【100冊読書45/100冊】ソーシャル物理学
45冊目はソーシャル物理学という本。
社会学と物理学を掛け合わせた本で、研究書のためちょっと読みづらかったが、内容はかなり面白かった!
使えそうなことも多かったぞ。
45.「ソーシャル物理学」アレックス・ペントランド著
社会物理学とは、情報やアイディアの流れの数理的関係性を記述するものである。
その概念をしょうかいするとともに、アイディアの流れや社会的学習について事例とともに紹介したのが本書である。
(1)問い
・組織の改善はどう求められるのか?
・変化に対応するため、組織には何が必要か?
・社会をデザインするため、必要なこととは?
(2)問いの答え
・組織の変化には、ソーシャルなインセンティブが必要。それは報酬ということだけではなく、助け合いややりとりなど
それにより、アイディアの流れを後押しすることにつながる。
・組織の改善には、パターンを可視化し、交流を平等にエンゲージメントし、シンクロを誘発させることが大切
・探究のためには、グループを超えた交流が必要
・カリスマが行うことは、他人のアイディアに興味を持ち、異なる人にぶつけたり、アイディアの交換などを積極的に行う
・デザインはグループで交換、信頼があることで、アイディアや業務効率化の流れができてくる
・レジリエンスが多様化する社会システムが必要
(3)答えを生かす
・グループのアイディアを可視化し、交流を進めて多様化することの重要性を痛感
・カリスマのやっていることに興味しんしん。これはすぐに真似よう
(4)Baby Step
11/17の主催の会では平等性とアイディアの可視化を行う
これはかなり面白かった本でした。
アイディアが活性化する組織は私の中でも興味が強いので、自分でやってみて成果を出していこうと決意。
面白いことになりそうだなぁ。