【香港レポ】香港入国をスムーズにする「e-道」を更新しよう

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香港にしょっちゅう行く人の強い味方に「e-道(e-channel)」があります。

これは主に入国手続きが簡素化されるもの。

登録条件が少々厳しいのが難点ですが、更新手続きについてはいかがなものか?

今回私は初めて「e-道」の更新を迎えたので実際に行ってきました。

以下では「e-道」とは何か、そして更新手続きで必要なことなどをご紹介します。

なお、2023年10月5日に更新手続きについて誤りがあったので、更新しています。

更新手続きについて、詳細は香港の入国管理局などにお問い合わせください。

(新規登録手続きについて、詳しくはこちら

1.そもそも「e-道」とは?

「e-道」とは、香港に頻繁に入国する人向けに、香港入国が簡素化されるシステムのこと。

入国手続きにおける外国人用書類を書かなくて良くなるのがとてもありがたいシステムです。

出入国共に、機械でパスポートの読み取りをして指紋と写真照合をして完了となるのでとても楽ちんですよ。

(ちなみに出国手続きは手続きをしていなくても機械で出国可能)

登録条件としては、

  • 各航空会社の会員組織の上級会員
  • そうでない場合は過去12か月の間に3回香港に入国していること

となります。

登録条件について、詳しくはこちらを。

こちらはパスポートの有効期限が切れるとともに失効となります。

「e-道」の更新については、

「直近12ヶ月で2回入国+3回目の入国審査通過後に更新可能」

となります。

(香港政府観光局経由で入国管理局確認済み)

更新には新旧のパスポートを持参すれば更新可能です。

新パスポートはもちろん持参しているかと思いますが、旧パスポートは忘れがちなのでご注意を…!

2.香港市内で更新しよう

登録は

  • 香港国際空港の入国審査を出てすぐ(有人窓口とセルフキオスクの2種類)
  • 香港島にある入国管理局

で可能です。

が、私は今回早朝に到着し、窓口もセルフキオスクも空いておらず…(7:30~23:00まで)。

3時間待つのが耐えられなかったので、香港島の入国管理局へ行ってきました。

香港国際空港のe-道オフィスの場所。営業時間が場所によって異なるのでご注意を

場所は香港島のワンチャイエリアにあります。

MTRアイランド線ワンチャイ駅(セントラル駅から2駅)から徒歩7,8分の入国管理局ビルの7階にオフィスがありますよ。

表の上(中央部分)が入国管理局の住所と営業時間
具体的な場所はこちら。青い大きな点のところです。駅は下のA1が最寄り出口

713号室が「e-道」のオフィスです。

営業時間は月曜から金曜日の8:45~17:00まで(土日祝日はお休み)。

私は15分前に着きましたが、まだ誰もおらず。

10分前にもう一人並んだくらいでした。

窓口自体は8:45を過ぎて1人の男性がやってきて準備をし、実際にスタートしたのは8:50ごろ。

のんびりだな~。

エスカレーターで7階に上がると案内が。ちなみに下の階はパスポート申請の香港人のみなさんで賑わっていました
こちらがオフィス。中にはカウンターが2つありますが、私が行ったときは1台のみの稼働でした

3.実際に更新するには?

更新手続きは以下。

  1. 新旧のパスポートを渡します
  2. 担当者の方が手続きします
  3. 担当者の方が旧パスポートについた「e-道」のバーコードシールをはがし、新たなシールを新パスポートにつけた上で、新旧パスポートと登録控えを戻してもらい終了

なんと、話しかけられることも、指紋や写真を撮られることもありませんでした…!(新規手続きのときは話しかけられ指紋や写真を撮られます)

所要時間は2,3分。

香港国際空港の窓口が空いている時間ならばそちらで手続した方が断然楽ですが、今回の私のように深夜早朝に着いたり香港島に滞在する場合には入国管理局で手続きするのもありかと思います。

香港によく行く方にとって便利なシステムかと思いますので、条件に当てはまる場合は更新しましょう!

