あなたの文章は長くてよく分からない!と言われたことはありませんか?
私もそうでした。
でも、今日教える方法で、言いたいことがスッキリした、読みやすい文章になりましたよ。
その方法は、「誰に対して言いたいか」を考えること。
昨日はそのときの対処法で誰か一人に絞るのをご紹介しましたが、これを読んで一人に絞るのが怖い…そんな方もいたのでは。
今日は一人に絞るのが怖い…の対処法についてご紹介します。
これを見てもらうと、「これなら絞れそう」と思ってもらえるかと思いますよ。
誰か一人に絞るのが難しい…。
そんなときは人の手紙で胸を打たれたときのことを思い出してみましょう。
テレビなどで誰かに当てた手紙を読む…そんな場面に遭遇することがありますよね。
聞いていると、グッときて涙した…そんな経験をした人も多いのではないでしょうか。
あの手紙は、一人の人に向けて書かれたものです。
でも、それだからこそ、他の人にも響くんですよね。
一人に絞るときの重要なポイントは3つです。
1. 今から書くのはラブレターであると考える
今から書こうとしている文章は愛するあの人へ向けてのラブレターである…と考えると思いが乗ります。
ラブレターは、相手に自分の気持ちを伝えるために書くものです。
だから、自分の言葉で素直に書きましょう。
2.一人に絞るとそれだけ尖った言葉が出てきやすい
一人に絞ることで、尖った、でも感情に訴えるようなそんな言葉が出てきやすくなります。
これが全体の人に向けてだと当たり障りのない言葉になりがちです。
それだと響かないんですよね。
相手に伝わる言葉を選びましょう。
3.1人に絞って書いた方が文章を書きやすい
一人に向けて書く方がその人のことを想像しながら書けます。
文章が乗って書けるのでその分早く書けますよ。
時間がかかってしまうと疲れてしまいますからね。
以上の3つのステップを踏むだけで、あなたの文章は長くてよく分からない!と言われることはなくなりますよ。
では、実際にこの方法を使ってみましょう。
例えば、私は「自分のブログを定期的に読む読者になってもらう」という目標を持ってこの文章を書いています。
そのためには、煽るような文章を書くのが苦手な優しい心を持った20〜40代会社員女性に対して、煽らなくても伝わる文章の書き方を伝えたいなと思っていました。
私はそんな文章を書くとき、昨日もご紹介した私の友人のOさんのことを思い浮かべました。
Oさんはとてもやさしい人で、文章を書くのが苦手だと言っていました。
Oさんに対して、私はこんなことを伝えたいと感じました(あえてOさんに宛てた手紙調で書いています)。
「Oさんは私が心配するほど誰にでも優しすぎる。
でもそこが好きなところ。
Oさんは文章書くのが相手に対してよからぬ言葉を使ってしまいそうで苦手…と言っていましたね。
でも、無理して相手の興味を煽るような文章を書いてもOさんらしさが出ない。
Oさんらしさはそこじゃないのになぁ…。
文章を書くのが苦手でも、煽るのではなく優しい心をそのまま伝えるような形で文章を書くことができるんですよ。
私もそうやって書いているから、安心してほしいな」
これだけで、Oさんは私の話に興味を持ってくれます。
一人の誰かに向けて書くことで、対象とした人以外にも響く文章となりますよ。
あなたもこの方法を試してみませんか?
あなたの文章もスッキリして読みやすくなりますよ。