私はうちの母の実家が銚子の隣市・旭市なので千葉北東部へは行き慣れていますが、まぁ銚子は(物理的にも時間距離的に)遠いんですよ。
同じ南関東といえど。
JRの特急を使ってもドアトゥドアで3時間半かかるからな…。
と言っても、私は普段から片道3時間の移動に慣れているから問題ないですが(笑)。
銚子へは高速バスもあるのですが、私はだいたいJRを選択しています。
(冒頭に関連して)ちょうど沿線上にうちの祖父母のお墓があるのでね…車窓より簡易お墓参りをしながら銚子へ向かいました。
銚子駅を出ると…、
(風強っ!)
とつい思うほどの強風。
駅前通りを進んだ先は利根川にぶつかるのですが、そこから冷たい風がビュービューと。
通り上にはよさこい会場が2つ。
…そちらには行けないな、と思いつつ、開会式が行われている市役所メイン会場へと向かいました。
市役所メイン会場は駅前の通りから少し外れたところ。
なのですが、ありがたいことに利根川側に市役所の庁舎が建っていることもあり、風が吹かない!
むしろポカポカ陽気でした。
これは助かるな〜。
あれ、使い捨てカイロ8枚も貼らなくて良かった?(笑)
着いたのは朝9時台というのに会場は踊り子さんだけでなく、地元のみなさんも多くいらっしゃいました。
今年で21回目の銚子、地元のみなさんにも根付いているのかな。
ちょっとだけ市役所にいた私は、その後テクテクと移動。
徒歩10分ほどにある銀座通り会場に来ました。
ここはコロナの影響でしばらく会場自体がなくなっていた、銚子の商店街の会場。
今回久しぶりに復活したとのことで、どんな感じかなと見に行きました。
コロナ前は2連続パレード会場だったり、地元のマルシェが行われていた時もありましたが、今回は1回パレードのみ。
常設のお店もこの数年でまた減っちゃったかな…そこは寂しい。
でもコーヒーなどの飲み物とクリスマスリースを販売していたお店は結構賑わっていました。
リース素敵だったな…荷物になるので流石に買えず。
でもパレード会場ということで、すぐ近くで踊り子さんを見れるからと地元のみなさんも結構いらっしゃいましたね。
地元のおばあちゃんらしき方が、踊り子にお子さんがいるとかわいいかわいいと言って声援を送っている様子が印象的でした。
で、私ですが、この後演舞終了までこの銀座通り会場にいるという…。
なぜかというと、下手に移動するとどこかお知り合いのチームさんを応援できない事態に陥るからという…。
今日が年内最後のチームさんが多いので流石に応援したいな…と。
なので見え方を変えるため、左右の歩道を行ったり来たりしながら見ることに。
ここの歩道はチームの踊り子さんも通る場所なので、ちょくちょく知ってる顔に遭遇。
久しぶりの顔も多かったな〜。
午前中は日が差していて暖かかったものの、午後になり日陰が大半になると寒くなってきました。
自家発熱が難しい私には、この時期太陽が頼りなのに〜。
15時に銀座通り会場の演舞が終了したのち、自家発熱を促すために歩き(笑)、次に来たのは飯沼観音会場。
ここは市役所メイン会場からは徒歩15分ほどと最も遠いお寺の境内にある会場で、五重塔を横に演舞できるという会場です。
ここも地元のみなさんが結構いらしていましたね。
前方の席は地元のマダムなどが座っていました。
残りチームは5チームほどだったので、サクッと見て終了。
そしてここに来た理由はもう一つ、会場近くにある「さのや」さんというお店に行きたかったこと。
銚子の今川焼きの有名店なのですが、私はよさこいの用以外でもずいぶん銚子に来ている割には一度も行ったことがないという…。
いつも踊り子さんが食べているのを見て美味しそうだなと思っていたのです。
ただ行ってみたら10人以上並んでいる…さすが人気店。
お昼を食べてなかったので、(2種類あるうちの)黒あんと白あんを1つずつ購入しました。
…うまい…何で私はこれを今まで食べてこなかったのか。
特に白あんが好みでした。
