前回までは、
●ありのままを受け止める
●ジャッジしない
●肯定してあげる
を取り上げてきました。
さて、この次はどのようなステップを踏めば良いのでしょうか?
次に行うこととしては、
「必要に応じて相手に問いかける」
ということです。
なぜなら問いかけにより、今ある状況から一歩踏み出すために発想しようと考えるからです。
その答えはすぐに見つからなくても問題ありません。
相手はずっとその問いを考え、潜在意識の中で考え続けるからです。
そして答えが見つかったとき、その人はようやく次の一歩を踏み出せるでしょう。
もしかしたら、こちらがなんとなく答えとなるようなものを分かっていて、教えたくなってしまうこともあるかもしれません。
しかしそれが、今回の「必要に応じて問い掛ける」にとって注意しなければならない点です。
こちらが考えた答えは、必ずしも相手にとって必要な答えとは限らないからです。
そのことで余計に相手を迷わせてしまう可能性があります。
相手を迷わせてしまうことは、こちらが望んでいることではありませんね。
相手が自分の言葉で答えを出すことが何より重要です。
さぁ、あなたは相手に何と問いかけますか?