前回は、うまく寄り添えると得られるメリット8つのその3として「自己効力感アップ」について取り上げました。
自己効力感とは、「自分にはできると思える感覚」のことを指します。
自分が寄り添って問い掛けることによって、
相手が自信がない状態からの問いかけ
→気づきを得る
→相手の自信がアップする
→行動に結びつく
につながります。
今回はその4として「自発性がアップする」について取り上げます。
その4 自発性がアップする
ここでいう自発性がアップするとはどんなことでしょうか?
寄り添って問いかけて気づきを得られることで、自分から内発的動機(自発性を持ったやる気)を上げることができるようになります。
いわば、相手の自発性に火をつけることができるのです。
例えばみなさんもこんな事が過去にありませんでしたか?
・親などから「やりなさい」と言われてやらされたこと
→やらされ感から動く気になれない
・自分からやりたいと思ったこと
→自分の中からやりたいと思ってパワーが出て、どんどん進めてしまう
このように自分からやりたいと思ったことについては、やらされ感から動くことよりも何倍にもパワーが出ることになります。
その成果は後々何倍もの大きさの差となるでしょう。
内発的動機をアップするために役立つのが問いかけです。
相手が自発性をアップする気づきを得られたら、こんな問いかけをしてみるのはいかがでしょうか?
「次に動くためのすぐにできそうなベイビーステップは?」
小さなネクストステップを行うことで、次へと進む原動力になりますね。