何だかんだよさこい研究歴20年を超えた私。
その頃からお付き合いのある方とは本当にずいぶん長くお世話になっています…むしろみなさん元気で嬉しい。
そんなことを少し考えつつ、電車に揺られながら小山へと向かいました。
よく考えてみたら小山で下車するのは初めてなので、Googleマップを使いながら会場へ。
(バスもあるらしいのですが、時間合わず)
20分ほど歩いて会場の「おかしパーク」(今回のおかしパークのお祭りの概要は前回の記事参照)に着きました。
おぉ、駐車場が満車だ…と思っていたら。
早速、今回お声がけいただいた「栃の葉よさこい連」のKさんから声をかけられました…何ですぐ見つかったんだ。
そんな目立つ格好していないのに…暑いのに無駄にコート着ていたからか(笑)。
Kさんに案内されるまま行くと…、研究でお世話になったみなさんが勢揃い!
うわあ、この時点で胸熱…!
みなさんお元気そうで何よりです。
びっくりしたのはみなさんの年齢…もっとお若いと思っていた方が80代で踊っておられるとか衝撃的。
現在は踊っておられないものの、当時指導されていた方も来られていて、御年87とか…!
よさこいを踊ってらっしゃるみなさんは本当にお元気です。
そして私が着いた時はなぜかステージでうらじゃ音頭が披露されていました。
あれ、よさこい13時からでは…?
後で知ったのですが、
・11時半〜13時 別のよさこいチームさんたちが演舞
・13時半〜14時半前まで 栃の葉よさこい連グループのみなさんの演舞
ということでした。
なるほど…じゃあもう少し早く来ても良かったのか。
(例の如くギリギリ到着の私)
そもそも栃の葉よさこい連グループのみなさんは栃木南部を中心にしたよさこいチームの連合体。
私が大学院時代の研究でお世話になっている頃からほぼマダムのみなさんで構成されており、多いときは20チーム、数百名ぐらいおられたのではなかろうか。
あくまで「楽しく踊る」ことをモットーにされており、近年はよさこいのお祭りに参加されるよりも地域の夏祭りなどのんびりしたところを選んで参加されているようです。
すでにグループの代表さんが亡くなられており、コロナ情勢もあったのでかなり小規模になっていますが、それでも今回は4チーム、30〜40名の踊り子さんが集まっていました。
演舞が始まると、各地の総踊りを中心にみなさん踊られていきます。
私は毎年それなりの回数は各地のよさこいに行っている関係、結構な頻度で各地の総踊りを耳にしているはずですが、それでも「懐かしい…!」と思う曲のオンパレード。
特に「おだっくい」(静岡おだっくい祭り総踊り曲)はいつぶりに聞いたろう…あのお祭りだって終わってずいぶん経っているぞ。
みなさんの踊りとともにグッときてしまいました。
しかもおだっくいになると観客のみなさんが前方に集まってくる不思議…あれには不思議な力があるのか。
1時間弱で栃の葉よさこい連グループさんの演舞は終了。
その後はなぜかみなさんの控室に招待され、一緒にお昼ご飯をいただくことに…!
そこで思い出しました。
栃の葉さんの食事会では必ずみなさんの差し入れのお菓子や自家製つけものが回ってくることを…これすらも懐かしい(お心遣いありがとうございます!)。
しかもお土産までもらってしまい、駅まで送っていただいてしまった…恐縮です…。
よさこい界でマダムのチームはたくさんありますが、マダムチームの連合体って話に聞きません。
が、なぜか栃木には2つあるという…(もう一つは「五家英子とみんなで楽しく踊ろう会」)。
なぜ他では聞かないものが栃木には2つあるのか結局未だ謎ですが(自分の研究でも明かせなかった)、栃木マダム同士を結束させる何かがあるのかもしれない。
そんなことを思いながら帰路につくのでした。
いやはや、でもみなさん本当に元気で嬉しい。
また元気でお会いしましょう!