東京のランドとシーにもあるファストパス。
アトラクションに待ち時間が少なく乗れるということで、多くのみなさんが利用されているのでは。
ウォルトディズニーワールド(以下WDW)にも「ファストパスプラス」というものがあります。
が、日本とは大きく違う!
これは予め学習したほうが良さそうですね。
今回はこの「ファストパスプラス」についてご紹介します!
1.ファストパスプラスと日本のファストパスの違い
ファストパスプラスは、フロリダ限定の制度。
世界のディズニーパークの中でもここだけなんです。
大きな違いは以下の通り。
・事前予約制(1日1パーク3つまで)
・紙は発券されない
・パークでファストパスプラスを確保する場合は、該当アトラクションに行くのではなく、最寄りの「ファストパスキオスク」へ
・アトラクションだけでなく、ショーやキャラクターグリーティングも対象
最も大きいのは「事前予約制」というところですね。
予約は30日前より、WDWのサイト、もしくはアプリで予約できます。
が、直営ホテル宿泊者は先行して60日前から予約可能。
そう考えると、直営ホテル宿泊者は色々お得ですね…。
ネットでの予約制ということもあり、もちろん紙は発券されません。
じゃあパークではどうかというと、パーク取得しても紙は発券されません…ここも大きな違いですね。
また、該当アトラクションに行かずとも、最寄りのファストパスキオスクで取得可能というのも嬉しい!
(人気アトラクションは早々に発券終了になるのでご注意を)
それでは、実際にファストパスプラスを予約しましょう!
2.ファストパスプラスを予約しよう!
以降は直営ホテルに宿泊する人向けに、60日前から予約する場合の方法をご紹介します。
が、直営ホテル以外に宿泊する場合も30日前から予約可能および予約ホテルの紐づけが不要という部分が変わるだけで、大枠は変わりません。
(1)事前にWDW「マイディズニーエクスペリエンス」のアカウントを作成し、購入したパスポートと予約した直営ホテルのIDを紐づける
→65日前ぐらいに行うと余裕がありますね。パークパスポートのご予約もお早めに…。
なお、WDWのアプリは日本からダウンロードできない問題があり、取得にはコツがいります。
取得方法は、私も日頃からお世話になっているTDRナビさんのページが詳しいです(2020年2月時点で、日本から問題なくダウンロードできるようになりました)。
(2)同行者と事前にどのアトラクション・ショーに行くか相談
→日本とは異なり、ファストパスプラス対象アトラクションはとても多く、しかもショーやキャラクターグリーティングも対象となっています。また、パークによっては、利用アトラクションに制限がかけられていることもあります。
例えば、ハリウッドスタジオでは、
・Mickey & Minnie’s Runaway Railway(2020年3月4日オープン予定)
・Millennium Falcon: Smugglers Run
・Slinky Dog Dash
については、この中から1つしか選択できず、残り2つはそれ以外のファストパスプラス対象アトラクションからの選択となります(2020年2月時点)。
事前にHPで対象アトラクションを確認し、どれに行くか相談しましょう。
1人ずつ別のアトラクションを登録することもできますのでご安心を。
また、代表者1人が「マイディズニーエクスペリエンス」に登録しておけば、同行者のファストパスプラスの取得が可能です(パークパスポートの紐づけが必要)。
(3)予約当日「マイディズニーエクスペリエンス」のサイトもしくはアプリを開き、「ファストパスプラス」から来園予定日→来園パークを選択→アトラクションを選択
→現地時間の0時からなので、日本時間にすると13〜14時(サマータイム時は13時間、それ以外は14時間)から予約開始となります。
パークパスポートの初日から有効期間分は一気に取得可能なので、時間を確保して一気に取得しましょう。
人気アトラクションは早々に発券終了となるので、早めの行動をオススメします。
ファストパスプラスを取得した時間はアプリでも確認できますが、紙の発券はないので、スケジュール帳などにメモを取っておくと後々便利です。
空き時間があれば、他のファストパスプラスに変更することも可能です。
なお、予約は1日1パーク3つまで。
その日は2つのパークに行くけど…というときでもファストパスプラスはどちらか一方のパーク分しか取得できないのでご注意ください。
3.現地でファストパスプラスを使ってみよう
ファストパスプラスの時間が到来したら、
・ファストパスプラス専用入口より入る
・マジックバンドまたは紙のパスポートのバーコード部分をピッ
で使用します。これで完了!
