横浜南部から茨城県最北端まで電車で最低4時間強。
時間距離ならば(飛行機ならば)、札幌に着いているかもしれない…。
同じ関東とはいえ、それだけ時間がかかるんです…しかもこんな日に限って電車遅延という。
(10分遅延で済みました)
私の楽しみは水戸から乗るローカル線の水郡線。
今年は大子に行くどんな人たちと電車でご一緒になるかなとワクワクしながら乗りました。
例年、水戸からしばらくはイヤホンから音楽が流れているのですが、今年はイヤホンを外して乗車。
そうすると、水戸駅停車中に早速隣のボックス席からよさこいの話題が!
話の内容から推測するに、メイン会場は大きくて人がたくさんいるのよと初めて行く人に教えている様子でした。
また、隣に座ったマダムの切符は(最寄りの)常陸大子までのきっぷでした(たぶんよさこいと思われる)。
なんと、結構水戸からも乗っているんだな〜(私とよさこいカメラマンさんだけじゃなかった)。
もちろん常陸大子駅に近づくにつれ、地元のよさこいを見に行くであろう人たちがたくさん乗車。
これを見ただけで大子に来た意義があります。
そして今年はメイン会場のある常陸大子駅…ではなく、一駅手前の袋田駅で下車。
最寄りの袋田会場では5年ぶりに日曜演舞が復活するからです。
バスは日本三大瀑布の袋田の滝観光の人だけでなく、よさこいを見に来た人たちも結構乗っている様子。
何だか嬉しくなりますね。
10分遅延のおかげで予定より遅く袋田会場着。
ざっとスケジュールを見て、まずは「豊年万作」会場に向かいました。
名前だけだとどういう会場かと思いますが、旅館(の名前)の駐車場に作られた会場です。
私の行った時間帯はすでに宿泊客の方はチェックアウトしている時間帯なのかな。
お客さんぽい人も建物の廊下から顔を出していましたが、お部屋からは客室清掃の方が顔を出していましたよ。
着いたときは有名チームさんが続けざまに演舞していたこともあり、どこで見ようかなと思うほどの混雑ぶり。
私は頭と頭の隙間から見ることに…。
でも賑わっているのはいいことです。
その後、同じ袋田にある流し踊り会場へ。
こちらは下車バス停のすぐそばにあるところで、実はバスからも演舞が見えていたという…!
こちらも結構な人!
5年ぶりの袋田でしたが、相変わらず近隣のお店からイスを出して見る人とか…!
いい、そんなところもとてもいいです。
お昼頃はかなりの混雑でした。
(お昼を過ぎてからはかなり落ち着いていた)
そして気づいたのですが、森林の清々しい香りが!
何だか森の中に来ているようですが、流し踊り会場なので道路上…でもさすが山あいだけあります。
ここまでいい香りがくるとは。
何度も深呼吸したくなるような、リフレッシュした感があります。
2、3度行ったり来たりしたのち、いよいよ会場間シャトルバスに乗って大子会場へ。
到着直前、メイン会場が見えるのですが…、お、人びっしり!
今年も人が多そうな予感です。
バスを降りてすぐにあるのが駅前第二会場。
毎年多くの人で賑わう大子の流し踊りのメイン会場と言っても過言ではないところです。
通りに置かれたパイプ椅子には大抵地元のご長老のみなさんが座っており、踊り子さんに拍手したり声をかけたりとみなさん親しげ。
ちょっと私にはできない芸当…(私はできて手拍子)。
袋田会場でもどのチームにも「良かったよ〜」と叫ぶお父さんがいたので、みなさん人懐っこいのかも。
こちらと奥にある駅前第一会場を行ったり来たりしたのち、ついにメイン会場へ。
駅前第二会場に隣接する文化福祉会館の駐車場が会場です。
こちらは、ズラッと並んだ座席がほぼ埋まっているほどの混雑。
これからファイナル演舞という時間に行ったこともありますが、16時前でもまだまだたくさんいらっしゃいました。
私は帰りの電車問題があるので、なるべく駅に近いところで見ることに。
ファイナル演舞、その後のゲスト演舞(大子は阿波踊りなど、よさこいチーム以外もゲストがいるので)を見て、いよいよ結果発表というタイミング。
しかし始まらない、始まったと思ったら来賓挨拶…。
電車に時間もあるしもう出よう、と思い、出口付近に向かった時、私に手を振る方が…。
きゃー、「舞神楽」たんぽぽさんではないですか!
先ほど演舞後に気づいてくださったけど、ここでも。
で、そこでたんぽぽさんと話した話題で大いに盛り上がり…だったのですが。
「たんぽぽさん、ごめんなさい、帰りの電車があと3分で出るんで…!」
話を遮って出てきてしまいました〜あぁ、あの話で大いに盛り上がりたかった。
たんぽぽさんとの話題に後ろ髪を引かれる思いで電車へ…ちなみに1分前には車内の座席に座っていたのでご安心を。
(そういえばファイナルの結果は…誰かが教えてくれるだろう)
昨年の大子は縮小開催で私が行った日曜日は大子会場のみの開催でした。
その時も結構多いなと思ったのですが、今年はさらに多い!
人口15000人を切る町ですが、これだけの人を集めるのはすごいことです。
実行委員長のKasaiさんをはじめ、みなさん、お疲れ様でした!