旅行当日、飛行機に乗るのは色々な手続きがあります。
チェックイン手続きから荷物預け、(国際線の場合)出国審査など…。
私もそこそこ色んなところでこれらの手続きを行ってきましたが…一番面倒なのはアメリカの入国審査かな(必ず有人窓口で受けないといけないため)。
そんな中、最近簡素化が進んできているのが香港国際空港。
年々やることが減ってきて個人的には嬉しい限りです。
今回は、私が2月に行ったときの様子でご紹介します。
航空会社は香港地場の航空会社・香港エクスプレスです。
1.香港エクスプレスの前提条件
香港の格安航空会社(LCC)である香港エクスプレス。
座席指定や預け荷物などは有料ですが、その分お安くなっているのが特徴。
今回私は有料オプションを全くつけず行ってきました。
(2週間くらい滞在するなら大きな荷物で行くかと思いますが、今回は3泊だったのでトートバッグに入る程度で)
また、香港エクスプレスの場合、事前オンラインチェックインを済ませておけば、(荷物預けなどがなければ)カウンターに寄らず手荷物検査および出国審査に行けるのが嬉しいポイント。
安さもありますが、この点が私が香港エクスプレスを気に入っている最大の要因です。
今回乗った飛行機はこちらの便。
1/31 羽田23:55~香港4:15(2/1)
2/4 香港17:55~羽田22:45
羽田発着の深夜便で行ってきましたよ。
2.日本から乗ろう
①オンラインチェックイン
搭乗48時間前からオンラインチェックインができるので、こちらの手続きをまずは行いました。
早めに手続きをすることで、3列席の真ん中を避ける意図があります。
(個人的には通路側希望なのですが、席は自動割り振りなので運要素が強い)
行きは無事通路側確保。
②カウンター手続き
今回荷物を預けずに行くのでカウンターに寄らなくてもいいのですが、わざとカウンターに寄りました。
というのも、香港エクスプレスは持込荷物の重量制限が厳しく(特に日本発便)、搭乗前にきっちり重さを測られるからです。
カウンターに寄らなかった場合、重量チェックは搭乗口で行われるのですが、そこでNGになるのも困るので(カウンターもさほど混んでいなかったので)寄りました。
チェックが済むと持込OKのテープがつけられます。
カウンターでついでに紙の搭乗券ももらいました。
③手荷物検査
手荷物検査の前に搭乗券を機械に読み込ませ、搭乗者専用エリアへ。
羽田の手荷物検査場はだいぶ省力化が進んでおり、パソコンなどをかばんから出さなくてもOKな仕様になっています。
これは地味に助かる…!
④出国審査
数年前まではカウンターで審査官の人のところに行って…でしたが、現在は機械でパスポートを読み込ませ、顔写真と照合する形で出国審査が行われています。
なのでものの1分かからず出国審査は完了。
早ければ手荷物検査と出国審査で5分ほどで出れるほどですが、手荷物検査で30分以上待ちになることもあるので、空港には早めに来るのが安心です。
これが終わったら搭乗まで免税店で買い物をしたり、食事をしたりで過ごしましょう。
深夜時間帯でもある程度の免税店や飲食店が空いていますよ。
(私は有料ラウンジでアイスを食べていましたが)
⑤搭乗
香港エクスプレスは羽田だとかなり奥地の搭乗口になります。
今回も最奥の141番搭乗口…出国審査場から徒歩15分ほどかかるので時間に余裕を持って移動を。
搭乗時にはパスポートチェックが再度入ります。
パスポートと搭乗券の氏名があっているか、顔写真とのチェックも入りますよ。
これが終わったのち、機械に搭乗券を通しいよいよ搭乗。
ただ、今回は最終案内の最後の方に乗ったため、頭上の荷物収納がどこも空いていない…香港人のみなさん、免税店でお菓子買いすぎだよ~(日本のお菓子は香港で大人気)。
