【舞浜に行こう】当日編(22) パークを満喫! その15 障がいがあっても楽しめる!パークのバリアフリー指南

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パークといえば、元気に動き回るイメージがありませんか?
では、車いすの方など、体が不自由な方は楽しめないのか…?

そんなことはないですよ。体が不自由でも、パークを満喫することは可能です。
もちろん、体験するのが難しいアトラクションはありますが、基本的にパーク内はバリアフリーのところも多く、十分満喫できますよ。

車いすの方以外にも、例えばご高齢の方や妊娠中の方と行く機会はありそうですね。
今回は広い意味で、身体に不自由があってもパークを楽しむ方法をご紹介します。

1.まずは情報を仕入れよう

公式サイトトップ→ヘルプ/アクセス と進むと、「バリアフリー」のコーナーがあります。
ここには障がいに合わせて、以下の項目に分けて紹介されています。

・車いす
・肢体不自由
・視覚障がい
・聴覚障がい
・発達、知的、精神障がい
・サービスドック連れ
・食事制限のある方

ずいぶん細かく分かれていますね。
身体が不自由な場合だけでなく、発達障がいなどにも対応されているとは。
食事制限のある方は、パークのレストランにある低アレルギー食では対応できない方に限り、お弁当の持ち込みが可能ということで、電子レンジやレトルト食品を温めることが可能なレストランの一覧が載っていました。
食事制限のある方だけでも勉強になるなぁ。
各ページにはアトラクションのバリアフリー情報や付き添いの有無などが記載されています。
自分の乗りたいアトラクションのバリアフリー状況を確認してパークへお越しくださいね。
また、これらの情報は問い合わせをすれば事前に冊子やCD、点字の地図などを送付してくれますよ。

また、各アトラクションについて「暗い」「突然の大きな音・光」など、小さなお子さんが苦手な項目についても紹介されています。
もしお子さんがこれらについて苦手な場合は、このページを事前にチェックしておくといきなり泣かれずに済むと思いますよ。

2.さぁ、パークへ行こう

1)車いすを借りる

高齢のおじいちゃん・おばあちゃんと行く場合、車いすがあると疲れたときに座ってもらえるし良いかな…ということはありませんか?
車いす、借りれますよ〜。
パークに入ってすぐの「ベビーカー&車いすレンタル」で借りましょう。
自力で動かすものもあれば、電動車いすもありますよ(電動車いすを借りる場合、飲酒はNG)。
用途に応じてどうぞ。

2)ゲストアシスタントカードを手に入れる

「ゲストアシスタントカード」とは、障がいをお持ちの方や怪我・病気、ご高齢・妊婦の方など身体的機能が低下している方に発行されるカードです。
これを持ってアトラクションやグリーティング施設に行くと、列に立って並ぶのではなく、別のところで待機することが可能です。
順番が来たら呼んでもらい、アトラクションorグリーティングへ、という流れ。
アトラクションは本人+同伴者3名、グリーティング施設では本人+同伴者9名まで一緒に使うことができます。
カードの発行は、両パークの各アトラクション、メインストリート・ハウス、車いす&ベビーカーレンタルなどへ行き、対象者本人+同伴者全員のパスポートを提示して発行してもらいます。

立って待つのは身体への負担が大きいもの。
障がいをお持ちの方はもちろん、特に出産前にパークを楽しみたい!という妊婦の方や高齢のおじいちゃん・おばあちゃんと一緒にパークへ、という方には使えるのではないでしょうか。
なお、別の場所で待機している間に別のアトラクションへ…という使い方はマナー違反!
マナーを守って使いましょう。

3)アトラクション・ショーを利用する

アトラクションを利用するときは、「1.まずは情報を仕入れよう」でご紹介した各障がいごとのアトラクション利用規定を参考に利用します。
特に車いすの方の場合、車いすに乗ったまま利用できるアトラクションもあれば乗り場まで歩けることが条件になっているアトラクションもあるのでよくご確認ください。
2)で紹介したゲストアシスタントカードを持っているときには、キャストさんに提示して利用します。

また、ショーやパレードを見るときは、車いす専用の観覧場所があります。
前に遮るものがなく、見やすくなっている観覧場所です。
ランドのパレードルートおよびシーのハーバーショーの詳しい場所はガイドマップを参考に。
それ以外のショーについてはショー会場のキャストさんに確認しましょう。

4)トイレに行きたいときは

車いす優先トイレがパーク内の各トイレに併設されています(レストラン内のトイレなど、一部ないところもあります)。
オストメイト仕様になっており、場所によっては多目的シート(着替えなどができる)も併設していますよ。
詳細な場所についてはガイドマップを事前に確認しておくと安心ですね。

5)視覚・聴覚に障がいがあってもアトラクションの世界を満喫!

視覚に障がいがあると、どんな乗り物に乗っているのかを音や匂い、感覚で判断することになると思いますが、乗り物のモデルに触って確認することもできます。
両パークのメインストリート・ハウスでは、アトラクションのスケールモデルを展示しています。
これからどんな乗り物に乗るのか、触って確認できますね。
ここにはキャラクターのスケールモデルもあるので、ミッキーはこんなキャラクターなのかと触って確認できますよ。
しかも音声案内付きの触地図もあるので、パークの全体像もつかめます(音声案内なしの触地図はパーク内の数カ所にあります)。
また、事前にパーク紹介CDや触地図ガイドブックを送ってもらうこともできますよ。

聴覚に障がいをお持ちの方に嬉しいのは、アトラクション紹介が載っているストーリーペーパー。
アトラクションの世界観やナレーションの一部が紹介されているので、音がなくてもアトラクションの世界観に入り込めますよ。
各アトラクションで配布されていますので、キャストさんに声をかけましょう。
また、ショータイプのアトラクションの一部では字幕表示システムを貸し出してくれるところもあります。
こちらも利用時にはキャストさんに声をかけてくださいね。

6)ゆとりを持って楽しむコツ

障がいをお持ちの場合は、健常者のみの場合よりも特にゆとりを持って楽しむとよいですね。
そのためのポイントを私なりの視点でご紹介します。

・余裕を持ったスケジュールと優先順位付け
・トイレの場所を事前に確認
・休憩できそうなレストラン、ベンチのチェック
・お土産は午前中に購入し、コインロッカーなどへ(午後に入ると混む)
・レストランは事前予約しておくと安心

3.障がいがあってもパークを満喫しよう

障がいをお持ちでも楽しめるのがパーク!
障がいをお持ちの方のみならず、妊婦の方や高齢の方も上記を参考にぜひパークの世界観を満喫してくださいね。

次回は、つい探したくなる?隠れミッキーについてです。

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