過去を振り返る機会
日曜日。
光が丘を出て、私はなぜか北へ。
17時前、私が着いたところは…宇都宮!?
ギョウザを食べに来た…わけではなく、今度は路線バスに乗り、着いた先は小学校。
その小学校の校庭では、地元の夏祭りの真っ最中。
子どもたちが出店で食べていたり、遊んでいたり。
のんびりとした感じが広がっています。
先ほどまでいた光が丘よりも相当こじんまりな、町内会の夏祭りといった感じ。
ここは宇都宮市の「みゆき夏祭り」。
要は地区の夏祭りです。
小さな舞台が用意され、ここで30分ほどよさこいの演舞が披露されました。
ステージの周りで子どもたちが真似をしながら踊っているぐらい、のんびりとした空気が広がっています。
えっ、この30分のために宇都宮に!?
そうなんです、このために来たのですが、この宇都宮行きには大きな意味があるんです。
ここで踊ってらしたのは栃木のよさこい連合「栃の葉よさこい連」グループのみなさん。
そして栃の葉よさこい連グループといえば、私の大学院時代の研究で大変お世話になったチームさんです。
全国的にも珍しいチームの同士の連合体で、練習はグループの代表さんたちが各チームを回って指導されてきました。
…ですが。
昨年、グループの代表さんが亡くなりました。
私としてはあまりに急でビックリ!
最後にお会いしたのが3年前だったので、その間に体調を崩されたのか、どうだったのか…?
もしかしたらグループ代表さんの奥様たちに会えるかな?と思い、行ったのが今年3月の鹿沼でした(詳しくはこちら)。
結果は踊り子さんたちにはお会いでき、今度演舞されるタイミングでお声がけください、とお声がけしました。
それが結果的に今回となったのです。
終了後に、夕食を兼ねながらこれまでのことを色々お聞きしました。
流石に私から聞きづらかった、代表さんのこととかはこの時にお伺いできました。
そうか、もうすぐ亡くなって1年経つのか…。
どうやら、うちの父と同じ病気で倒れられたようです。
(年齢も近いので重なるなぁ…うちの父は存命だが)
同時に私、この間栃の葉よさこい連グループさんの演舞を見る機会がかなり減っていたことを実感。
よさこいのみのお祭りよりも、地域の夏祭りなどで行うほうが喜んでもらえると、私が行くお祭りには参加されないことが多かったからです。
そうか、私が既婚者なこともお話ししていなかったか…!
それでも、最後まで生きようとされていたことを知り、個人的にはホッとした感じを受けました。
結局私の終電までお付き合いいただき、色々お話しして帰宅。
演舞の時間は短かったけど、本当に行って良かったと感じる宇都宮までの旅でした。