無理やり座席下に荷物2つ入れましたとも…そんなに大きな荷物じゃなくて良かった…。
⑥香港到着後の手続き
香港はタラップを使って降機。
バスでメインターミナルへと向かいました。
バスで着いたらまずは入国審査。
通常の旅行者は紙に入国情報を記載して窓口で審査官のチェックを受けるのですが、香港入国が簡素化されている私は、香港人のみなさんと同じ自動入国審査機を使って通過。
(そのe-道はこちら)
その後の預け荷物の受け取りもなく、税関手続きもないので、ものの数分で入国ロビーへ到達。
とはいえ、まだ街中に出るのも早すぎるので、空港内のマックで朝食を…。
3.香港から乗ろう
①オンラインチェックイン
こちらは日本と手続き同様。
今回は窓側でした。
帰りは乗っている時間が短いからいいか…。
②手荷物検査
帰りはカウンターに寄らず、そのままストレートに出国審査方面へ。
まずは羽田と同様、搭乗券を読み込ませて入場し、手荷物検査へ。
こちらは日本より厳しく、パソコンや折り畳み傘の取り出しが必須となります。
ここは日本よりまだ面倒かな。
しかも私は結構な確率で引っかかるという…今回は化粧ポーチの鏡が怪しまれて止められました。
③出国審査
こちらは日本と同じような機械で。
パスポートを読み込ませ、指紋を読み込ませて通過となります。
こちらも手荷物検査が空いていれば、合わせて5分ほどで通過できるのではないのだろうか。
通過後は免税店や飲食店へどうぞ。
日本よりは多いんじゃないかと思いますよ。
私は例のごとく、ラウンジでのんびり…(今回行ったところはずいぶん混んでいたな)。
④搭乗
今回、電車で向かうサテライトターミナルでの搭乗となった私。
サテライトターミナルもずいぶん大きいのですが、今回は近いところになって一安心…。
で、ここからが日本との大きな違いなのですが、
- 持込手荷物計量
- パスポートチェック
が香港国際空港ではないのです。
次はいきなり搭乗となるのですが、その搭乗手続きも超簡素化。
搭乗口での顔認証のみで、パスポートや搭乗券の提示が不要という…!
これは超絶便利。
今までカウンターに寄らなかった場合は搭乗口でのパスポートチェックが必須だったのですが、それがなくなったのは嬉しいです。
(たまに引っかかる場合あり、前回香港航空に乗った際に引っかかってしばし待たされるという…)
帰りは荷物も棚に入れられ、一安心。
隣に座っていたヨーロッパのどこの国?(どこの言葉か分からなかった)なカップルのいちゃいちゃを感じつつ、予定より早着で羽田に戻ってきました。
⑤日本到着後の手続き
日本に着いたら、まずは機械で入国審査。
パスポート読み込みと顔写真撮影で通過できますよ。
その後、預けた荷物がある場合は回収したのち、税関があります。
税関は最近だとオンラインでもできますが、こちらは搭乗前に手続きをしておかないといけないもの…(正しくは到着6時間前までの手続きが必要)。
今回はうっかり忘れていたため、カウンターで急ぎ紙に書いて申告へ。
荷物も少ないので特に何も聞かれず、サクッと通過できました。
日本の方が色々手続きがあるので、そこが解消されるといいな…とは思ったところ。
税関申告もオンライン手続きをしても、結局検査官の人のところを通過しないといけないのはどうにかしてほしいところです。
でもそれもそのうち簡素化されるのかな?
これから観光客の人がますます増えるならばそこはぜひ簡素化してほしいところです。
ちなみに香港エクスプレスの乗り心地は普通な感じ。
もう少し席間があると嬉しいですが、最大でも飛行時間は5時間なので、我慢できるレベルということで。
(航空券代ですが、今回は香港政府が以前行っていた航空券無料キャンペーンで行ったので税金と燃料サーチャージ代のみだったというのを付け加えておきます)