突き詰めたらこうなりました?
当初の予定では雨予報だった真鶴よさこい。
朝起きたら…晴れてるじゃないか!
やったやった、レインコートの出番がなくなったぞ。
しかも行きの東海道線から見える相模湾はキラキラ輝く美しさ…先週私は日本にいなかったというのもありますが、久しぶりに日本で天気の良い週末を過ごしている感があるなぁ。
ただ真鶴駅に着くと…おぉぉい、風強いじゃないか!
ちょっと待った、帽子が飛ばされそうだよ。
これは旗士さんにはきついんじゃないか?
目に入るゴミと格闘しながら歩くこと15分。
ようやく会場の真鶴港に到着しました。
珍しく開始15分前に着いたということもあり、会場内を散策。
そしてステージ会場となる台船(海上作業用の箱舟)を見に行きました。
浮きのタイヤが横から見るとよく分かります。
今日は強風ということで、普段は取り付けられているであろう台船上の看板や大漁旗も全て外され、骨組みのみが残っている状況でした。
というわけで、万が一の時のために備えている漁船のお兄さんの姿もハッキリ!
いるのは知っていたけどこんなに密着していたのね…!
そうこうしているうちに演舞スタート!
まずはパレード演舞なのですが、このパレード演舞も特徴的!
演舞は全チーム共通の「さぁさみんなでどっこいしょ」、これを各チーム2分おきにスタートとし、100mぐらいのコースを往復するという、よく考えたなぁと言わんばかりの構成なのです。
だいたいどのチームも2〜3回ぐらい連続して演舞することになるのだろうか。
そのため、見ている側は1時間ぐらいエンドレスでどっこいしょを聞くという感じになります。
うーん、こういう方法でパレードをやるところをあまり知らないので斬新すぎる…!
パレード演舞が終わると会場を組み替えて(イスや審査員席を作る)ステージ演舞へ。
会場はここのみなので、円滑に運営できるように足元には何色かテープが貼られていますよ。
そしていよいよあのステージが本格的に始動することに。
板を渡してスムーズに渡れるようにし、補助の人もついています。
最初のうちは陸との高さがさほど変わらないのですが、干潮になるにつれ徐々に下がっていくステージ…。
そうすると渡してある板の斜度も徐々にきつくなっていっていました。
いやはや、自然の摂理に合わせたステージですなぁ。
船なのでもちろん揺れるのですが、「乱気流」ムナ先生いわく、「体幹が鍛えられますよ」とのこと。
さ、流石ダンスの先生…!
神奈川県の西の端にある真鶴。
そんなロケーションのため、参加チームは小田原や南足柄、秦野など県西部のチームが中心。
小田原のチームにはお知り合いが多いので、お知り合いのチームの演舞を見るのも楽しみにしていました。
特に気になっていたのが「さがみ信用金庫 翔舞」の初代監督のこと。
9月に行われた小田原・えっさホイ踊りプレイベントで「ちーむこなき」のぺるさんから「神輿に乗っている」と聞いていたのです。
ん、神輿?踊ってないの?
練習風景動画も見せてもらったのですが…今ひとつ的を得ない。
こりゃ生で見るしかないなぁ。
と思ったら、今日は人数が7人しかおらず、いつも通りマイクを持って煽りながら踊る初代監督でした。
よく知っている姿だ…本当に元気なおじさまだなぁ(私の研究時代、初めてお会いした時の肩書きが課長さんだったことを考えると、もう支店長レベルだろう…これで小田原の本祭当日は2チーム掛け持ちとは凄すぎる)。
神輿についてはまた今度聞こうっと。
チーム演舞が終了する頃にはすでに日も暮れようとしていた真鶴。
表彰式、受賞チーム演舞が終了する頃には辺りもすっかり真っ暗に。
真鶴も最後は総踊りで締めくくるのですが、その総踊りでは打ち上げ花火が上がります。
普段はよさこいで忙しいので夏の花火を見ることはほとんどないので、こうしてノンビリ秋の花火を観れるのはありがたいなぁ。
踊り子さんのバックで上がる様子は印象的でした。
総踊り終了後も花火は続いていましたが、電車の都合、私は途中で失礼することに。
が、結局電車が遅れており、早めに着替えた踊り子さんと同じぐらいの電車になるという…。
でも相変わらず真鶴感溢れる個性が出ており、楽しいひと時を過ごせました!!
開催データ
●開催日時 11/11(土) 12:00-17:30
※このお祭りのメインとなっている「豊漁豊作祭」は11、12日の開催
●開催場所 真鶴港
●会場数 1箇所
●参加チーム数 27