【アウラニレポ】バス×ライドシェアで自由かつお手頃オアフ島観光へ 

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アメリカは車社会。

ハワイ、もといオアフ島も例外ではなく、特にアメリカンの方はレンタカーを借りられてアウラニに来ている方が多かったです。

かくいううちは相方が免許を持っているものの、慣れない左ハンドル車&右車線走行が怖い…ということでレンタカーは借りず。

(私は超ペーパードライバー)

そこでアウラニ外の観光移動はライドシェア(Uberなど)と公共バスを組み合わせて移動することにしました。

今回はどんなふうに移動したかご紹介します。

1.そもそもライドシェアとは?

日本では現在絶賛議論中のライドシェア。

要は一般の人の車をタクシーのように使おうというシステムです。

私はアメリカやフランスで計10回ぐらい乗ってきましたが、問題になることは一度もなく。

むしろ、

  • 金額が乗車前に決定
  • 小銭の用意不要
  • チップの支払いなどもオンライン
  • 一般のタクシーより安い

という理由でとても便利かと思っています。

嫌な目も一度も遭ったことないなぁ。

たぶんドライバーは評価されるので、基本的に良い人が残るシステムになるからかと。

(これまで乗った中では、顔はいかついけどいい人が多い)

オアフ島では

  • Uber
  • Lyft

の2つのライドシェアが利用できます。

Uberは日本ではウーバーイーツでお馴染みなあそこで、アプリも日本語対応しています。

Lyftは日本未上陸なのでアプリは英語のみですが、JCBカード決済が可能なので、両方登録しておくと価格や時間を比較できて良いですよ。

2.オアフ島内を公共交通機関で移動するには…

オアフ島内の公共交通は、The Busとスカイラインの2種類。

スカイラインは新交通システムですが、まだ一部区間のみしか開業していないので日本人には使いづらいかと…(2025年にホノルル国際空港まで延伸開業する予定なので、そうなるとアウラニ方面へはだいぶ使いやすくなるかと)。

そうなるとアウラニからの移動はThe Bus一択になるのですが、2019年に利用した際、ホノルル方面からのアウラニ最寄りバス停が数キロあって遠すぎ…という問題がありました。

(その時の様子はこちら)

なので、今回はそれを踏まえて、

  • 適切にライドシェアを使う
  • ワイキキ方面からの戻りは「カ・マカナ・アリィ」の送迎バスも利用する

と決めて出かけることにしました。

また、事前に交通系ICカード「ホロカード」を入手しておき、支払いが楽になるようにもしておきました。

(ホロカードについて詳しくはこちら)

3.実際にライドシェアと公共交通を組み合わせて出かけてみよう

(1)ノースショアからオアフ島東海岸グルっとひと回り

ノースショアはオアフ島北部にあるサーフィンのメッカで、最近はのどかな街並みで人気のエリアです。

今回はこのエリアでちょっと観光しつつ、バスを使って海沿いをのんびり回るルートを計画しました。

ただ、この日は(結果的に)滞在期間中唯一の「ダッフィー」「オルメル」登場日。

どうしてもこちらを優先したかったため、午前中はこちらに注力。

昼から出かけることにしました。

が、アウラニからバスを乗り継いでノースショアに行こうとすると2時間半以上かかる…。

それは流石に問題なので、行きはライドシェアを使うことにしました。

Uber乗車中の画面。順調にマツモトシェイブアイスに向かっています

ルートはこちら。

  • アウラニ
  • →(ライドシェア、所要時間50分)→ノースショア(マツモトシェイブアイス、ハレイワの海など)
  • →(バス60系統、所要時間1時間40分)→クアロアランチ
  • →(バス60系統、所要時間50分)→ダウンタウンエリア(ちょっとだけハワイ出雲大社)
  • →(バス95系統、所要時間50分)→カ・マカナ・アリィ(買い物など)
  • →(送迎バス、所要時間20分)→アウラニ

トータルの所要時間は7時間ほどかな。

基本移動している時間が圧倒的ですが…!

こちらが今回のルート。途中「クアロア・ランチ」で下車しています

ノースショアの有名店といえば、「マツモトシェイブアイス」(かき氷のお店)。

いつも長蛇の列ができているお店ですが、このときは5人しか並んでおらず…。

これはと思って買いました。

うまかったな〜。

マツモトシェイブアイス店頭。下に写っているおじさんがマツモトシェイブアイスの店主のマツモトさんです
ライチとグアバ、メロンという組み合わせ。果実の味がしっかりと味わえました…!

