【上海レポ】第三国間でも旅できる!?中国国内線で旅してみた
最近日本発着でない航空券を使い、旅をする機会も増えました。
これまでは上海-香港という区間だけでしたが、2018年7月の上海・香港の旅では中国国内線である上海-深センで乗ってみたりしてみました。
(香港便は中国国内線ではなく、国際線扱い)
でも、日本発着便はさておき、乗り継ぎ便ではない第三国間の旅はかなりハードルが高いようです。
みなさんにこの話をすると「えっ」「ちょっと…」とよく言われます。
でも案外いけるもんだ、というのがここ最近私の学んだことです。
今回は、航空券を手に入れる方法から搭乗方法、実際に乗っての感想などをご紹介します。
1.不安があるとするならば…
(1)言葉
一番の問題はここでしょう。
もしトラブルが発生した場合、どうやって意思表示をするのかと。
私も片言英語と若干の中国語(普通話)と広東語の知識しか持ち合わせていませんので、たぶんその場で話せと言われたら難しいものがあるでしょう。
でも、最近はグーグル翻訳の精度も上がってきているので、いざとなればグーグル翻訳でどうにかできると思っています。
そういえば、今回の旅も(中国語しか話せない)ホテルの人とグーグル翻訳でやり取りしました。
(2)なんとなくのイメージ
海外というと、なんとなく怖いイメージがあるかもしれませんね。
犯罪も多いイメージもあるでしょう。
その場合、まずは自分の行ける範囲を徐々に広げていくのがいいのかと思います。
親日国である台湾からスタートし、(日本好きな人も多い)香港に行くのに台湾→香港便に乗ってみるとか。
まずは小さなところから試してみるのがいいかと。
2.どこで航空券を手に入れるか
日系のWeb旅行代理店で第三国間の航空券を手に入れようとするとだいたいエラーになってしまうので、最近はこの2パターンのどちらかで手に入れています。
(1)海外の大手Web旅行代理店
エクスペディアやトリップドットコムならば、第三国間の航空券でも簡単に手に入れられます。
フルキャリアの航空会社でも片道航空券を買えたりしますよ。
しかも日本語対応なので、キャンセル料のことなどが日本語で書かれており、安心です。
今回の上海-深センの旅はトリップドットコムで購入しました。
(2)LCC
LCCの有難いところの1つに、片道航空券を簡単に買えるところがあります。
しかも安く!
中国国内線は何度か春秋航空にお世話になりました。
しかも春秋航空は日本語サイトで中国国内線の購入も可能!
決済も日本円になります。
日本に就航している航空会社なら、日本語で第三国間の航空券を購入できるはずですよ。
3.中国国内線の搭乗方法
今回搭乗したのは深セン航空の上海(虹橋)-深セン便。
どんな感じだったかご紹介します。
(1)チェックイン
深セン航空国内線は虹橋空港第二ターミナルから搭乗します。
(虹橋空港国際線および一部国内線は第一ターミナルからになるのでご注意を)
深セン航空は中国最大の中国国際航空のグループ会社なので、中国国際航空のカウンターでチェックインします。
機械でチェックインした後は、(荷物預けがある場合は)荷物預けカウンターで荷物を預けます。
(自動荷物預け機でしたが、係員さんがいたので全部やってくれました。ありがとう!)
(2)保安検査
手荷物検査の前に、パスポートチェックが行われます。
国内線なのに!?という気がしますが、中国人のみなさんも普通に身分証を出していたので、全員受けるのでしょう。
その後、手荷物検査となります。
日本の国内線と異なるところは、ペットボトルなど水分の持ち込み不可なところ。
私は見事に没収されました…。
(3)搭乗
大型空港なので、買い物できるところもたくさんあります。
虹橋空港第二ターミナルには上海ディズニーランド公式ショップもあるので、そこに寄る楽しみもありますよ(詳しくはこちら)。
今回はバス移動用の搭乗口に移動し、バスで搭乗。
この辺は日本となんら変わりません。
(4)途中降機
今回の飛行機は陶磁器で有名な景徳鎮経由の便でした。
景徳鎮空港には1時間ほどで到着後いったん降機し、その後出発まで1時間弱、空港の待合ロビーで待つことになります。
この辺の経由便も一度日本国内線で経験しているので慣れたものです。
景徳鎮空港は搭乗口が3つしかないような小規模空港でしたが、のどかな景色やロビーにあった個室カラオケなどを見て楽しんでいました。
所変わればいろんなものがあるものです。
そういうのを見ているだけでも楽しいですよ!
(5)到着!
深セン空港もかなりの大きさ…。
迷いはしませんでしたが、いつまで歩けばいいのやら…と思ったぐらいです。
到着時はパスポートチェックはなく、預けた荷物を受け取るだけですぐ出てこれます。
その後、深センから香港へ向かった私。
香港へは地下鉄で空港から1時間ほどの羅湖(ローフー)というところに行き、そこで出入国審査を受けたのち、香港側の羅湖駅からMTRで50分ほどで中心部のチムサアチョイに出れます。
というわけで、ここまで第三国間の旅は気軽にできるものなのか?というのをご紹介しました。
結構簡単にできるもんなんですよ。
後は自分の意思だけだな。
まずは小さなところから、ジワジワやってみましょう!