたお弁当を広げてはやピクニック状態!
先週の山北でもメイン会場でこんなのんびりした感じにはなっていなかったと思います。
ゆるいなぁ。
関東ではあまりみられないかもしれない(静岡に行けば「あっぱれ富士」がありますが)。
でも何だかいい感じです。
その後よさこいが一時お休みとなった時間にまろんさん手作りのお弁当をいただきました(大変おいしく頂きました。ごちそうさまでした!)。
まろんさんに紹介していただいた東北よさこい界のカメラマン「写ラック」さん、富岡の隣町である浪江町の「Wonderなみえ」のFさんもご一緒。
東北よさこい界の貴重なお話をたくさん伺うことができました。
東北もかなりよさこいのお祭りが多いのですね…。
そういうお話を伺うと、私も東北の他のよさこいのお祭りに行ってみたくなります。
途中でまろんさんと別れ、今度はパレード会場へ。
こちらもちらりほらり咲いている花があるのですが…多く見積もって一分咲きぐらい?
うーん、残念。
ステージでは少し遠くから演舞を見ていましたが、こちらではかなり近くでみなさんの演舞を見ることができました。
みなさん楽しそうに演舞されています。
ここでは2週間ぶり(笑)となる栃木の「東山道三蔵」のGサーさんにもお会いすることができました。
すっかり私の人となりが分かったのか(爆)、すっかりGサーさんともフレンドリー。
総踊りのときに手招きされるまでになりました。
いやいや、そこに私は行きませんって。
そうそう、私思ったのですが、GサーさんってさくらYOSAKOIのキャラクター「なる次郎」に似ていませんか?(写真のこ)
…よさこいのお祭りに着ぐるみキャラクター作っていることにびっくりしましたが。
昼の部と夜の部は1時間少々間が空きます。
この間を利用して私はあることを決行することに。
会場近くにある町営温泉「リフレ富岡」で温泉につかってきました。
すばらしい、こんな休憩時間を利用して温泉につかれるよさこい行脚なんて初めてです(笑)。
泡風呂で疲れをほぐしました。気持ちいい~。
そしていよいよ夜桜よさこいへ!
昼間よりも明らかに人の出が多いのですが…それも地元のみなさんと思われる方々がたくさん!
みなさん桜が咲いていないのに夜桜見物…いやいやよさこい見物なのですね。
富岡によさこいが根付き始めている証拠でしょうか。
照明がものすごくまぶしくて見る場所を確保するのに苦労しましたが(爆)、みなさん楽しそうに演舞をしてらっしゃる!
いいですねいいですね。
と、まだまだ続く…というところで私は時間切れ。
大慌てで駅まで走り、何とか電車に乗り込むことができました。
何とか今日は気持ち悪くなって倒れることはなかったです(爆)。
桜が咲いていなかったのは残念でしたが、のんびりとした感じが大変印象的なお祭りでした。
春のピクニックの延長のようですね。
これまで見たことのない福島のチームもたくさん見ることができたのも良かったです。
個人的には衣装も手作りの、何だか素朴なチームが多い印象を受けました。