茨城空港へは東京駅から高速バスが出ているんですよ。
茨城空港で航空機を利用する場合は500円という破格値ですが、飛行機を利用しない場合でも1200円で乗れるんです。
予約が必要ですが、空きがあれば当日でも乗れます。
私は2日前に行きのバスを予約しようとしたら…残席わずか。
あ、危ない…!
結局行きはほぼ満席に近いレベルでした…ちょうど国際線の時間とかぶったようで、日本人以外の人が多かったかな。
バスは順調に1時間半ほどで茨城空港に到着。
そこから徒歩で7、8分で会場の「空の駅そ・ら・ら」に到着しました。
バスで茨城空港手前を通過した際、道路の温度計が30度を指していたのですが、まさにそんな暑さ!
とりあえず日陰を探して会場をウロウロ…していたら、「和楽一座」さっちゃんと遭遇。
まさか、こんな早く遭遇できるとは…!
熱中症に気をつけて演舞してね〜と別れたのでした。
幸い、この道の駅、建物がドーナツ形になっており、演舞は中央の芝生(前方)で、観客は芝生の空いた箇所(後方)か屋根付き通路で見るかのどちらか。
私はもちのろん屋根のあるところで見ました。
風が全く通らないのは困ったものですが、日陰なのはよしとしましょう。
たまに開く後ろのヨーグルトショップの冷気にほっとします…。
すでに着いたときには演舞がスタート。
ここは大半が茨城県内のチームさんで、特に小規模なチームさんが多い印象。
マダムのチームが特に多い気がします…前週のいばよさはそこそこ規模の大きなチームが参加している印象だものなぁ。
でも、こういう小規模なチームの演舞が見れるのも貴重なもの。
オリジナル曲を持っているチーム、総踊りを演舞するチームなど様々でした。
見にこられている方も地元のマダム達やおじさんが多いのかな?
ご長老の方もずいぶんいたなぁ。
とにかく暑くてたまらなかったので、昼の休憩時にはソフトクリームをいただきました。
のみものもよく減るし、汗もかく…湿気がないのが救いかな。
そんなときに遭遇したのが「水戸藩YOSAKOI連」のカミサマ。
煽り手ですが、「今日は噛んでなかったですね」を会う人みんなから言われているとは…!
(でも私、水戸藩さんに移られてから噛んだところには遭遇していないかも…場所の緊張感がそうさせるのかな?)
休憩明けの午後の演舞からはちょっと場所を変え、音響席の真後ろぐらいで見ることに。
ここにはホストチーム「華の乱」さんなどの地元チームのみなさんが楽しそうに談笑しつつ、スタッフしつつの様子が見て取れました。
会場が1つしかなく、「華の乱」さんたちは午前中しか演舞がなかったこともあり、スタッフと言えどものんびりした印象でした。
空の駅のスタッフさんが音響などを担当されているからかな。
演舞後にチーム名をコールして、盛り上げに徹してましたね。
そして司会の人は(「斬桐舞」初代代表さんで、茨城の総踊りとかの振り付けをしている人だそう)、演舞中も次のチームに情報を聞き出しに行っている様子。
こういう裏の様子も垣間見れたひと時でした。
ここで見てたらその「斬桐舞」まさちゃんさん親子が登場。
昨日は愛知・豊川に見に行ってたんですか…その行動力たるや。
(母体の筑波大の)新入生が20人ぐらい入ってホクホクそうですね。
その後は再び「和楽一座」さっちゃん親子に遭遇。
お嬢さんの葉月ちゃんの顔焼けぶりが凄まじいなぁ…熱かと思うぐらい。
いつのまにか審査が行われていたようで、最後の表彰式では黄門さま(に扮した空の駅の駅長さん)が登場。
商品がスポンサー企業のお惣菜のもとやジュース、果てはメロンなど、何箱も受賞チームに渡される様子たるや…、さっちゃんと「木更津舞尊か!」と突っ込んでました(笑、あそこも海苔とかアサリとか色んなものがプレゼントされる)。
そしてラストの総踊りにさらなるツボが。
茨城にはその名も「黄門」という総踊りがあるのですが、出だしが黄門さまが登場し「控えおろう〜」と始まるわけです。
そこで先ほどの黄門さま(空の駅駅長さん)が登場し、近くにいた踊り子さんが助さん格さんになり、プチ水戸黄門がスタート。
ちょっと面白い…!
このちょっと面白い総踊りを横目に見ながら、私は帰りのバスの都合、再び茨城空港へトコトコ歩いて向かったのでした。
帰りのバスは5人ぐらいしか乗っておらず、超快適。
やはり国内線到着時間帯は空いているんだなぁ(茨城空港は駐車場無料なので、地元の人たちは車なのでしょう)。
定時より30分以上早く着き、東京駅で髪を切る余裕もある帰宅となりました。
駅長さんも挨拶で話をされていましたが、年々参加チームが増え、お断りしないといけないチームも出てきているとのこと。
「来年は2日間開催ですね」と言っていたので、そうなるのか…?
会場もう一つの方が良いのではないかと。
それだけ大盛況な茨城空港でした。