【100冊読書2/100冊】「運命を拓く」】
2冊目は経営者にはおなじみの中村天風。
私が初めて手に入れた中村天風の書だが、果たして…!
2.「運命を拓く」中村天風著
20世紀前半に哲学者として活躍した中村天風。
主宰する「天風会」には当時の政財界からこぞって入会者がやってきたらしい。
そういう人たちがなぜ中村天風を気に入ったのか?
気になったので読んでみることに。
(1)私の問いかけ
・人生を変える問いかけは?
・理想を達成するには何をすればいいのか?
(2)人生を変える問いかけは?
・積極的な表現でプラスに
・感受習性を暗示
・それが実在意識→潜在意識→生活機能の三角関係に影響し、人生を左右することに
(3)理想を達成するには何をすればいいのか?
・楽しいと思うことをすることで自然に立派なことを成し遂げられる
・そのことにより人格は荘厳な事実で散りばめられる
・積極的に生々しく生きることが勇ましい
・理想を掲げ気高くいることですでに現実に
(4)自分は今後にどう生かす?
・心の生活を豊かに、成就しているところを思い描く
・気高くいることが「真善美」に
・理想と一体となることで宇宙とつながる
積極的人生を謳う著者だけあって、プラスの言葉がプラスの方向にもっていくというのを語っている姿が印象的。
楽しい理想を掲げて立派に過ごしていれば、宗教にすがることは不要というのも何だか納得できる(そういう人たちが寺社仏閣でお願いすることは「周りの幸せ」などになるというのは確かに)。
本を読むとプラスの波動がみなぎってくるなぁ、というのを実感中。
なんて心地いいんだろう…!