99冊目はイノベーションの意義と作り方について。
イノベーションの流れをつかむというけど、どうつかんだらいいか分からなかったのでそれを知りたく手にとってみたら…!
99.「リアル・イノベーション・マインド」狩野国臣著
イノベーションは大企業ではなく、中小企業やスタートアップ企業にこそ起こるもの。
成功の鍵は流れを読む眼と事実をグリップすること。
その視点と方法論を紹介したのが本書である。
(1)問い
・イノベーションの波をつかまえる方法は?
・イノベーションを見つけるヒント3つは?
・グリップ力で事実を高める方法は?
(2)問いの答え
・イノベーションの波を捉えるには競争せず、「やっていない」「新しい」ことで差別化を図り、ニーズの連鎖をとらえること
・イノベーションのヒントはストーリー性、データ、快適性や利便性などの欲望を捉えられているか
・グリップ力は
過去の傾向としてとらえ
現在の事実を正確につかみ
現在を未来に当てはめ予測
することで高められる
(3)答えを生かす
・未来はストーリー性と快適性、利便性などの使われ方で作れる
・事実をつかむ力は未来に役立つ
(4)Baby Step
未来での使われ方を考えてストーリーを作る
ちょっと?と思ったこともあったが、ストーリー性だけでなく、欲望を組み入れるというのは面白い視点だったなぁ。
それを入れたらより未来のイメージにリアリティが増しそう!