ここまで、古い町並みが残る七宝、中国感とはまた異なる雰囲気の租界エリアをご紹介しました。
最後は上海観光では外せない「外灘・豫園」をご紹介します。
外灘は租界エリアの中でも最も有名な重厚な建築物がまとまってあるエリア、豫園は逆に中国風の庭園や建築物が立ち並んでいるところです。
隣接した観光地なので、歩いて移動することもできますよ!
1.外灘ってどんなところ?
1842年にイギリスに強引に締結させられた南京条約により、上海初の租界地となったのが外灘。
黄浦江(川)沿いに重厚な洋風建築物が立ち並ぶ上海を代表するエリアです。
ここは租界地になった頃から洋風建築が増えていっていたのですが、現在残っているのは1930年代に建てられたアール・デコ様式などの建築物が多くなっています。
第二次世界大戦後中華人民共和国が建国されてからは、公共機関あるいは金融機関として利用されているそうです。
近年は建物をリフォームして中にカフェやショップが入っているところもありますよ。
特に夜景が有名で、建物のライトアップが行われており、対岸の浦東エリアの近代建築物とのギャップがびっくりしてしまうかもしれませんね。
どんなところか、写真で見ていきましょう。
2.豫園ってどんなところ?
豫園は明の時代に作られた庭園のことで、様々な建築物や池、石山などが配置されています。
合わせて周辺にはショッピングできるエリアがたくさんあり、特に豫園商城は伝統建築の中にたくさんの店舗があります。
有名なのは南翔饅頭店という小籠包のお店。私もいただきましたが、美味しかったですよ!
さて、どんなところか写真でご紹介します!
3.パークからの行き方
外灘へは、
ディズニー駅→(地下鉄11号線)
→羅山路駅→(地下鉄16号線)
→竜陽路駅→(地下鉄2号線)
→南京東路駅
で、所要時間45分、運賃は5元です。
乗り換えが2回と多いのが難点ですが、そこまで遠くはないですよ。
豫園へは、
ディズニー駅→(地下鉄11号線)
→東方体育中心駅→(地下鉄8号線)
→老西門駅→(地下鉄10号線)
→豫園駅
で、所要時間55分、運賃は6元です。
外灘と豫園は歩いて15分ほどなので、のんびり歩きながら移動するのがいいかと。
前回ご紹介したフランス租界エリアと一緒に行くのもありですよ。
ここまで私がこれまで行ってきた上海パーク周辺の観光地をご紹介しました。
どこも上海ならではで、楽しめるところかと思います。
パークからだと(パーク自体が上海郊外にあるため)どこも少し距離があるのが難点ですが、パーク以外の観光地にもぜひ訪れてみましょう!