2010年よさ研活動を振り返る(後編)
私はいいお祭り(印象に残るお祭り)に、
・よさこいが地域の人に愛されて、
・積極的に祭りにかかわる人が出てきて、
・地域の盛り上げに貢献できる ということを挙げています(これは毎年言ってます)。
毎年、同じことを言っているこれですが、今年は久々におぉ、何て面白いと思ったお祭りを紹介します。
それは8月に開催された東京・中目黒です。
夜の2時間半の間で、8つの会場で一気に繰り広げられる中目黒。
ほとんどが商店街の通りを会場としており、大変道が狭いのが特徴です。
2列で通って、鳴子が見ている方々に当たらないように気をつけないといけないよね…と思ってしまうぐらい。
見ている方々も多く、飲食店によっては道路までテーブルを出して、演舞を見ながら食事ができる、という何ともゆるいお祭りでした。
中には、
「目銀(中目黒銀座商店街)でこんなに人いるの見たことねぇ。5000人ぐらいいるんじゃねぇ?」(ジモティーと思われる20代男性2人組の発言)
とか、
「踊り子よりお客さんのほうが元気ある!」(総踊りのお客さんからのたくさんの歓声について、煽りをしていた「江戸の華」代表さんの発言)
とか、びっくりさせられる言葉をたくさん聞きました。
これ、渋谷から電車で2駅の東京都内の話ですよ!
ちょっと冷めた形でみている(見てしまう)というのがこれまで見てきたお祭りには多かったので、こんなに見ているみなさんと一体となって盛り上がれるお祭りが東京にあったということにびっくりです。
何だか水沢や青森に行った時のように嬉しくなりました。
私は元々の研究が地域活性化、特に地元の人も、観光客も、みんなが一体となって楽しめるお祭りやイベントづくりに興味を持っていたので、こういう姿は本当に、本当に嬉しいです。
いい姿だなぁ、と思います。
来年もこんなお祭りに出会いたい!
よさこいももっとたくさんの地域で見たいぞ!
最近行ってないけど、あそこのお祭りは最近どうかな?
など、来年もまだまだよさこいへの興味は尽きません。
来年はラッキー7の7年目に突入するよさ研。
来年もよろしくお願いします!!