【よさこい】1万5000人の町の底力(常陸国YOSAKOI祭り報告)
週間予報だとまた雨か!と言わんばかりの関東週末雨続き…となりそうでしたが、直前で良い方向にチェンジ!
雨は土曜日午前中のみで以降は晴れそうな予報となりました。
いやはや、良かった…!
早朝5時起きで茨城・大子に出発!
途中特急に乗ろうが普通電車だろうが行きは着く時間が一緒だったので、行きは普通で。
(でも水戸まではグリーン車でした。足元快適!)
水戸からローカル線の水郡線に乗り換え、より山深くなっていく車窓。
水戸から座席は結構埋まっていたのですが(よさこいカメラマンさんの姿も)、半分ぐらい過ぎた頃から立っている人が多くなりました。
そっと聞き耳を立てていると、よさこいの応援のみなさんかなというお話も。
う、嬉しい。
よさこいの開催を地元のみなさんが待ってくれたことに…!
それは下車駅の常陸大子駅でさらに!
改札前には駅員コスチュームのゆるキャラがいるわ、イベント?なのか駅員さんがたくさんいるわ。
確かに大勢の人が下車したけどね…!
駅を出て道路の向かいにある駅前の流し踊り会場に着いたときはすでに演舞スタートしてしばし経過していた頃。
10時半過ぎでしたが、この段階で椅子はほぼ埋まっているというほどの盛況ぶり。
しかも見ているのがだいたい地元の方っぽいご長寿のみなさんでした。
「衣装がカッコいいわねぇ」
「あんなに動けるなんて」
「ステキよ〜」
みなさん気軽に声をかけている様子が印象的。
この辺コロナの影響はどうかなと思ったのですが、声をかける人はあまり関係なさそうだな。
その後私は会場を行ったり来たり。
会場は1つを除き徒歩3分以内にあるほど隣接しているのですが(1会場離れているところは10分圏内)、途中で出店もあることから人が多いこと。
ある会場で地元の人と思われる司会者さんが「こんなに通りが賑わっているの久しぶり」と言うほどの盛況ぶりだったようです。
そしてちょうど本部でパンフレット配布をしていた実行委員会会長のKASAIさんともお話できました。
何でもお昼前に聞いた段階でどこも駐車場満車だったとか。
それだけ盛況とは本当に素晴らしい限り。
大子のみなさんが地道に作り上げてこられた成果ですね!
今回はコロナ前より少し参加チーム少なめだった大子。
でも私のお知り合いのチームさんは結構参加されており、中には超久しぶりに会う人も。
特に「水戸藩YOSAKOI連」のカミサマと自虐ネタで大いに盛り上がりました…(私は墓穴を掘るようなことは一言も言わなかったのに)。
そういえば、今日話をした人の多くが私以上に各地のお祭りに行かれている方々だということ。
私はうまい具合に費用面で抑える方法を使っていますが、みなさんはいかがなんだろうか…夏の高知とか費用を抑えようがない時期に普通に行かれるからなぁ。
気温は25度くらいあったものの、かんかん照りではなく、たまに日がさす程度だった大子。
これぐらいならば快適に過ごせるかなという気温でした。
流石に昼ぐらいには着ていた長袖パーカーは脱ぎましたが、結構過ごしやすい気候。
ファイナル演舞の時は雲りで助かった…あそこは日を遮るものがないからなぁ。
今回はいつもよりチーム数が少ない分進行が早く、ここに来るとファイナル演舞途中で抜けていた私が、ファイナル演舞を全て見れたという。
何ならファイナル審査待ちのゲストの演奏まで見れたという…珍しいな。
さらに言うと、さらにファイナル審査待ちのときによさこいカメラマンさんたちと雑談できるほどという…!
この調子で最後まで見れるか…と思いましたが、来賓あいさつで帰路に…ここで電車に乗らないと終了後1時間ぐらい駅で待ちぼうけだからなぁ…(それは避けたい)。
帰りは行きの時は席の都合で見れなかった大子の自然をしばしぼーっと眺めながら。
執筆は帰りの特急の車内で書いています(良かった、下車する前に書き上がりそう)。
5年ぶりに大子に伺いましたが、この間コロナだけでなく、大子は台風被害もあったんですよね。
大子メイン会場のある駅前商店街も浸水被害に遭ったと聞きました。
そんな中、みなさん負けずに続けてこられただけでなく、地元のみなさんが応援している姿が印象的でした。
何だかグッとくる光景だったな…!
ちなみに大子町の2023年5月1日時点の人口は15,227人。
その町でこれだけの盛り上がりを作れるって本当にすごいことだと思います。
改めて実感したひとときでした。