そしてノースショアは野生のカメがいるところ。

浜辺に出てくるのは午前中らしいのですが、午後イチのタイミングで1匹だけ見られました…小亀でしたが、うちの相方は会いたいとずっと言っていたので感激。

ただし、ハワイでは野生動物に近づける距離が決まっているので、離れて観察しましょう(カメは3m以上離れて観察を)。

2019年にハワイに来た際は一度も野生のカメに会えず…それもあり、うちの相方は感激してました

バス60系統はノースショアからオアフ島東海岸沿いをずっと進み、ホノルルのアラモアナセンターまで向かう長距離バス。

ノースショア方面から乗車すると左側がほぼ海という素敵な立地です。

観光客もいますが、地元のマダムや中高生など日常の足として使っている人がたくさん乗ってきて大賑わい。

ただ、ずっと乗っていると2時間半〜3時間ほど乗りっぱなしになるので、途中「クアロアランチ」という施設で下車してトイレ休憩をしました。

バス車内。基本日本のバスと一緒です
海を見ながら進めるのは嬉しいポイント。気持ちいいですよ!

こちらは映画「ジュラシックパーク」のロケ地となったところで、広大な自然を生かしたツアーやビーチアクティビティが多数行われています。

加えてビジターセンターは道の駅のようになっており、トイレやレストランの利用が可能。

こちらでトイレに行って軽食(ハンバーガー)を食べて再度バスへ。

今回30分ぐらいしかいれなかったので、次はツアーに参加してみたいな。

こちらがクアロア・ランチ。夕方なので、ツアーから戻ってきて帰る人が多め…

クアロアランチから再度バスに乗ったのち、カ・マカナ・アリィのあるカポレイ地区へのバス乗継となるダウンタウンエリアへ。

ここといえば、テレビに登場したことで有名になった「ハワイ出雲大社」があります。

私が行ったときはすでに閉館時間でお参りはできませんでしたが、外からちらっと眺めることができましたよ。

17時で閉まっているということは、16時台には閉まるということかな?そうなると早めに行くのがオススメです

そしてバスに乗継ぎ、カ・マカナ・アリィ(の近くのバス停)へ。

休憩をして、カ・マカナ・アリィのコオリナ地区行き送迎バスに乗ってアウラニに戻ってきました。

ちなみに費用ですが、

  • ライドシェア(このときはUber):チップ等込みで約60ドル
  • バス:1人計6ドル(1乗車3ドルだが、2回目の乗車は乗継割引で無料になったため)

2人で利用したので72ドルとなりました。

この日アウラニのレンタカースポットで1日レンタカーを借りると150ドルとなっていたので、それを考えても半額になったのです良しとしましょう。

(2)「ピンクピルボックス」へハイキング

アウラニからさらに北にあるマイリ地区。

ここにハイキングスポットがあります。

ただ、アウラニからマイリ地区方面に行くバス停は徒歩数キロなので、行きはUberへ。

朝7時台にUberを依頼して行ってきました。

というのも頂上まで片道40〜50分のところですが、日を遮るところがないので日が完全に昇ってしまうと暑くてたまったものではないと踏んだからです。

買い物できる場所もなさそうなので、事前に飲み物を用意して出発。

ルート。基本的にひたすら海沿いを北上します

ルートはこちら。

  • アウラニ
  • →ライドシェア(Uber、所要時間20分)→ピンクピルボックス(登山)
  • →バス40系統(所要時間15分)→アウラニ入口付近のバス停
  • →徒歩15分→アウラニ

ハイキングについては高所恐怖症的にはビビリながら登りました…整備された道ではないので、バランス感覚も今ひとつな私にはドキドキものだからです。

登山口の入り口付近。この辺はまだ登りやすく整備されています
この虹でヒヤヒヤものは帳消しとしましょう

何とか頂上付近まで行き下山。

雨がパラパラ降っていたこともあり、下山時には虹が出たり、野生のシカに遭遇したりといい経験ができたハイキングとなりました。

帰りは近くのバス停から40系統のバスに乗車。

こちらはアラモアナセンター行きのバスで、ハイウェイを通らない長距離バスです。

ハイウェイを通るC系統もあるのですが、アウラニ最寄りバス停までは停車バス停が同一なのでどちらに乗ってもOK(合わせて1時間に3本くらいあります)。

15分ほどでアウラニ最寄りバス停に着き、そこからは歩いて15分ほどでアウラニに戻ってきました。

バス停はこんな感じ。日本のように路線図があるわけではありません

費用は、

  • ライドシェア(Uber):チップなど込みで約29ドル
  • バス:1人3ドル

2人で計35ドルほど。

この価格で済むならば全然OKかと。

特に行きのUberは朝ということもあり、安全性を考えてもUberを使えてサクッと行けて良かったです。

もちろん全ての行程でバスを使えれば最も格安になるのですが、利便性や時間のことを考えると適切にライドシェアを使うのが便利かと。

個人的にはバスで一般の人たちの生活を垣間見ながら移動できるのはグッとくるポイントです。

ライドシェアとバスを組み合わせて、時間と費用面をうまく両立させてオアフ島観光を楽しみましょう〜。

バスに乗れるようになると、車がなくても移動できる範囲は広がりますよ。プラスしてライドシェアを組み合わせると時短にも!

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