【香港レポ】実は初…香港航空で香港へ行ってみた

日本から香港まで、飛行機で4～5時間ほど。

それほど遠くないこともあり、航空会社もいくつかあります。

私は普段香港に行くときはLCCの「香港エクスプレス」を使うことが多いのですが、今回は初めて使う「香港航空」で行ってきました。

どんな航空会社なのでしょう？そして価格は…？

1.初めての航空会社を使った理由

私が行こうと検索をしていた2022年9月末。

香港の入国後ホテル隔離が撤廃されたタイミングでした。

そのため、海外旅行に行きたい香港の方が一挙に予約されたタイミングと重なったのです。

おかげで航空券の価格がサーチャージを含めて高騰！

私がいつも利用する香港エクスプレスで往復11万…流石に無理があるな。

コロナ前は往復2～3万で行っていたことを考えるとずいぶん差があります。

LCCでこの価格なので、フルキャリアはもっと高額に。

香港エクスプレスの親会社のキャセイパシフィック航空は往復12万、全日空に至っては往復20万…ムムム。

コロナの影響で便数が減っていたのも高額化に拍車をかけていたようです。

（この後便数はかなり増えてきました）

さて困った…と思って色々検索していると引っかかってきたのが「香港航空」。

こちらは香港の中規模のフルキャリアの航空会社です。

他が10万超えの中、こちらは往復5万円台で出てくる。

これだったらいいかな？と思ったので今回は香港航空で行くことにしました。

今回、私は13泊したこともあり、

• 荷物預け30㎏分
• 座席指定無料
• 便変更無料（コロナ感染などで滞在日数が伸びた場合を考え、念のため）

のプランにして予約しました。

価格はトータルで往復62640円です。

便変更無料のオプションを付けなければ6万ちょうどぐらいだったかと。

日程および時間は以下の通り。

• 11/27（日）成田15:30～香港20:05
• 12/10（土）香港9:15～成田14:30

2.行きの飛行機の様子は…

日本発の便は香港へ帰るみなさんがお土産の荷物たくさんでチェックインに時間がかかる…と踏んで成田空港に2時間強前に到着した私。

でしたが、まさかのチェックインカウンターには誰も並んでおらず、5分で手続き完了…。

その後の手荷物検査および出国審査もサクッと終わり、ラウンジでずいぶんのんびりする時間ができるほどでした。

なお、私が出発した時は滞在に関する事前の登録が必要でしたが、2023年1月時点では不要となっています。

（ただし出発前の抗原検査もしくはＰＣＲ検査の実施は必要）

飛行機は少し遅れて出発。

機内はほぼ香港人のみなさんで満席でした…行きの飛行機では日本人の方を見かけなかったです。

座席はびっくりするほど広いわけではなく、一般的なエコノミークラスの感じです。

各座席にモニターがあるのですが、タッチパネルの効きが悪く、見ている人はあまりいなかった印象。

私も自分のタブレットに入れていた音楽を聴いていました。

そして最も印象的だったのは食事。

ドリンクは普通にやってくるのですが、食事は温かいパン一つ。

というのも、2022年12月時点ではコロナの影響で機内食サービス休止中だったためです。

行きにやってきたのは白あんの入った、手乗りサイズの小さなコッペパンでした。

温かいので普通においしく食べれることと、夕食の時間帯でもないのでこの時はちょうど良かったかと。

到着は10分ほど早め。

ですが、第1ターミナルの一番奥に着いたこともあり、ターミナル内移動とＰＣＲ検査（私が行ったときは到着時ＰＣＲ検査必須）で到着ロビーに出れたのは到着から50分ぐらいかかりました。

3.帰りの飛行機の様子は…

帰りは朝9時の便だったこともあり、前日は空港直結の「リーガルエアポートホテル」に宿泊していた私。

7時過ぎに出発ロビーに到着しました。

が、香港航空のカウンターは大混雑。

自動チェックイン機で航空券は発券したものの、その後の荷物預けカウンターは数十人が並んでいました…。

どうやら数便の出発が重なっていたことと、人手不足があったようです…荷物預けカウンターは3人で頑張っていました。

そのため、私が荷物預けカウンターを通過できたのは出発45分前…。

（荷物預けカウンターで日本のVisit Japan WebのQRコード提示の必要あり）

その後の手荷物検査や出国検査はスムーズに通過できたのは救いです。

急ぎ搭乗口に向かったタイミングで、すでに搭乗手続きはスタートしていました。

帰りの便もほぼ香港人のみなさんで満席。

この便では一人だけ日本人の人を見かけました（日本のパスポートを持っていました）。

機内は行きと同じく。

機内食のパンが帰りはチャーシューのパンに変わったぐらいでしょうか（同じく温かかったです）。

ただ、朝は食べる派の私にはちょっとこれだけではしんどい…搭乗口に向かう前に何か買えばよかったなと思いました。

帰りの便はほぼ定刻通りに到着。

しかし、乗継者優先降機などがあり、飛行機を降りれたのは20分ほど経過した後。

Visit Japan Webの確認や入国審査はスムーズだったのですが、問題だったのは荷物受け取り。

外国人の入国審査が大混雑だったのか、香港人のみなさんがなかなかやってこないのです…ベルトコンベアに荷物がたまる一方で新しい荷物がなかなか降りてこない事態が生じていました。

私の荷物は最後の方に出てきたので、結局荷物を受け取って税関を通過し、到着ロビーに出れたのは1時間半後…長かった。

初めて香港航空を利用しましたが、LCCに少しサービスが付加された？という印象を受けました。

すごいサービスを受けられるという感じでもないので、他の航空会社と価格を比較して、今回のようにLCCより価格が安くなっている場合や成田のほうが利便性が高い方などは利用機会があるかと。