この時期でまだ夏日(25度以上)の関東ってどうよ、と思うところではありますが、正直過ごしやすい季節ではあります。
ここから寒くなっていくことを考えると、よさこいを見るにはちょうどいい気候ではあるので。
ただ、今週末はいったん気温が下がりそうですね。
先日の新宿ではついにヒートテックに手を伸ばした私ですが(笑)、今週末もその出番がありそう…!
というわけで、今週末は久しぶりに関東を飛び出します。
向かうのは長崎。
明日からスタートの「YOSAKOさせぼ祭り」にはせ参じます。
今年25周年の佐世保。
九州最大のよさこいのお祭りです。
よさこいを取り入れたのも九州では一番早かったのではなかろうか。
元々「おくんち」(「長崎くんち」に代表される、様々な出し物を披露する九州西部に多いお祭り)の一部としてスタートしたものが独立したのが佐世保。
今ではすっかり佐世保を代表する秋の風物詩です。
私個人としては、よさこい研究をするきっかけとなった場所。
学部時代の卒業論文も佐世保(と九州全般のよさこい)で書きました。
その縁で、過去には佐世保のスタッフをしていたときも…!
そういう意味でも、私は佐世保に足を向けて寝られません…。
今年は120チームが参加。
佐世保の特徴といえば、佐世保市内のチームさんが多いこと。
今年の参加チームのうち、4分の1ぐらいが佐世保のチームかな。
有名チームさんもたくさんあり、よさこいに携わる人の割合が多いことがうかがえます。
九州・山口県を中心に参加がありますが、毎年より遠方からも参加が数チームあります。
特に北海道の「ひがしかぐら東神酔華の舞」さんは、佐世保がスタートして間もないころから毎年参加されている佐世保では著名チームさんとなっています。
個人的には関東から3チームも参加するとのことで、とても嬉しい限り。
また、九州最大ということもあり、演舞会場が多いのも特徴。
今年は12会場あります。
自衛隊基地(倉島)やハウステンボスなど、特色のある場所もたくさんありますよ。
1kmパレード会場など、無茶苦茶な会場があるのも佐世保の特徴です…(信号が要所要所にあるので高知的な流し踊りではなく、スタート地点が決まった形の8回連続演舞)。
個人的には土曜日夜のみの会場である佐世保の「歌舞伎町」「すすきの」的存在、山県会場がオススメです。
人がぎゅうぎゅうの中、ライトアップされて踊るのは特に踊り子さんにとっては気持ちいいのでは。
演舞回数が他の九州のお祭りと比較しても多いのは佐世保の特徴な気がします。
特に希望すると演舞回数を詰め込まれるのは当初からの伝統です…私がタイスケ作りをお手伝いした年もそうだったもの。
今年も土曜日に演舞数を詰め込まれているチームさんがいくつか(笑)。
そんな楽しみの尽きない佐世保。
私は明日の前夜祭から向かう…のですが。
実は見れるのは土曜日まで。
日曜日に所用があるので、日曜日の朝イチの便で戻ります。
なので、佐世保に行かれる方、ぜひ土曜日までにお会いしましょう!