【100冊読書22/100冊】パワー・クエスチョン
100冊読書の22冊目は洋書の翻訳書。
これまでも翻訳書は取り上げてきているし、22冊目になるけど…、深く読みたいと思ったのは久しぶりかな。
硬派だけど読みやすい気がします。
22.「パワー・クエスチョン」アンドリュー・ソーベル著
良い質問はその答えより効力が高いと言っているのが著者。
その質問を「パワー・クエスチョン」といい、質問によって核心に切り込むことができたり、会話をより楽しいものにしてくれるという。
その質問はどんなものかを語ったのが本書である。
(1)問い
・相手の剣幕を質問でなだめる方法は?
・売り込みがうまくいかない時の質問は?
・人生の棚卸しに効くパワー・クエスチョンは?
(2)問いの答え
・相手をなだめるには、相手に何を解決してもらいたいかと考えた質問をする
・売り込みがうまくいかないときは、
「それが自分ごとと捉えられるか」
「顧客がその点に不満を抱いているか」
「その点について問題を抱えているか」
について検討する
・人生の棚卸しについて、重要な質問は5つ
「あなたのミッションは?」
「誰と今後の時間を過ごしたいか?」
「友人や家族にとって何が大切か?」
「どんな期待を抱いているか?」
「今後の計画は何か?」
(3)問いを生かす
・イキイキとした人生は、相手や自分への質問が第一歩
・人生を変える質問で問題を解決し、笑顔を作り出すことができる
(4)Baby Step
本書を読んで、書いてあることを実践
質問について深く書いてある本で、すぐに実践しないとなぁと思うぐらいの内容。
最後のドラッカーに聞いた、人生の棚卸しの質問は興味深かったなぁ。
より深く読みたいと思う1冊でした。