【香港レポ】超深夜便で羽田に到着!さぁどう過ごすor脱出する?
2023年6月に香港に行ったときの飛行機。
LCCの香港エクスプレス航空で行きは深夜発便だったので問題なかったのですが、帰りは深夜着便で帰国しました。
深夜着と言っても、日が変わる前の便(22時台)ではなく、日が変わった後の便(1時台)です。
さて、この場合、そもそも空港から出れるのか?
1.香港エクスプレス深夜着便とは?
香港エクスプレス東京便は羽田と成田の両方に1日に計7〜8便発着しています。
羽田は基本深夜発着、成田は昼〜夜発着と住み分けがなされていますよ(成田は深夜発着できないため)。
どんだけ香港のみなさん日本好きなのか…という本数ですね。
羽田便は毎日2〜3便飛んでいて、羽田発着ともに深夜便最大2本、早朝便1本となっています。
一番ベストなのは往復ともに深夜発〜早朝着の便が仕事があっても安心ですが、うまいこといかない便もあります。
それは、
羽田発6:35〜香港着10:15
香港発20:05〜羽田着1:20(翌日)
の2便です(2023年6月のダイヤ、季節などにより多少異なる)。
(本当は羽田着22:45の便もあるのですが、都内近郊のみなさんは電車で帰れるかと思うので割愛)
実は羽田早朝発便は滞在や交通の選択肢がまだあるのですが、深夜着便は選択肢がかなり少ない…。
今回私は出発3週間前に予約したため、他の羽田便が満席もしくは高騰していたため羽田着便は上記を予約しました。
予約はトリップドットコムで羽田着便が20100円、羽田発便(深夜(1:00)発早朝着(4:40)便)を加えた往復で計41190円です。
(別途帰り分のみ20kg分の荷物預けをつけました。こちらは香港エクスプレスの公式サイトで予約し5000円強)
2.深夜着便では動いていない&滞在できない手段
以降、2023年6月時点での情報で上でご紹介した深夜着便では帰れないものを記載します。
(早朝発便で出発できる方法についてはその旨記載)
(1)電車&モノレール
流石にこの時間では終電を過ぎているので乗って帰ることは不可能。
始発を待つしかありません。
(早朝便も搭乗締切時刻に間に合うように到着する便はほぼなし)
(2)深夜バス(路線バス含む)
コロナ前は深夜発のバスがあったのですが、2023年6月時点では近距離のJR蒲田駅方面を含めて深夜発便はなし…。
こちらも朝を待つよりほかありません。
(早朝発便はJR蒲田駅、大森駅など方面により再開しているので、詳しくは各バス会社のHPをご確認ください)
(3)羽田周辺ホテルの送迎バス
羽田周辺ホテルのうち、いくつかのホテルでは送迎を行なっています。
が、1時台着に対応するところはなし…。
この場合、タクシーで移動するしかありません。
逆に早朝便に対応しているところは結構あるので予算や送迎の時刻を確認の上探してみるのがオススメです。
3.では深夜着でどうやって羽田空港を脱出&滞在する?
(1)天然温泉平和島の深夜着バス
深夜もやっている温浴施設の天然温泉平和島。
バスで迎えに来てもらい施設に行ったのち、お風呂でのんびりしてリラックスラウンジで仮眠が取れるというものです。
価格はバス代や深夜滞在費など込みで4500円。
ただ、空港発の時間が0:40と1:40なので、遅延や香港エクスプレスで預け荷物がある場合、バスに乗れない可能性があります。
(バスは定刻発車のため)
私は当初これを考えていましたが、荷物預けがあったため、(バスに乗れなかったら困ると)予約を断念…。
ちなみに早朝便対応しています。
過去早朝便に乗るためコロナ前に利用しましたが、まだ羽田着のバスが着いていない時間に利用できるので、仮眠する場所も選び放題です(私が出発する頃には羽田着バスはすでに着いていたため混雑)。
(2)羽田空港直結ホテル
第3ターミナル直結のホテルとしては、
・ザ・ロイヤルパークホテル東京羽田(第3ターミナル直結)
・ヴィラフォンテーヌグランド羽田空港(羽田エアポートガーデン)
の2つがあります。
直結なのはいいのですが、そこそこお値段が…!(1泊2万円台〜)
(ちなみに「ヴィラフォンテーヌプレミア羽田空港」もありますが、こちらは1泊6万円〜)
(3) 泉天空の湯 羽田空港
第3ターミナル直結の「羽田エアポートガーデン」内にある温浴施設。
最近オープンしたばかりで24時間営業、お風呂に入って仮眠も取ることが可能です。
価格は深夜料金込みで8800円。
ビジネスホテル並みの価格ですね…!
(4)空港内で始発を待つ
これが最も安上がりですが、ベンチが空いているか分からないことと、セキュリティ的にいかがという問題が…。
(5)車
車があれば脱出は最も容易ですが、誰か迎えに来てもらう必要があります。
もし自分で運転してきた場合は駐車場代もバカにならない…そして車がない人には無理な方法です。
私はこれらを調べ上げた上で、最終的に家人にカーシェアで迎えに来てもらう方向になったのですが(我が家に車がないので)。
この香港エクスプレスの深夜着便、ほぼ満席だったので(乗客のほとんどであろう)香港人のみなさんはどうやって脱出しているのか気になるところです。
秋冬のダイヤでは時間が変わり、0:40着になるようですが、いずれにしても終電には間に合いません。
羽田着便の中ではこれが最後まで残っており、直前でもお手頃価格で買えますが、到着後のことを考えて予約するのがオススメです。