【100冊読書43/100冊】みんなが知りたかったeスポーツの教科書
43冊目は趣向を変えて最近話題のeスポーツについて。
断片的には知っていたことが多いものの、知らないことを補完してまとまってきたなぁという気がする。
業界としても面白そう!
43.「みんなが知りたかったeスポーツの教科書」岡安学著
知名度が拡大しているeスポーツだが、正しく知られていないのが現状。
eスポーツについて、どんなものか、日本と世界の現状と課題について紹介したのが本書である。
(1)問い
・eスポーツの日本の現状は?
・プレーヤー、企業、観客のメリットは?
・eスポーツの課題と未来は?
(2)問いの答え
・eスポーツは世界的にはPCでのプレイが主流だが、日本では任天堂スイッチなど、独自機械を使ってプレイするのが特徴。そのため、日本独自のガラパゴス化が進行しており、世界から遅れをとっているのが現状
・本来「スポーツ」は運動という意味だけではなく、「娯楽」の意味もある。日本ではスポーツというと体を動かす運動という意味のみで広がってしまい、eスポーツへの理解が薄いのが課題
・eスポーツは誰でもカテゴリ分けなく、平等に参加できるのが特徴
・メリット
オーディエンス:ゲームを見る人たちの登場、eスポーツには観客席のある会場も
プレーヤー:イベントで物販などを行い収入の多角化も、ゲーム解説をするストリーマーも登場
企業:ゲーム会社の社員としてプロゲイマーを育成
・課題
裾野の拡大:高校生、大学生に一気に広がる
地方活性化:地方開催、アジア大会での正式種目化
プロリーグ:Jリーグやプロ野球の参画
(3)問いを生かす
・eスポーツはこれからの憧れの生き方になるのでは
・ゲーム化した世界が当たり前の世界になるのはあとわずか
・ゲーミフィケーションを普段から活用していこう
(4)Baby Step
eスポーツの話題にアンテナを張る
ちょこちょこ知っていたeスポーツの世界。
今回読んで一番思ったのは、これからの生き方にゲームの要素は欠かせないということだ。
それは面白く生きることが重要になる社会でもあるということ。
そうすると、私の生き方も面白く生きるという意味で、ある意味ゲーミフィケーション的かも。
なんだか未来にワクワクしてきたなぁ。