昨日はやらかしましたが(笑)、今日はちゃんと起きた私。
外は晴れて、今日は1日良い天気になりそうな感じでした。
よーし、ということで、猛烈な勢いで昨日分の文章を書いて仕事をして出発。
一瞬札幌駅前会場に寄った後(意外にもお知り合いのみなさんに遭遇…!)、平岸会場へと向かいました。
札幌駅から電車で15分ほどの場所にある平岸。
著名チーム「平岸天神」さんの地元です。
こちらは3回連続のパレード会場なのですが、形式がちょっと特殊。
というのも、片側2車線ずつを交互に出発するという形式なのです。
イメージとしては高知の追手筋のような感じでしょうか。
出発は5〜6分ごとなので、演舞が被る感じではないかと。
反対車線で見ていてもどちらの演舞も楽しめるのは嬉しいポイントですね。
平岸天神さんの地元ということで、人出も中々でしたが、それ以上にびっくりしたのは地域の盛り立てぶり。
独自タイムテーブルを配布しているのは知っていましたが、今日初めて見たのが
・会場独自ポスター(平岸の開催日時のみが書いてあるもの)
・平岸天神カレンダー配布
の2つ。
カレンダーは流石にびっくり…どんだけ地元で愛されているんだ。
そんなこともあるからか、平岸天神さんの演舞時は身動きが取れないほどの混雑でした…地域のみなさんにこうして愛されているチームがあることは良いことです。
その平岸から地下鉄に乗って30分強。
次に向かったのは新さっぽろ「あつこい」会場です。
JRだと新千歳空港に向かう途中にあるこちらはベッドタウンタウンといったところ。
駅前の会場周辺で見えるのは団地や住宅(と商業施設)といった感じでした。
こちらはステージ形式の演舞。
チーム関係者を除くと、来られているのは地元の方なのかなという印象でした。
中には配布されていた新さっぽろ独自のパンフレットにチェックをつけながら見ている方も…!
私は最後までこの会場にいたのですが、この会場ラストに総踊りがあったんですよね。
昨日の大通西8丁目メイン会場の総踊りは参加チームが予め決まっていましたが、こちらは自由に参加できるところ。
とはいえ、ファイナル進出チームさんが多く残っていたチームが3チームほどしかなかったのですが、みなさん元気に「どっこいしょ」を披露していましたよ。
ここでは私の長年のお知り合いのチーム「舞神楽」のたんぽぽさんと遭遇。
たんぽぽさんとお会いするのは何気にコロナ後初なんですよね〜嬉しい、お元気そうで。
この時点では一次審査の結果が出ており、うちセミファイナルなの〜と話をしていましたが、のちにこれがびっくりなことになるとはまだ知る余地もなく…。
新さっぽろ終了後に移動し、次に行ったのは札幌駅前。
ここに来たのは単純で、この時間に演舞を行っている数少ない会場だったからです。
というのも、審査結果が出ていることもあり、この時間は大通西8丁目メイン会場のセミファイナル審査などが演舞の中心に。
15時頃には他の会場は全て終了しているんですよね…。
大通西8丁目メイン会場は有料チケットになっているため、そうでない札幌駅前にしました。
こちらはU40(40人以下のチーム)のファイナル審査が行われる会場となっており、私が着いた時にはすでに数チーム進行していました。
ただ、こちらは立地の良さの割に会場が狭く、頭と頭の隙間から何とか見るしか方法がありません。
しかも審査テントが建てられ、見れるところがさらに少ない…。
ちょっと来年以降は改善いただくとして、それだけ熱心なみなさんが演舞を見ている様子が印象的でした。
(中々人が動かなかった…)
そして17時過ぎ、私は会場を出て大通公園へ。
ここまで行っていなかった、大通のもう一つのメイン会場である大通パレード会場へと向かいました。
札幌といえば一次審査会場となっているこちら、実は現在全席有料で無料エリアがないんですよね…コロナ前まではあったのに。
3回演舞でそれぞれの会場と会場の間から見ることはできるのですが、ここはちゃんとチケット買いました。
しかも「ファイナルパレード」のチケットを。
通常演舞時間帯は他の会場に行きたかったので、他会場の演舞がないファイナルパレードチケットを事前に購入しておいたのです。
(もちろんどのチームがファイナルに残るか分からないときに)
私は演舞開始ギリギリに着いたのであまり席が空いておらず、スタート地点近くに座りました(全席自由席)。
私のお隣は英語を話すカップル(たぶんアメリカかな)だったのですが、演舞がスタートすると女性のほうが「ワーオ」「アメイジング」を連発。
そりゃファイナル進出チームなのでどこも「ワーオ」に「アメイジング」かと。
お客さんもファイナルを見に来ている方なので、盛り上がりがすごかったですね。
チームさんの「一緒にやりましょう」というやつもだいたいみなさんやっていたし。
拍手や手拍子も割れんばかりでした。
で、ここでセミファイナルからファイナル進出となったのが「舞神楽」。
パレードの最終演舞だったのですが、かなりの盛り上げ度合い。
どのチームも素晴らしかった!パチパチ〜。
演舞終了後、ファイナルステージはホテルで見ようと大通公園を出てホテルに向かって歩き出した瞬間…、あちこちから「ビービー」という音。
何事かと思ったら緊急地震速報でした。
私は歩いていたのであまり分かりませんでしたが、確かに揺れてたのかな。
最大震度は5弱だったとのことで、震源に近いエリアのみなさんはびっくりされたのでは。
後で確認したら震度3だったので、演舞も問題なく再開した様子(新千歳空港のフライトや電車は一部見合わせしていたようですね)。
何事もなくホテルに帰還した私は、アイスを食べながらファイナルステージを鑑賞。
そしてまさかの舞神楽大賞に涙…。
お知り合いのチームさんに甘い私ですが、グッとくるものがあります。
自分のことのように嬉しい!舞神楽おめでとうございます!!
そんなわけで3日間楽しんだ札幌。
個人的に気になったところは2つ。
①地域の会場の面白さ
これはここまででも散々触れていますが、澄川や平岸など地域色がかなり強いなと感じました。
また、地域の方の盛り立ても素晴らしいですね。
今回行けませんでしたが、新琴似もすごいんだろうな(過去行ったときに感じた)。
あと、すすきのはチームさんが交代でスタッフをしている姿が印象的でした。
演舞の終わったチームさんがこれから踊るチームさんと交代している姿とか。
これまでの札幌ではあまり見なかった気がする。
そういう意味でもみんなでよさこいを盛り上げようという感じが30年以上経過してより出ているのかもしれませんね。
②学生チームの人数が少ない
関東にいるとコロナの影響で学生チームの人数が思いっきり減った感はさほど受けないのですが(むしろ同じぐらいに戻ってきている)、札幌のチームさんは減ったチームが多いなという印象を受けました。
新さっぽろのパンフレットにチーム人数の記載があったのですが、北海道内の学生チームより道外から来ているチームさんのほうが人数が多い…。
もちろん多いチームさんもたくさんあるのですが、こんなに少なかったっけ?と思うことがいくつもありました。
この辺は地域の特徴があるのだろうか…気になるな。
さて、私は明日ゆっくりして横浜に帰還します。
ここから関東はお祭りがない期間に突入します。
私の復活は来月かな…!