とっても簡単ですね。
しかもスタンバイで待っている方よりかなり優先してアトラクションを体験できます。ありがたや〜。
4.ファストパスプラスを使い切ったら…
その日に当てられたファストパスプラス3つを使い切ったら、新規にファストパスプラスを1つ取得することができるようになります。
HPもしくはアプリの「マイディズニーエクスペリエンス」、もしくはパーク内の「ファストパスキオスク」で取得可能です。
どこで行うにせよ、
・パークを選択(HPもしくはアプリの場合)
・時間を確認し、アトラクションを選択
・予約!
という流れになります。
なおファストパスプラスの特性上、使い切るのは早くても昼過ぎになるかと思いますが(以下参照)、人気アトラクションのファストパスプラスは終了している可能性が高いのでご注意ください。
5.こんな時は?
(1)予定していた時間を過ぎてしまった!
WDWは季節により、激しいスコールに遭うことも。
今回、私の滞在中にもスコールにあい、ファストパスプラスを取得していた屋外アトラクションの一つをパスしました。
使用しなかった場合は、時間到来後、変更が可能となるようです(もしかしたら時間到来前でも変更可能かもしれませんが未確認)。
アトラクション自体の変更も可能なので、空きのあるアトラクションからうまく変更してください。
(2)連続してファストパスプラスを取れる?
基本アトラクションとキャラクターグリーティングは1時間、ショーの場合は開演15分前からショー終了予定時刻までは他のファストパスプラスの取得ができなくなっているようです。
例えばアトラクションのファストパスプラスを9時に予約した場合、次のファストパスプラスが取得できるのは10時以降となります。
とはいえ、何かトラブルが起き、ファストパスプラスの時間に間に合わなかった…ということがあってはもったいないので、時間には余裕を持ってくださいね。
(3)ファストパスプラス取得に制限はある?
パークによっては人気アトラクションのうち、1つしか選べないというところもあります。
2020年2月時点では、
・エプコット
「フローズン・エバー・アフター」
「ソアリン」
「テストトラック」
「エプコット・フォーエバー」(ショー)
上記から1つ選択、残り2つは他のファストパスプラス対象アトラクションより選択
・ハリウッドスタジオ(上記2-(2)参照)
・アニマルキングダム
「アバター・フライト・オブ・パッセージ」
「ナヴィ・リバー・ジャーニー」
上記から1つ選択、残り2つは他のファストパスプラス対象アトラクションより選択
となっていました。
エプコットはどこも長時間待つアトラクションなので、判断が難しいですね…。
アニマルキングダムはどちらも2017年5月末オープンの新アトラクションということもあり、このような制限がかかっているようです。
エプコットについては、私は2日連続で朝イチで行くということでこれを対応しました。
詳細は次回ご紹介します。
(4)ファストパスプラス取得のコツは?
早い時間にファストパスプラスを全て消費してしまえば、4つ目のファストパスプラスを取得可能なので、アトラクションをとにかく攻略、という場合には良いかと。
ただ、ショーによっては夜しかないものもあるため、3つの使い切りが遅くにならないと無理、ということもあるでしょう。
私が考えるコツとしては、
・WDWのアプリ「マイディズニーエクスペリエンス」内のアトラクション待ち時間情報をちょくちょく眺め、行きたいアトラクションのうち、混んでいそうなものを把握しておく
・朝イチに行くことで対応するアトラクションとファストパスプラスで行くアトラクションを分ける
・特に4つ目の取得はいいか、という場合は夜のファストパスプラスを取得してもOKとする
という感じでしょうか。
なお、WDWのアトラクションは、スタンバイ列が相当凝っているところが多いです。
例えば、マジックキングダムの「7人のこびとのマイントレイン」はスタンバイ列にゲームがあり待ち時間で楽しめるようになっていたり、アニマルキングダムの「アバター・フライト・オブ・パッセージ」もナヴィの人たちに関する展示がたくさんあったりするそうです。
こういうところは、朝イチで行くのが良さそうですね。
というわけで、ここまでファストパスプラスについてご紹介しました。
こうなると、もう日本とは別物として考えたほうが良さそうですね。
さて、これらを使い、私は実際にどう回ってきたのか?
次回は私の旅程を全公開します!