ヒロインになる旅

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東京マラソンにはガチなランナーも多く当選しているが、たまにこういう人がいる。
それは、「フルマラソン走ったことないのに応募したら当たってしまったラッキーな人」である。
10倍超の倍率なのに、毎年こんなラッキーボーイ、ラッキーガールが登場する。
東京は一度も当選したことがない私としてみれば、うらやましいとしか言いようがないぞ。

その流れでいくと、一昨年は見切れ写真グループで散々お世話になっている家元・前多先生が当選した。
当日まで色々あったが、完走した時にはものすごい反響があった。
(現在は雪深い)青森県民、体重100kgとか差し引いても、である。
こういう人でもフルマラソンは完走でき、大きな感動を呼ぶのである。

そして今年はよさこい仲間「坂戸楽天」のJunJunさんが当選!
最長はハーフマラソンらしく、フルマラソンはもちろん初めて。
私がマラソンを走っているのはよさこい界でもそこそこ知られており(しかも病弱なのに、という枕詞がつく)、色々情報提供。
特に前多先生のリアリティある東京マラソン完走記は喜ばれたよう…。
私は応援慣れしていることもあり、マラソン応援者向けの情報も作ったりして当日を迎えることとなった。

私は東京マラソン祭りのよさこい応援演舞も見たいので(爆)、午前中はよさこい演舞を見つつ、午後からは応援を中心にする予定を組み、まずは茅場町へ。
(よさこい応援演舞の様子はこちら)
演舞を見つつ、お知り合いランナーを探しつつという、目線はどこにある!?的な応援をしているという…。

本格的に応援をスタートしたのは2カ所でのよさこい応援演舞が終わってから。
日本橋方向に向かう途中で同じくよさこい仲間「東山道三蔵&なるたか」のGサーさんが来そうだったので、茅場町駅前で待つことに。
Gサーさんはマラソン経験もあるし、何ら完走への心配はしてなかったのですが…、本人が言うよりペース遅くない?
5時間で完走と言っていたけど、5時間半のペースランナー、過ぎて行っちゃったよ…。
本人はそれからしばらくしてから到着。
あまりに元気だったので特に心配はせずに送り出したが…、後で沢山の目撃情報が出たことを考えると、色んな人たちの応援に愛想を振りまいていたんだなぁ…いい人だ。
続いて私の所属するランニングクラブのFさんが来たので話をした直後にJunJunさんが到着!
今のところは元気そうで一安心。
まだ10kmすぎだけど、とりあえずは大丈夫でしょう。
この後は浅草も通るし、楽しんで〜。

そんな茅場町駅前でGサーさんと見切れ。普通に元気!

私はこの後、日本橋、日比谷とよさこい演舞を見、内幸町にある40km付近に移動。
ランニング読書会主催者仲間のMさんが早々にゴールしそうなので応援をしに。
流石ガチなランニング読書会主催者!
ノンビリな私とはえらい違い…速いな〜。
Mさんは最終的に3時間半切りでゴール!カッコいい〜。
続いて見切れグループのひできち師範も来そうだったので待つと…わ、分からん。
多分4時間のペースランナー付近にいたんだろうな…人が多かったよ。
ひできち師範も4時間切り!こちらもカッコいい〜。
そして40km付近の向かいにある31km付近に戻り、再びGサーさんと遭遇。
こんだけ元気なら大丈夫でしょうってぐらいの明るさ!

そして日比谷でのGサーさん。沿道からは「若旦那」と呼ばれたよさこいの衣装…!まだまだ元気ですね

Gサーさんを送り出し、JunJunさんの状況を見てみると…ん、次の関門危なくない?
しかも私の情報網だとJunJunさんの現在地付近で応援している人はいなさそう(みんな日比谷あたりにいる)。
これは行かないとやばいパターンだと急ぎ電車に乗り込み、日本橋へ。
一昨年の東京マラソンは30km関門で前多先生も(見切れグループでもう1人の初フルマラソンの)荒川さんも危なくて、荒川さんはアウトだったからなぁ。
(私はその時30km関門に向かったものの間に合わなかった)

