朝起きると、雨が降っている。
家を出ると、風が強い。
ある程度覚悟していたけど、覚悟を持って行かないとだなぁ。
そんなことを思いながら、横浜・みなとみらいにある象の鼻パークへと向かいました。
会場最寄りの関内駅からレインコートを着て、会場へ。
歩くと15分ぐらいかかるのですが、会場に近づくと踊り子さんや見に来た人かな?という人が見られました。
そして風も強くなっていく…海沿いの宿命ですね。
あぁ、使い捨てカイロを持ってきたほうが良かったな…失敗した。
その時点で気温は15度ぐらい…最近まで真夏日だったのはどこへ行ったのやら。
まず私は象の鼻会場の近くにある波止場会場へ向かいました。
ここは広めの広場になっているところで、一角を会場としていました。
近くには大型旅客船が停泊する大さん橋があり、ちょうど演舞時間中に「ポーっ」と「飛鳥Ⅱ」が出航していくところでした(演舞中のチームさんの演出音かと思うぐらいシンクロしていたけど)。
総踊りは全員入ってできないので一部のチームさんのみとか、演舞の合間にはソーシャルディスタンスを取るよう案内が回ったりとか、これまでのよさこいの場ではないことも見られましたが。
ソーシャルディスタンスを取ってくださいという案内が何度も回るほど人が多く来ていたのは嬉しい話でした。
この悪天候の中なのに…(それぐらい人が多くてびっくり)。
それ以上に、学生チームさんなど大人数のチームさんが複数いて、そちらに感激してしまいました。
昨年から活動できずに、新入生勧誘など大変だったろうに…と。
そして多くの学生チームさんが今年初披露だったというのも特筆すべきところでしょう。
だいたい関東だと今の時期が代替わりだったりするけど。
1時間ほど波止場会場にいましたが、途中で雨風が激しくなってきたので、歩いて赤レンガ倉庫に避難。
あぁ寒かった…しばし雨風のない世界に浸ります。
誤算だったのは自販機で暖かいペットボトルのお茶を買おうと思って行ったのに、赤レンガ倉庫には自販機がないという…。
寒いんでポケットにペットボトル入れようと思ったのに…紙コップのコーヒーじゃ意味ないのよ〜。
体勢を立て直して、再び本降りかつ風の強い外へ。
実は歩いて赤レンガ倉庫に来たのには意味がありました。
第3の会場として赤レンガ倉庫にも会場があるのです。
赤レンガの一角にパレード形式の会場が用意されていました。
ちょっと場所が外れていることもあり、それほど人も多くなく…。
私は目の前で見るのではなく、近くにあった階段の最上段から見ることにしました。
傘を差していたので、後ろの人がいないあたりまで下がったのです。
(レインコートを着ているのになぜ傘をという話ですが、今回一番の誤算であるiPadを防水ケースに入れ忘れてきたという…入れてたらたぶん傘は差さなかったさ)
上から見ているので、スタート地点からゴール地点まで、一貫して見れるのは良かったかな。
ただ、湾内なのに波が高い様子も同時に見ることができ…いやはや、よく開催したものだ。
赤レンガ倉庫の会場が休憩に入ったタイミングでようやく象の鼻パークへと向かいました。
こちらがメイン会場で、大型ビジョンやYouTube生配信なども行われていました。
会場も広く、観覧エリア以外からも見れるのはよかったです。
私は観覧エリアから少し離れた芝生のエリアから見ることに。
こちらはリアル参加のチームさんだけでなく、動画参加のチームさんの映像も流れるということで、リアル演舞の合間に流れていました。
そして移動してしばらくした15時台には雨も止み、ようやく一息。
しかし風の強さが収まりません…どんどん体が冷えてくる一方ですがな。
寒さには弱い私ですが、よさこいがかかったときの根性はあるので(笑)、耐えましたとも。
コロナがスタートしてからここまで、神奈川県内のよさこいはちょいちょい開催されていたので会える人には会えていたのですが、横浜よさこいの会場ではさらに多くの人に会えたのが印象的でした。
どう考えてもコロナ後初めてですね、という人に結構会えたなぁ。
また、学生チームさんがどっさり大人数で参加している様子も印象的でした。
法政大・鳳遙恋とか100人ぐらいいたよね、という感じで。
前に述べたとおり、新入生勧誘も大変だったろうに…。
17時前に終了し、スタコラと関内駅へ。
午後から近くの横浜スタジアムでベイスターズ戦が行われていたので、帰りがかぶるのを避けたかったんです…。
幸いまだ試合中でしたが…どこと戦っていると思ったらスワローズ戦(どうも負けたらしい)。
どうりでベイスターズユニフォームの人は見るがスワローズユニフォームの人は見ないわけだ。
サクッと帰れたものの、寒さダメージが大きく、結局これを書くのは翌日になっています。
でも、10月は予定されていた南関東のお祭りはほぼ全滅となってしまった中、横浜よさこいが無事開催できて本当に良かったなと思っています。
ここまで尽力されてきたみなさん、本当にお疲れ様でした。