更新の控え。隠してある部分に個人情報が掲載されています

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【香港レポ】香港入国をスムーズにする「e-道」を更新しよう” に対して5件のコメントがあります。

  1. みつも より:

    2024年2月に香港空港でe道の更新してきました。
    前に登録していたパスポートが切れてから3年以上経っているので、
    更新でも無いですが、旧パスポートのことは聞かれもしませんでした。
    それと、上級会員にしろ3回以上入国にしろ、
    再申請時にも条件を満たしていないとダメらしいので、
    一応旧パスポートも出してみましたが関係ない感じでした。
    (旧の時は3回以上入国で申請し、今回はデルタのゴールドメダリオンで申請)

    なのに、当局側で氏名で判定しているのか旧パスポート情報もわかっているようで、
    指紋採取無しでバーコードの無いシールを貼られて更新完了でした。
    心配だったので指紋登録はないのか聞いてみたら
    今回は不要だから通るときに指紋認証して通れとのこと。

    香港出国時に恐る恐るe道ゲートを通ったら指紋認証は普通に通れました。
    しかも入り口のゲートを通る前にパスポートをスキャンしようとしたら、
    顔認証が反応して、パスポートスキャンする前に入口ゲートが開きました。
    色々と変わるものです。

    1. summy より:

      >みつもさん
      コメントありがとうございます!
      そうなんですね。
      チェックもデジタル化にともない、簡素化になっているのかもしれませんね。
      (でも航空会社の上級クラスでの申請もあるのかも)

      搭乗時のパスポート読み込みなしも便利ですよね。
      私がよく利用する香港エクスプレスでは、チェックインカウンターに寄らず搭乗した人は搭乗口でのパスポートチェックが必要だったのですが、それもなくなりましたよ。

      1. みつも より:

        日本の出入国もですが、コロナの間にも結構変わリましたね。

        >チェックもデジタル化にともない、簡素化になっているのかもしれませんね。
        >(でも航空会社の上級クラスでの申請もあるのかも)

        それは関係なさそうですよ。
        今は更新という感じではなくて、パスポート変わるごとに新規申請のようなのだと思います。
        ただ、その場では旧パスポートには触れもしなかったのに、指紋採取無しに加えて申請時に
        もらった控えには、旧パスポートでe道を申請した日付が書かれていました。

        >搭乗時のパスポート読み込みなしも便利ですよね。

        確かにユーザー目線では便利なのですが、その分だけ当局に個人情報を
        握られているということで、良いんだか悪いんだかですね。
        C国みたいに防犯カメラ映像とかから、個人特定が出来てしまうんでしょうね。

        余談
        実はデルタのステータスですが、事前にデルタ航空に問い合わせたところ、
        デルタ航空は香港e道のスキームには参加していません、と返答があったのですが、
        たまたま申請窓口に誰も並んでいなかったので、ダメ元で係員に聞いてみたら意外にも
        あっさりとOKと言われて登録出来てしまいました。(対象ステータスの台帳とかも見ずに)
        本当に対象ステータスだったのか係員の裁量なのかはわかりませんが、
        申請控えにDeltaAirlinesと書かれているので、対象だったのでしょう。w

        対象ステータスはWEBとかに示しておいて欲しいものですし、
        それよりもドイツや韓国みたいに香港との相互協定で全員登録対象として欲しいかも。

        1. summy より:

          >みつもさん
          なんと、そうだったんですね。
          私は両方持参してどちらも使っていたので、この半年ぐらいの間でも変わったのかも。

          香港政府観光局にも問い合わせましたが、しょっちゅう変わっているようで、ご担当者の方も追いついていない様子でした…。

          1. みつも より:

            今さらですが、登録時のことで思い出したことがいくつかありますので、
            補足させていただきます。

            前にも書きました通り、申請時に指紋採取はされなかったのですが、
            そういえば途中でカメラを見ろと言われました。
            前回の申請は2012年でしたので、まだ顔認証などは無かったのでですが、
            今はそれで新旧パスポートと登録者本人を照合していたのかもしれませんね。
            (氏名だけで照合すると同名異人の区別が出来ないですものね)

            更新申請のときも旧パスポートは開きもしませんでしたから
            当局側としては旧パスポートは必要ないのかもしれませんね。
            (そうは言っても、念のため旧も持って行った方が良いとは思いますが)

            >搭乗時のパスポート読み込みなしも便利ですよね。

            全ての航空会社がそうなのかはわかりませんが、
            香港発の JALと香港航空とチャイナエアラインに搭乗した際には、
            搭乗口も顔認証でボーディングパスのチェックすらありませんでした。
            おそらく日本もイミグレだけでなく搭乗する時もそうなっていくのでしょうね。

            余談ですが、e道登録の最後にパスポートとステータスカード(スマホ画面)を一緒に
            コピー機でコピーしていました。スマホ画面をコピーできるのか?と思いましたが www。

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