日本橋交差点に着くと…あぁ、金色風船こと「完走サポートランナー」が見えてる!
えっ、いる?いる?と目を凝らすと、スライムを被った赤紫のTシャツを発見!
JunJunさーん!とすぐに声をかけ、歩道近くに寄ってもらい、持っていたコールドスプレーをシュー、シュー。
両膝が痛いんです…と。あぁ、痛くなってしまったのですか。
でも関門通過ギリギリなので、何としてでも有楽町(30.1km関門)まではあの金色風船にくっついて走ってください、とお願いし、別れたのでした。

日本橋でJunJunさんの後ろ姿を。何とか金色風船について行って〜

すぐに関係各位に連絡し、私も電車で再び有楽町へ。
地上へ上がると…目に入ってきたのは金色風船!
いる?いる?と確認したら…いた!
関門も無事通過…30kmの通過タイムを見る限り、閉鎖2分前での通過でした…危なーい。
でもここが関門的に一番きついので、ここさえ通過できれば大丈夫な気がするな。
私はまたしても電車に乗り、三田へ。

三田(田町)に次の関門があるので、田町駅前で待っていた私。
進行具合を確認しながら待っていると…、あれ、まこっちさん。
JunJunさんのご主人であるまこっちさん、私の関門ギリギリ情報を見て、慌てて田町まで来たらしい…。
応援ナビ(東京マラソンの応援者向けツール)を見ながらまだ来ないんですが大丈夫ですかね、というのを「いやこれはGPSで計測しているのではなくて、直前5kmの通過タイムから予測しているんですよ」と説明して安心してもらい。
たぶん大丈夫ですよと言っていたら、おぉ、来たきた。
まだ関門閉鎖まで5、6分あるので止まりましょうと言い、再びコールドスプレーをシュー、シュー。
再び走り出したJunJunさんを見てまこっちさんは「ついて行く」と。
えっ、まだ8kmありますけど…!

私は流石について行くのは違うと思ったので、関門向かいの「あと5km」地点で待つことに。
ちょうどここで最後のよさこい応援演舞として「躍動」さんの演舞があった、というのもあり。
演舞を見ながら沿道も、と見ていると…、来た来た。
周りは歩いている人がほとんどでしたが、JunJunさん走ってるし!
おぉ、流石の根性、と思っていたら歩道にはまこっちさん…本当について行ったのか。
JunJunさんはトイレに行く余裕もあり、再びコースへ。
そしてついていくまこっちさん…いやはや、夫婦愛。
私は当初最終関門(39.8km)で最後待とうかと思ったのですが、ついて行くなら私が待つ必要もなかろうと、ゴール方向へ。

そんなJunJunさん。思ったより元気で良かった…

ゴール付近では「熊舞」のコバさん御一行と合流。
コバさんも今日は早朝のスタートからずっと一緒でしたものね〜朝からお疲れ様です。
ここにはまこっちさんのお母様や著名なあっちゃんさん(國士さんだったかな?)もご一緒とは…JunJunさん、愛されてるなぁ。
現在位置を確認しながら、仮装の人たちを見ながら待っていると…来た来た!
あと少し〜あの角を曲がればゴールですよ〜!
ゴール間近には立ち寄れないため、たぶんゴール、ということで。

ゴール直後にはまこっちさんの元にJunJunさんから電話が。
無事ゴールしたよ〜という電話でした。
良かったよかった。
でも私が一番心配しているのは、ゴールから荷物受け取り&更衣室のある日比谷公園まで歩いて行くこと…ゆっくりでよいので〜。

その後一行は歩いて日比谷公園へ。
しばらくああだこうだと話していると、先にゴールしたGサーさんが登場。
なんか普段と変わらないですね…流石。
JunJunさんはかなりゆっくり登場。
それでも思った以上に元気ですよ、一昨年の前多先生はぐったりしていたものなぁ。
私は無事戻って来たことを見届けて御一行と別れたのですが、その後居酒屋で
ビールを飲めるほどだったらしい…なら良かった。

JunJunさんにとってはとんでもない旅だったかもしれませんが、ヒロインになる旅がこれにて完結、ですね。
当分は完走メダルを持ってあちこちで自慢して来てくださいね〜。

たぶん今まで走ったことのない人がフルマラソンを走れるとヒーロー・ヒロインになれるんですよ、というのを改めて実感した東京マラソンでした

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