前回はパリで、前々回はハワイで使ったSIMカードをご紹介しました。
今回は中国本土および香港で使ったSIMカードをご紹介します。
中国本土および香港で使えるSIMカードは、以前30日間使用可能なSIMカードをご紹介しましたが、今回はエリアが広がり、容量が多くなったもの。
使い方としては…?
1.どんなSIMカード?
今回利用したのは香港の「チャイナユニコム」社の「大中華 30日データ通信カード」です。
このカードの特徴は何と言っても中国本土でもLINEやFacebook、Googleのサービスが使えること。
中国本土では制限がかかっているこれらのサービスが問題なく使えるのは、日本にいる人たちとの連絡も問題なく取れるので助かりますね。
(ポケットWi-Fiレンタルの場合は対応機種でないと通信できず、割高になることも)
しかも台湾やマカオなど、近隣の中華圏でも利用可能。
以前紹介した30日間のバージョンでは台湾は使えなかったはずなのでそれらのエリアに行く方には嬉しいですね。
今回私は2019年11月のパリ行きの時の乗継で立ち寄った北京首都空港とその2週間後に行った香港で利用しました。
トータルで8日間3GB利用しました。
なお、容量は30日で6GBですが、6GBを超えても低速で利用可能です。
このSIMカードもAmazonで購入し、価格は1350円。
安い…!
2.使い方は…
基本的にはSIMカードを入れ替えるだけでいけますが、ちゃんとした手順は以下の通りです。
私のSIMフリーiPadからでは、
①電源を落としてSIMカード差し替え、再起動
②現地で機内モードを解き、設定より「モバイルデータ通信」の「データローミング」をON
③しばらく待つと使用可能に
※もし待ってもつながらない場合は設定画面で必要事項を入力
私は機内でSIMカードを交換していたため、空港到着時にはサクッとつなげるようになっていました。
今回は日本語版でやってきたので、説明等もわかりやすく、初体験の方でも問題なく使えると思います。
3.接続状況は…
(1)香港市内
MTR(香港の地下鉄、鉄道)やバス車内、街中でも使用しましたが、特に問題なく利用できました。
唯一、香港市内からパークに向かう電車で長いトンネルがあるので、その区間内はつながりづらかったかな。
(2)香港ディズニーランド内
香港パークにはWi-Fiが飛んでいますが、すべてのエリアをカバーしているわけではないので、基本的にWi-Fiにつながずに使用していました。
室内の奥の方など「おや?」という時はありましたが、それ以外は特に問題ないかと。
(3)北京首都空港
行きは2時間、帰りは3時間乗り継ぎで北京首都空港に滞在しました。
その間利用しましたが、特につながりづらいこともなく、サクサク利用できました。
LINEやFacebookなどももちろん使用可能です。
私は帰りにYouTubeに動画をアップしていたのですが、それも特に問題なくアップ完了!
30日と長期間に渡るので、エリア内の各地を巡る方はもちろん、台湾も巡る場合には使えるかと。
アンド、中国本土でもLINEやFacebookなどを使えるのはありがたいポイントですね。
取扱販売店によっては日本語版を扱っているので、SIMカード初心者の方でも安心かと。
SIMカードは旅には便利なグッズですよ!