それが調布ならでは
横浜の自宅から電車で1時間半。
まさかのJR南武線稲田堤駅経由を指定され(これが所要時間最短だと言う)、普段行かないルートで調布へと向かいました。
渋谷経由じゃないんだ…なんだか新鮮です。
電車を降り、駅の外に出ると…ん??
覚えている景色とまるで違う。
というのも、調布駅が地中化されたことに伴う駅前再開発で、駅前には新しいビルがいくつか立っていたのです。
私が前回来た5年前にはすでに駅は地中化されていましたが、以降一気に景色が変わったのですね。
思い出すのはさておき、開会式が始まりそうだったので、駅前のステージ会場へと向かいました。
駅前は変わっていても、駅前がお祭りの出店などで賑わっていたのですぐに分かりましたよ。
観覧エリアに大型テントがあるところがあったのでそこで見ていると…、まさかの実行委員長さんが
「調布よさこいにーまるにーきゅう、スタートです!」
と。
えっ、今私は10年後に…!
駅前のステージ会場はテント以外日を遮るところがなかったので、まずは駅前の流し踊り会場へ向かいました。
ここはビルの谷間にある会場で、通常も歩行者用通路になっているところの様子。
片側に駐輪場があるので、もう片側で見てくださいと言われて通路の広いほうで見ることに。
ただ、どちらにしても日陰でビル風が心地よい…ここなら快適にみれそうだ。
スタートの昼前の段階からそこそこ人が多かったのが何より。
拍手もたくさん起きていましたね!
しばらく見た後、移動して向かったのは…最初に向かったステージ会場。
流石に暑かったですが、お知り合いチームの秋田の「わげもん」さんが参加するというので応援をしに行ったのです。
演舞スタート時、出てきたみなさんに向かって手を振っていたら、違う人たちに声をかけられました。
最近は「同心ず」なsenさんに加え、「流」のれじぇさんとうっちーさん!
ちょっと待った、うっちーさんは久々すぎやしませんか?
れじぇさんにはちょくちょく会っているけど…。
とりあえずわげもんの演舞を見てからお話伺いましょう…!
終了後。
何年振りですか!?という話からスタートし、その理由を聞くと…なんとお子さん3人いるという!
…お子さん2人目が生まれたというところまでは聞いている気がしますが、3人目とは。
しかも育休中とのこと…3人いるとよさこいの場にもなかなか行けなくて、と。
そ、それは大変そうですね…。
でもれじぇさんは「流」としてちょくちょく踊っているのを私は見ているので、行かせてあげるとはなんて心が広いんだと感動…!
(総踊りの)「どっこいしょ」も忘れてる〜と言いながら楽しそうに見ていたのが印象的でした。
その後、最近特に著名になってきた「パプリカ」を子どもたちに混じって踊るうっちーさん。
そこいらの大人より完璧ですよ!さすが…!
14時半ごろに駅前のステージと流し踊り会場が終了となり、今度は15時からスタートするという旧甲州街道会場へと向かいました。
ここは5年前に来た時にもあった会場ですが、熱中症対策のためスタートが後ろ倒しになったとのこと(以前は13時から)。
パンフレットにも35度を超えたら中止の可能性がありますと記載があったので、熱中症対策にはかなり気を遣われていることが伺えます。
暑さが落ち着いてからのスタートになったこともあり、スタート直前には通りにぎっしりと人が!
歩道は人2人通れるぐらいなので、2列目から見る場合はちょっと気を遣う感じです。
5年前はもう少し長い流し踊り会場だったはずですが、今回来た時は3区間に分けて演舞披露となっていました。
ただ、各区間がかなり開いていて移動は難儀…かつ演舞時間は90分間という短さだったので、最も調布駅から近いエリア1会場で見てました。
最後の総踊りでは総踊りの前に観客プレゼント用の鳴子が配られていました。
私はもらわなかったのですが、もらった人を見ると…、(サッカーJ1の)FC東京のロゴ入り鳴子でした。
オープニングで配布していたのを遠目で見る限り、100円ショップで売っているやつかな?と思ったら普通にしっかりしているやつじゃん!
これを観客のみなさんは楽しそうに鳴らしながら見ているという…新たな総踊りの楽しみ方かもしれないなぁ。
旧甲州街道での演舞が終了した後は、再び駅方向へ。
というのも、駅そばにある「グリーンホール会場」の演舞がまだ残っていたからです。
その名の通りホールの会場なので、空調が効いていて涼しいこと…!
私が到着した時はそれほど人も多くなかったのですが、着席後、旧甲州街道から流れてくる人が多数。
時間が経過するにつれどんどん賑わっていきました。
2時間ほどで最後の総踊りまで到達。
最後の総踊りでも鳴子が配られ、私もうっかりもらってしまいました…一応よさこい関係者なのですが(爆)。
もらった鳴子には「読売新聞調布支部」のシール。
なんと、新しい広告の姿…!
ここでもみなさん鳴子を鳴らし、大いに盛り上がっていましたよ。
調布は参加チームが30チームほどですが、半数近くが地元チームということもあり、観客のみなさんも声援に力が入っている印象でした。
また、地元の祭り感が大きかったのも印象的。
そして鳴子を無料で配るというのも斬新でした…広告になっているのももっと斬新。
調布の新たな面白さを見れた気がしましたよ。
帰りは桜上水にある「223雑貨店」さんへ。
ここは元「踊り侍」踊り子のわっぺんさんが営むギフトのセレクトショップです。
来年2月で閉店してしまうそうなので、その前にとやってきました。
ミニ折り紙で作ったアクセサリーや木製の(森永の)「チョコボールケース」など、個性的で、ギフトを選ぶ楽しみがあるショップなので、京王線沿線のみなさんはぜひぜひ。