次は家でも食べる用に複数個買おう。
参加チームは50弱。
千葉のチームは半数弱と案外少ないんですよ。
その代わり、都内や埼玉、茨城など近隣からのチームさんが多くなっています。
中には青森や和歌山から参加のチームも…よくそんな遠くから。
個人的には朝霞の大きなチームが複数…先週はおやちゃい村で踊られたのちに。
ハフハフと今川焼きを頬張りながら市役所メイン会場方面へ戻る私。
戻る前にシンボルロード会場へと立ち寄りました。
ここは銚子駅から伸びる駅前通り上にあるパレード会場。
そう、朝に強風を懸念していた会場です(笑)。
風はだいぶ弱まったことと、ちょうどファイナルパレード演舞が始まるところだったので見ようと向かいました。
銚子はファイナルに進出すると、パレードとステージ演舞2回追加で演舞できるという特典があります。
(審査はステージのみ)
パレードの方が近くで見れるので、まずはパレード演舞会場で見ようとシンボルロードにやってきたのです。
(パレード演舞のほうが先にスタートするという理由も)
人出はあるものの、ステージ会場に比べたら全然見やすい。
踊り子さんも近いし。
どのチームがファイナルに進出したのか分からず見ていましたが、お知り合いのチームさんが進出していたりで一安心。
終了後は市役所メイン会場へと向かい、パレード会場に遅れて始まったファイナル進出チームの演舞を遠くから見ていました。
流石に人が多いね…ファイナル演舞は。
で、ファイナル演舞が終了したのち、今回は特別演舞がいくつか設けられていました。
その中でも注目されていたのは千葉の有名チーム「鴉」さんのラスト演舞です。
鴉さんは千葉のチームさんではありますが、小田原や佐世保など、私のゆかりのあるお祭りに毎年参加されているなど、千葉では異色のチームさんです。
特に小田原とか「おさるのかごや」が入っていることがコンテスト参加条件になっているのに、そのために特別バージョン作るなど、謎の力の入れよう…小田原の何を気に入ってくれたのか。
佐世保も毎年参加されていました…私はあのノリは佐世保のチームに合うというか、九州のチームノリな気がするのですが、九州よさこい関係者のみなさん、いかがでしょうか。
鴉さん自体はまさかのファイナル残れず(爆)だったので、特別演舞が正真正銘のラスト演舞となりました。
演舞前の声援はすごいし、終わった後の拍手や給水所に向かうところの拍手もすごかった!
活動期間は14年間とびっくりするような長さというわけではありませんが、愛されキャラ的なチームさんであったことは確かでしょう。
その後演舞された銚子のホストチーム「黒潮美遊」さんも結成時からの代表さん(団長さん)が勇退ということで、個人的にも感慨深いものがありました。
団長さんには千葉で研究していた時に少しだけお世話になりました…その節は。
私も関東でのよさこい歴が20年を超えてきたこともあり、何だか時の流れを感じるときがちょくちょく出てくるようになりました。
(今日も研究でお世話になった「楽天舞」の元踊り子さんに再会…高校生くらいだったときに会っていますが、アラフォーですと言われてびっくりする私)
授賞式や大賞演舞のあと、ラストの総踊りはフラフ共演と一緒に。
最近は踊り子というより総踊りのお兄さん的な位置付けになっている「黒潮美遊」しゅんすけさんの圧巻の仕切りぶりに感服しながら終了。
銚子は電車の都合、最後までいられないことが多いのですが、今回は珍しく最後までいられました。
というのも、いつも使っていた東京行き特急がダイヤ改正でなくなってしまったという…あぁ。
かといって前の時間の特急では早すぎなので、最後までいて各駅停車でドンブラ帰ることにしました。
時間がかかるのは覚悟です…でも電車は空いているので2席利用しても大丈夫かと(千葉からは伝家の宝刀・快速グリーン車)。
とりあえず横浜まではそれで帰れるかな〜。
でも、これを書いている22時前、まだ都内に入らない…!
私の銚子はまだまだ長そうです…。