前々回より、うまく寄り添いると得られるメリットを8つ順番に紹介をしています。
前回は「その2 短時間でできる」を紹介しました。
ポイントを絞って問いかけることで、寄り添う時間を短くすることができるのが大きな特徴でしたね。
今回は、「その3 自己効力感アップ」についてご紹介します。
その3 自己効力感アップ
そもそも、自己効力感とは何のことでしょうか?
自己効力感とは、「自分はできると思える感覚のこと」を指します。
自分には自信がない、あるいはやる気が出ない…。
そんな時に寄り添って話を聞いてあげ、加えて問いかけをすることによって、気づきを自分で得ることができ、その後勇気を持って行動できるようになります。
勇気を持って行動できるようになれば、もし次に困難なことがあっても、自分の力で乗り越えることができるはずです。
その時のポイントとして、寄り添って話をするときに相手の会話を「ネガティブからポジティブへ」に変換してあげることが大切です。
ネガティブからポジティブに変換してあげることで、相手にはマイナスだ…と思っていたことも実はプラスになるんだと気づくことができるようになります。
例えば、
忙しい→任されている
疲れた→やり切った
などです。
こんな感じで変換してあげると、ここまでやってきたことが無駄でないことに気付けるはずです。
それにより相手がポジティブな気分になれれば、さらに自ら動けるようになりますね。