【100冊読書75/100冊】バカロレア幸福論
75冊目はフランスの試験「バカロレア」から見る幸福論。
というのも、これは哲学書なのですよ。
フランスの人たちはバカロレアという試験から何を得てきたのか…?
75.「バカロレア幸福論」坂本尚志著
「バカロレア」とはフランスの高等教育試験のこと。
日本で言うところの大検のようなもの。
この試験で必修かつ最初に行われるのが哲学である。
なぜ試験が必修で哲学があるのか、その哲学的思考で幸福について考えたのが本書である。
(1)問い
・なぜ哲学で困難を切り開くことにつながるのか?
・幸福を大切にする理由は?
・孤独と幸福は両立するのか?
(2)問いの答え
・困難を乗り越えることはもやもやを言葉にすること。
・二択もしくは三択で判断し、言い換えや問いかけをすることで哲学的思考が役立つ
・幸福を追い求めることは人間的行為
・孤独は個人にとって自由に幸福を求めることになるが、限界もある
(3)答えを生かす
・もやもやを言葉にして整理することで二択の判断が可能。第3の道も
・幸福も孤独も人間的
(4)Baby Step
もやもやを言語化する癖をつける
もやもやは最近味わった感覚なので、言語化することはとみに大切と言うのを学んだ気がする。
ちょっときにかけよう!